【天皇杯5回戦】痺れた

2006年12月18日

あのフクアリでの劇的な試合から1週間が経った。
ちょっと振り返ってみよう。


J1の新潟に先制を許す。
格上の相手に対して前半に先制点だけは与えたくなかった。
でも誰かのゴールで追い付き1-1で前半を折り返す。
もし0-1だったら相当に辛かった。

後半の早い時間に砂川のゴールで逆転する。
でも、このまま楽に終わるとは思えない。
相川がGKと1対1の状況でシュートはクロスバーに嫌われる。
そして優也のポカミスで同点に追い付かれる。
残り10分を守りきれなかった。
やはりこの勝負は甘くない。

流れが新潟に傾いた状況で延長戦に入る。
砂川は足の疲労が限界に達し、守備が無理なのでFWにチェンジ。
でも他のメンバーが体を張って強固に守り点をを与えない。
そして時折カウンターを仕掛ける。
とうとう120分間の戦いでは決着が着かなかった。
この時、チームの精神的な成長をとても感じていた。

舞台は運命のPK戦へ。
両チームとも5人全員が決めてサドンデスに突入。
とてつもない戦いである。
8人目の先行の西嶋が決める。
まだ両チームとも一本も外していない。
そしてついに優也が止め、熱く長く厳しい戦いに終止符を打った。

札幌が勝ったのだ。
こんなに痺れた試合はもちろん初めてである。
きっと語り草になるであろう。


この日のゴールはいつに無く一体感があった。
黄紙ゲットのフッキに対し、すぐさまコールでなだめる。
ポカミスの優也に対し、コールで下を向かせない。
延長突入する際は、「攻めろ」コールで選手を後押し。
PK戦は皆が自然に中央に集まって、優也をコールで奮い立たせる。
サポもたくましくなっていた。



post by アベラルド

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