今日はチームもオフなので、少しだけプライベートな（？）お話を、
しようと思います。

ヒデ（元日本代表・中田英寿さん）の現役引退は私にとって
大激震でした。
たかがヒデ、されどヒデ・・・ってな感じで、不覚にも
ドーーーンと落ち込んじゃいましたヾ（＾‐＾）；

そんな時心に染みたのは、mailの励ましだったり、
あるブログで目にした一文でした。
本当に有難うございます　m(_ _)m

そしてもう１つ、とても温かなコンサート♪
長く語ってしまうので、お時間に余裕あればお付き合い下さいませ・・・

人それぞれだと思うのですが、私の場合、
何かに落ち込んだ時は、歌詞のある曲はダメなんです・・・
ますますドヨーーンと暗くなってしまって。
（英語なら意味わからずＯＫかも・笑）
またエネルギッシュなアーティストもＮＧかな、
パワーに負けて、ますます沈んでゆきそうで・・・
（パワフルなものは元気な時に聞くと勇気になったりします・笑）

皆さんは北海道と絆の深ーいピアニスト＆作曲家の
西村由紀江さんを、ご存じでしょうかー？

北海道新聞夕刊に不定期にてコラムを連載中の彼女は、
最近では「子ぎつねヘレン」のテーマ曲を手がけたり、
ＮＨＫ教育ＴＶ「趣味悠々」では「やさしいピアノレッスン」の
講師役も担当されています。

彼女が紡ぐ優しいメロディーは、お昼のワイドショーなどでも
お馴染みだったりしまーす。皇室関連ネタのＢＧＭによく
使われていたり、ドラマにさりげなく流れていたり・・・
古くは「１０１回目のプロポーズ」の音楽担当もなさっていましたねー。

ちょっと思い入れの深いピアニストなので、前説が長く
なってしまいました(^_^;)

このコンサートの日は、ドームでの愛媛戦だったのですが、
たまたま仕事も入っていたので、ドームまでゆくのは物理的に難しく、
思いきって、東川町でのコンサートへおじゃましました。

今回のコンサートは、西村さんが今年４月に、旅番組ロケにて
東川を訪れた際に「今度コンサートして下さいよ」「ええ是非
呼んで下さい」とトントン拍子に進んだ話だそうで、７月に実現とは
「東川町芸術文化招へい委員会」さま、グッドジョブです！
東川町さんには、コンサのジュニアユースのグランドがある関係で、
ほんとにお世話になっていますね　m(_ _)m
しかも前売りチケット3000円のところ、東川町補助金により
2000円だなんて有り難すぎ。   ＞東川町さん　有難う

サプタイトルに　～　音と話してみれば　～  　と名付けられた
このコンサート。

オリジナル曲が中心にプログラムが進んでゆくのですが、
とにかく優しく繊細な音色が心に響きます。
ごちゃごちゃ余分なものは一切なくて、本当に必要な音だけを
選んだシンプルな曲。ハーモーニーを選ぶセンスも抜群。
しゃれたメロディーなのに、どこか懐かしくて、温かみが伝わり
傷心の？私には心地よく感じられました。
また彼女は、日本古来の女性の「たおやかさ」を表現できる稀少な
演奏家と思っています。

＜ひだまり・木漏れ日の中で・風のスキップ・風に向かって＞

こんな自然の場面を音にスケッチしてしまう感性はさすが！
本当にその場面を見たように「音」が聞こえてきます。
そして！彼女の奏でる透明な音色は北海道の澄んだ空気と
最高のコラボを作り出してゆきます。

小学生時代に弾いたというクラシック曲メドレーもご披露。

エリーゼのために～トルコ行進曲～アイネクライネナハトムジーク～
愛のあいさつ～別れの曲～乙女の祈り   
　　　　　　　　　　 等々（ん～～１０日も過ぎれば記憶力が、、、）

ぶっちゃけ？　オリジナル曲の表現って、他と比べようがないけれど、
クラシック曲になると、聞き比べが出来るので、色々みえちゃうじゃ
ないですかー。彼女の奏でる名曲は１曲ごとの色彩感が、それはもう豊かで、
難しい音符達にキラキラと魔法がかったような表現力でした♪

道新コラムに「ステージ衣裳を選ぶ際には試着後、椅子を持ってきて貰い、
座った姿を鏡に映して決める」と書かれていた通り、今回の衣裳の
色合いもシルエットも品が良く、とてもおしゃれでした（＾＾）

そのほかには・・・
童話（ＶＴＲにて挿し絵）を語りながら、場面展開では音楽を効果的に使用、
ちょっぴり悲しくも人情味あふれるステキなストーリーの「くらげのおつかい」

♪あんたがたどこさ～  に乗せて、観客全員巻き込んでリズムあそび。
盛りだくさんの内容。
会場の反応が温かく、一体感を醸し出すところは、こじんまりとした
会場ならではの良さでした。
この２つは「学校コンサート」でも織り込まれているそうです。

そして印象に残ったのは「子ぎつねヘレン」原作者＜動物写真家＞
竹田津実さんと、動物のことを語り合う場面でした。
竹田津さんは一見素朴な感じに見えますが、実はよくおしゃべりなさる方なんですね。
野生動物と接するには、特別に気を使ってはいけない、自然体で接するのが
一番・・・というお話は目からウロコでした。
実は「子ぎつねヘレン」見てないんですが、まだ見られるでしょうかね？

ちなみに西村さんは「学校コンサート」の他、「病院コンサート」なども
ライフワークとなさっているようです。

曲間のＭＣでは、東川町にきて初めて「樹液」を飲んだお話しを。
甘みがあるそうやけど、私も飲んでみたいなーー。

アンコール曲は「上を向いて歩こう」
あら、私のための選曲かしら？　なんーて思うだけタダなので（笑）
バラード風から弾き始め、ＪＡＺＺ風へと移り変わり・・・
この名曲に、うるっと涙。。。
そうそう、この間、あちらこちらから自然と口ずさんでいらっしゃる方の
声が聞こえて、それがまたステキな雰囲気でした♪

心から音とふれあえた幸せなひとときでした。
音楽の癒し効果、あなどれず・・・（笑）

温かな音楽を身体中で感じたせいか、帰り道はワクワク♪
ワクワクの要因はコンサ勝利もプラスされてるんですけど（笑）
ヒデの現役引退はショックだったけれど、その分もコンサドーレを
いーーーっぱい応援しなさい　という神さまのメッセージやと、
前向きに（というか都合良く・笑）考えることにしちゃいました！

最後に嬉しいことが、もう１つ！
会場駐車場にて、ドーレくん＆コンサフラッグをつけた車と
遭遇しちゃいました☆
コンササポさんもいらしていた様子ですね！！

                                        お・し・ま・い