昨日は母と一緒に、旭川医療センター主催の
「創立110周年・新棟完成記念市民講演会」へ出かけてきました。

その中の１つ、ＮＨＫ気象キャスター　半井　小絵さんの
「気象予報の舞台裏」。

つかみは当然(？)ご当地ネタ。

一昨年、ご家族で旭川へいらしたそうで、あさひやま動物園、
三浦綾子記念館、氷点の「見本林」、雪の美術館、それから
美瑛方面も巡ったそうです。

気象キャスターとしての仕事の話から「気象クイズ」、
異常気象の話など、約50分の講演でした。

冒頭の話はずいぶんぎこちなく聴こえましたが、
気象の話になると本領発揮といったところ。
　
でも、毎日見ている母曰く
「もともと喋りはうまい方ではないよ」

クイズの１つ。

雨の粒はどんな形をしているでしょう？

①丸い形

②肉まん型

③なみだ型

答えは最後に(笑)


午後７時のニュースに向けて、午後からＮＨＫへ、
２分間のために情報収集からポイントをしぼる、自分で原稿を書く。
(同時通訳の方に原稿を渡す)

画像もご自分で作るそうです。

通勤途中は、季節の変化を肌で感じたり、電車の中で
○○の予報は当たらなかったねーなどの会話が耳に入って
きたりするそうです。

衣装は、スタイリストさんが常に５着程用意してくれた中から、
その日の状況によって決めるそうです。

全国的にお天気が良い時は華やかなもの。
今のようにNZ地震など災害が起きている時は地味なもの。

２分といっても他のニュースによって、「巻き」や「のばし」が
あるそうで、そんな中でもしっかり対応できるように本番前は
記憶しておくことがいっぱいあるようです。

「気象は生ものですから」という言葉が印象に残りました。

明日、月曜日の「ニュース７」では、

「皆さんの顔をを思い浮かべながら原稿を読みます」

とおっしゃっていました。



半井さんのあとから、鈴鹿医療センターの院長先生による

「ふるえる総統　居眠る大統領　～20世紀の政治家たち～」

の講演もあったのですが、仕事が控えていたので拝聴できずに
残念でした。


クイズの答えは②の肉まん型だそうです。
下から風を受けるので、下の部分は平たくなるそうです。

大先輩が、昔、肉眼で見たことがあるとおっしゃっていました。