古き良き時代?いやそれほどよくはなかったかな

2007年07月05日

先週の金曜日から、月曜、そして今日と、飲んで帰る機会が多くなっています。

数少ない東京での生活のよいところといえば、会社帰りに気軽に飲んで帰れるってことですかね。北海道じゃ札幌はまだしも、それ以外の地域だと自家用車通勤の人が多くて、会社帰りに誘い合って飲むっていうのも結構億劫だったりします(一回帰ってから出直すとか、代行車使うとか…)。


数年前、一緒に仕事をしたある上司がいました。

長期出張で単身北海道から出てきていた彼は、晩飯は晩酌兼ねてどこかの居酒屋で済ますという人。
住処は大船にあって、通勤には東海道線を使っておりました。
飲んで帰ることがほとんどだったため、なくしちゃいけないということで、彼はかばんというものを持ち歩いておりませんでした。必要最小限のものだけ上着のポケットに入れての手ぶら通勤です。

ある朝、彼から携帯にメールが届きました。

「上着が一人旅してしまったので、小田原まで迎えに行ってくるから。」

脱いで網棚かなんかに置いた上着を忘れ、それが終点の小田原まで行ってしまったようなのです。
必要最小限のものしか入っていない上着を。


そして昼過ぎ遅くに出社した彼は悪びれた様子もなく、さも普通に
「おみやげ~」
と一言、私に箱を一つ手渡しました。
箱の中には小田原名物の蒲鉾が入っておりました。。。


…今は別会社へ転籍となった彼。今頃北海道のある街でパチンコ三昧のお気楽生活を送っているのではないでしょうか。
いろいろと言動には振り回されることもありましたが、憎めないおじさんでした。


降車駅で居眠りから目覚めたとき、なぜかそんなことを思い出しました。



さあ、U20代表。
コスタリカ戦頑張れ。

ってまったく脈絡ないんですけど。


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