出張日誌(9/25)

2007年09月25日

4日連続の投稿。
日誌らしくなってきましたね。

いや無理に書いているわけではなく、普通に生活しているだけで勝手にネタができてしまうんです(笑)

ということでまたまたまたタクシーネタです(汗)
今日は長編ですよ。

昨日も書いたとおり今日は中秋節。
予告通りみなさんさっさと定時で帰って行きました。
そんな中、私は定時間際に日本の上司からskypeでつかまり、1時間遅れの18時半頃の退社になりました。
今日は帰りの送迎バスがないと聞いていたので、タクシーでの帰宅です。
ただ帰宅ラッシュのこの時間、中国ではなかなかタクシーを捕まえられません。普段ならいつも待機している場所にも当然停まっていません。
流しのタクシーを捕まえなければならないんですが、…やっぱりなかなか通りません。

そうこうしていると、1台、助手席に1名客を乗せたタクシーが近づいてきました。
こちらでは混み合っている時間、タクシーの「相乗り」は極普通のことのようです。実際、以前私が乗っていたタクシーに全く見ず知らずの人が乗ってきたこともありました。
運転手が何か一言二言言っていますが、当然理解はできません。とりあえず手を横に振って遠慮しました。
…が、その後はフリーどころか相乗りできそうなタクシーですら通らず、通ってもほぼ満席で乗っていたりします。

まいったね…とかなり心細くなってきたところに、再び1台のタクシーが近寄ってきました。また運転手がなんか言っていますが理解できないので、とりあえず自分のホテルの名前を伝えました。私の発音が悪かったせいか、3回目くらいでようやく伝わって、助手席に乗っていた先客と相談の上、なんとかOKということになりました。
まさに渡りに船。
助かったと思って乗り込んだのですが、それもつかの間。
走り出してまもなく、普段の通勤ルートから思いっきり外れた道を走り始めました(汗)。

若い男女7人で乗るピンクのワゴンで見知らぬ国を旅する「あいのり」なら夢も希望もあるかもしれませんが、全く知らない中国人が前席に2人、後席は中国語のわからない日本人が一人乗ったタクシーが見知らぬ道を走っている「あいのり」には夢や希望なんてこれっぽっちもありません(泣)。
頭に浮かぶのはネガティブなことばかり。

運転手が時たま無線で話している内容も、ひょっとしたら、
「日本人1人GETしたぜ。今からそっち連れてくから」
なんて話してたりして…

…とりあえず「助けて」は「救命(チューミン)」だっけ???
…今財布にいくら入ってたっけ???
…最悪これで逃がしてもらえるだろうか???
…ていうかここどこさ???

etc.


と、とにかく身を守ることばかりあーだこーだ考えていたのですが、そのうちに助手席の先客の目的地へ到着。20元ちょいを払って降車。
その後タクシーは自分も知っている道を走り始め、ようやく帰れる確信を得ました。
ほっ。杞憂でよかった…
っていうかビビリ過ぎ?(笑)

ただ納得行かなかったのはその料金。
ホテルへ着いたときのメーターは38元程度。いくら払えばいいか聞いたら、運転手は手で「30」と示しました。
あれ?先客20払ってるでしょ?せいぜい私も20でしょ?
なんて思ったものの、ディスカウントする言葉も知らないので、とりあえず払って降りましたけど。
まあ今日は無事届けてくれただけで良しとします。

あ、また領収書もらい損ねた…


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