救急法基礎講習

2010年10月17日

今日は、朝9時から午後3時まで、タイトルの講習を受けて
きました。
座学と実習と、最後には実技検定&筆記のテスト。

テキスト キューマスク

             教本とキューマスク


心肺蘇生での、胸部圧迫30回+人工呼吸2回の1サイクルを、
記憶にあるだけでも午前の部で2回、午後の部で3回繰り返し、
身体のあちこちが筋肉痛です(>_<)!
 
救命隊員や医師は技術は当然のことながら、体力勝負なんですね。

復習がてら今日学んだ「一次救命」を思い出してみます。





「人が倒れています」
  
    ↓

二次事故の危険がないことを確認しながら近づく

    ↓

意識の確認 「もしもし、大丈夫ですか」
  声をだんだん大きくしながら三回呼びかける

    ↓
 
「誰か来て下さい」
  協力者へ、「あなたは119番通報お願いします」とか
  「あなたはAEDを持ってきて下さい」と具体的指示を出す。

    ↓
 
気道の確保・呼吸の確認
 
    ↓

キューマスクを着けて、人工呼吸2回+胸部圧迫30回 

    ↓
 
AEDの到着と共に胸部圧迫を交代して貰い、電源をОN
胸を開いて、パッドを貼る

    ↓

心電図解析

    ↓

ボタンを押す・ショック開始

    ↓

胸部圧迫と人工呼吸再開

        救急車の到着まで続ける・・・

この流れ(フローチャート)を、デモを見せて貰ってから、
実習するのですが、頭ではわかったつもりでいても、いざ実行
してみると、手順すらもあやふや。まして、「心肺蘇生」とか
「胸部圧迫」といった用語がサクサク出てこなくて苦労^_^;

人工呼吸では、コツがつかめずに、人形の胸が膨らまずに
何度もトライ。どうしても空気が漏れちゃうんですよね。

午前はあたふたとしてどうなることかと思ったけれど、
指導員さんのフォローを受けながら繰り返しているうちに、
身体に染み込んで慣れてきました(^.^)
指導員さんは細かい部分まで丁寧に指示してくれて、しかも根気よく、
緊迫した中にも和やかな部分も織り交ぜて教えて下さいました。

最後の検定のあと、

「lastradaさん、1つだけ惜しかったぁー。
 気道確保のあと、キューマスクを取りだす時に顎を支えて
 いた手を離したでしょう」

と、ホントとても残念そうにおっしゃっていましたf^_^;

胸部圧迫は、手の位置や、押す深さ、テンポばかりに注意が
いってしまうけれど(当然大事)、指導員さんのおげで、
「心臓を圧迫して血液を身体中へ送る」というイメージを描こうと
思えるようになってきたかな。

その他にも、身体を温めるための毛布の使い方とか、
異物の取り除き方などを教えてただきました。
本当にためになることばかりで、とても充実の1日になりました。

ちなみに、現在、旭川には200台弱のAEDが設置されており
(数的には足りないらしい)、24時間使用可の場所はまだまだ
少ないらしいです。

札幌ドームにも設置されていましたよね。
CVSの時に、お手伝いできるといいですが、
出番がないのが何よりですね。


悪戦苦闘の証!

認定証

認定証は今日から3年間有効とのことです。
次の応用編は難しくなりそうですが、折をみてチャレンジする
気持ち満々の私です。



【おまけ】

ランチ

お昼は地下のお食事処で「海老フライ定食」580円。
美味でごじゃりました(^~^)

ご夫婦で参加されていた方もいらして、
私は奥さまの方と組んで実習することが多かったのですが、
「母も歳になってきたし、(夫と)お互いにできればと
 思って参加しました^^」とおっしゃっていたのが、
微笑ましく、羨ましく(?)感じました(^▽^) 



post by lastrada

21:48

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