秋春議論で欠落してる議題

2009年07月17日

ご無沙汰いたしております。
久々に訴えたいことが有りまして。
 
 
 
昨日ニュースでJリーグ秋春制移行へ調査ってのがありました。
 
犬飼会長が随分執着してるなとの印象ですが、北国在住の身としては「出来ない」と言った回答しか無いと思ってます。
しかしながら先日のアウエイ仙台戦(30℃超)に参戦した時の感想は「秋春制を唱えるのもよくわかる」でした。
 
とは言え、冬に積雪地帯でプロレベルとしてサッカーをするのは不可能との見解しかありません。
試合が出来る出来ないでは無く、練習が出来ないのです。
 
練習場に屋根を作ったって無駄。ボールが蹴れる高さの屋根ならば雪は屋根の下にしっかり積もってくれるでしょう。
「雪かきすれば」なんて意見を言う人がいるならば、やはり「積雪地帯で暮らしてから言ってもらいたい」という返答になります。
屋内練習場を作るにしたって、北国のチームだけ人工芝で怪我のリスクを背負いながら練習しなければならないのでしょうか?それは公平ではありません。
 
冬は南国でキャンプしながらなんていう意見もあったようですが、それではホームタウンもへったくれも無いですよね。
 
まあこの辺の議論は以前にいろんな方が意見していたので私がこれ以上重ねて言うことは無いとして、私が訴えたいのは維持費の話。
 
「冬季開催の場合に寒冷地の施設改善に必要な費用を試算」とありますが、「作る・改修だけじゃなくて維持していくのにも費用がかかる」と言うこと。
 
維持費についての議論が欠落してると思います。
 
維持費は誰が負担するのでしょうか?クラブ?JFA?Jリーグ?地方自治体?
 
座席ヒーターを作動させたらそれなりの費用が掛かるでしょう。
点検費用も掛かるでしょう。
修理代も掛かるでしょう。
 
スタジアムの座席ヒーターだけにしたってパッと思いつくだけでこれだけ費用のかかる項目が想定されます。
スタジアムの芝の問題、練習場の問題なども考えるとどれだけの負担項目があるのかわかりません。
 
そんなものをクラブや地方自治体に押し付けるのでしょうか?
 
 
そんな難しく、費用がいくら掛かるかわからず、どれだけのメリットがあるのか解らないことをするんであれば、試合数を減らして暑い地域では6月下旬から9月中旬ぐらいまではナイター開催のみにすれば事足りる話だと思うんですけどね。


post by とも(登別)

21:38

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