2006年01月11日
野洲高校でしたね。
追いつかれたときには、これは鹿実かなあと思ったのですが、延長に入ってからも野洲高校の選手たちは自分たちのサッカーを継続できていましたので、「これは・・・」と思っていたら、ため息の出るような美しいサイドチェンジから、短いパスをつないで鹿実の守備を完全に崩し、勝ち越しゴールを決めてしまいました。
高校サッカーで、あれほど精度の高い、かつ、美しいプレーの連続を見られるとは、うれしい驚きです。
創造性豊かとかテクニカルとか言われた野洲高校でしたけれども、僕の目には野洲高校の選手たちの基礎技術の高さが特に印象的でした。
具体的には、トラップをはじめとするボールコントロールの技術。
ボランチのあたりから前線に長いボールを入れても確実にボールコントロールできる選手たち。
ペナルティエリア付近でも、あわてないで落ち着いてボールをコントロールするディフェンダー。
どれだけの練習を重ねたら、あれだけの”基礎技術”と”落ち着き”を身につけることが出来るのでしょうか。
それこそ血反吐を吐くような日々の練習の積み重ねの上に、あの華麗なサッカーがあるのでしょう。
感銘するべきは、国立決勝という華麗な舞台での”結果”に対してではなく、日々の練習の積み重ねの方なのかもしれません。
何はともあれ、野洲高校優勝おめでとう。素直に感動しました。
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ゴール裏で全力で応援しています。
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