2011年04月30日
「札幌サッカーアミューズメントパーク」などを運営する「北海道スポーツクラブ」の予約状況を見ると、時々「コンサドーレ札幌ナイターリーグ」という予定が入っています。 今年も密かに「ナイターリーグ」やるんかい?
4月24日に行われた「JFAプレミアカップ」を見るために雁来へ行ったところ、練習場ではコンサU-18と黄色いチームが試合をしていました。 後半が始まる様子です。 この黄色いチームは「ノルブリッツ」で、練習試合にしては主審が黒い本職のようなので、交代でアウトした選手に尋ねてみると「ナイターリーグ」なんだそうです。まだ午前中なのに。 東雁来公園での決勝戦を見るために移動するまで眺めていると、コンサU-18の方は新1年生も出場してるけど、それなりに優勢なように見えました。 用具庫の裏で芝を養生していました。 かつてアミューズメントパークの方で天然芝を養生していたけど、そこにトレセンハウスを建設することになったので、こっちに移動してきたんでしょう。
東雁来公園は、平成25年度から全面が使用開始になるようです。 木道の脇に、白っぽい土を盛った部分があります。 よく見ると花の名前を書いた標柱が立っており、植える花が決まっているようです。(既に植え終わっているのかも) 豊平川方面へ向かう歩道も出来ました。 「東雁来やすらぎ緑道」という名称らしく、左側が福祉交流地区、右側が市営住宅の予定地らしいです。(位置図) 堤防の脇に「河川防災ステーション」が出来て、水防活動の資材も置いてあります。 その種の資材は、活躍しないで済むに越したことは無いんですけど。 こんな講演が行われたなんて、知らなかったよぉ。
2011年04月27日
先週末の23日と24日に東雁来公園サッカー場で、JFAプレミアカップの北海道大会が行われれました。 この大会は、5月3日~5日に大阪府の「J-GREEN堺」で行われる、「JFAプレミアカップ2011 supported by NIKE」に出場する北海道代表チーム(1枠)を決めるものです。(震災のため、会場をJヴィレッジから変更) JFAプレミアカップの優勝チームは、「マンチェスター・ユナイテッド・プレミアカップ・ワールド・ファイナルズ」という世界大会へ出場でき(開催要項は未定)、この年代としては唯一の世界大会となります。(大会要綱) →JFAのトピックス、日程(いずれもPDF) →道協会の北海道大会・開催要項、日程、結果(いずれもPDF) →オフィシャルのニュース プレミアカップの北海道大会への参加チームは、昨年度の高円宮杯北海道大会で上位だった、コンサドーレ札幌U-15、SSSジュニアユース、アンフィニMAKI.FC、札幌ジュニアFCユース の4チームです。 試合時間は40分ハーフで、10分ハーフの延長戦やPK戦もあり得ます。
まず4月23日(土)の10時半から東雁来公園サッカー場で、準決勝の2試合が行われました。 小雨が降る天候ですが、予め悲観していた程の降り方ではありません。 とはいえ、眼鏡や携帯やメモ帳に雨滴が付くので、試合に集中し難い状況ではあります。 この大会は、「ナイキ ジャパン」が特別協賛しています。 札幌ジュニア(紫) vs コンサU-15(白) コンサU-15のスタメンは、GK:信田、DF:藤本・深井・濱口・島倉、MF:藤井・杉本・倉持・鳥居、FW:平川・久保田 で、控えには、三森・清野・熊倉・高橋・中島・大地・新田・鈴木・佐々木 が見え、倉持がキャプテンマークを付けています。 ビデオ係として皆川と名古屋もおり、杉本・久保田・三森は2年生の選手です。 しばらく見ないうちに印象が変わってしまった選手も数人いて、「アナタダレデスカ?」と言いそうになります。 5分に久保田が左から浮き球を入れたチャンスだったと思いますが、ワンタッチあって右の遠めから杉本が思い切って打ち、これがゴール左隅に刺さって先制します。(1-0) ポゼッションはコンサに分がありますが、札幌ジュニアのプレスが良くて、なかなか思い通りには攻められません。 7分には島倉が左サイドを上がってクロス、藤井がヘディングを当てたものの左へ外れてしまいました。 10分に杉本が浮かしたフィードを入れましたが、突っ込んだ藤井は間に合いません。 11分に得たチャンスでスルーが久保田に出て、独走になってGKも外して打ったシュートはサイドネットに外から当たりました。 15分の右CKはクリアされます。 21分、札幌ジュニアの右サイドをえぐって中央へパス、オフサイドにならずに打たれたシュートに信田が触ったけど、左隅に入りました。(1-1) これで試合は振り出しに戻りましたが、28分にフィードのクリアミスを生かして島倉が左奥からクロス、平川がダイビングヘッドでニアに打ち込みました。(2-1) 34分には、GKのクリアがDFに当たって得た右CKから、 混戦のこぼれ球を押し込んで点差を広げました。(3-1) 35分に審判が勘違いして笛を吹いてしまい、再開後のCKを生かせずに5分経って前半が終わりました。 後半に向けてコンサに交代はありません。 7分の左クロスでファウルがあり、ゴールキックとなりました。 13分に、平川に代わって大地が左SHに入り、鳥居が右へ移って、藤井がFWに上がりました。 18分に藤本の独走から久保田に渡り、左から寄ってクロス、藤井のシュートは惜しくもバーに当たってしまいます。 25分に得たFKの前に、深井に代わって鈴木が左SBに入り、島倉が右へ移って藤本がCBにズレたようです。 26分になって右タッチライン近くのFKを鳥居が蹴りましたが、直接キャッチされました。 35分に、久保田に代わって佐々木がFWに入りました。 36分に強いミドルを打たれたものの、向かい風に失速して難なくキャッチできました。 37分には信田に代わって三森、杉本に代わって中島が入り、その後は得失点が無くて後半は(0-0)、トータル(3-1)で勝ちました。 もう一方の準決勝である SSS vs アンフィニ の試合は、(5-0)でSSSが勝ちました。
翌24日(日)の12時から、東雁来公園サッカー場の東ピッチで決勝が行われました。 今日は曇天ながら時々日が差すものの、たまに雨粒も落ちてきます。 コンサU-15の父母に代々引き継がれている、応援ダンマクを張ります。 内側から見るとこんな風に、ビクトリーをデザインしてあります。(と推測) SSS(白) vs コンサU-15(赤黒) コンサU-15のスタメンは準決勝と同様に、GK:信田、DF:藤本・深井・濱口・島倉、MF:藤井・杉本・倉持・鳥居、FW:平川・久保田 で、控えには、三森・清野・熊倉・高橋・中島・大地・新田・鈴木・佐々木 が見えます。 10分にシュートを打った場面で接触があり、SSSの選手が膝を痛めたようです。 13分に深井がチャンスを得て右奥からシュート、これはサイドネットの外側から当たりました。 25分のピンチからのカウンター攻撃は、オフサイドになって費えました。 29分に杉本が倒され、相手にイエローカードが出ました。 33分に得たビッグチャンスは打ち切れず、ゴールキックを与えて終わります。 40分のピンチに信田が出てパンチ、出てる隙に打たれるピンチになったもののクリアできました。 さらにSSSの右奥でFKを与え、このキックを信田が叩いたけど左ポストの内側に入ってしまいました。(0-1) 前半はこれで終了し、1点のビハインドとなって折り返します。 後半に向けてコンサに交代はありません。 7分に久保田のシュートがはじかれてCKとなり、 CKが続くチャンスとなりましたが、打っても打ってもクリアされて得点できません。 8分の島倉の左クロスに合わせた久保田のヘディングはタイミングが合わず、バーを大きく越えてしまいます。 しかし14分になって右寄りを持ち上がった久保田が渾身のシュート、GKの手をかすめて左上に入りました。(1-1) 焦らず攻められるようになったせいかチャンスが多くなり、17分にも久保田がシュートを打ちましたが、はじかれて惜しくもネットに乗りました。このGKは何度もピンチを防いでいます。 38分に島倉が倒されてイエローカードが出ました。 続く39分に得た左CKに合わせたヘディングは流れてしまい、 40分の右CKも流れてしまいます。 チャンスが多いながら追加点を奪えずに終了しました。(1-1) 一休みした後、10分ハーフの延長戦が始まります。 延長開始時に交代はありませんが、6分に鳥居に代わって鈴木が左SHに入りました。 その鈴木が7分にクロスを入れたものの、平川のスライディングは届きません。 9分の左クロスに中央でヘディング、しかし右へ外れてしまいます。 延長の後半2分に藤井が右寄りから切り込んでシュート、はじかれてCKを得ました。 この右CKにヘディングを当てたけど、こぼれ球を受けたらオフサイドになってしまいました。 延長の前後半でも得失点なく、最後の手段・PK戦で決着を付けることになりました。 コンサの先攻でPKが始まり、倉持が1本目を決めます。 相手の1本目を信田が止め、2本目もコースを読んで止めたかに見えたものの、左ポストに当たって内側に転がり込みました。 コンサは2本目をバーに当てて3本目も止められ、以後は双方とも得点したため、PK戦のスコアは(3-4)となって終了しました。 何度か止めれそうだった失点があっただけに信田は悔しい思いが強く、気を取り直した倉持が迎えに行きます。 惜しくも全国大会への出場は叶いませんでした。
2011年04月25日
U-15チームの菅 大輝くんが、5月5日から8日まで堺市の「J-GREEN堺」で行われる「Jリーグ アカデミープレーヤー(U-13)トレーニングキャンプ」のメンバーに選ばれました。 →Jリーグのニュースリリース このキャンプは、Jリーグ・38クラブのアカデミーに所属する選手の中で、将来Jリーグそして世界で戦えるポテンシャルの高い選手として推薦された54名を選抜したものだそうです。 U-13の選手を対象にトレーニングを行うのは、今回が初めての試みとなります。 菅くんは、先の「JFAエリートプログラムU-13」として4月22日から29日まで中国で行われる「AFC U-13フェスティバル 」のメンバーにも選ばれています。
また、U-12チームの加藤 蓮くん、宮﨑 雄大くん、原田 大也くん、本間 寛章くん、中村 太郎くん、関 大唯寿くんが、4月22日から24日まで札幌サッカーアミューズメントパークで行われる「ナショナルトレセンU-12北海道(前期)」のメンバーに選ばれました。 →JFAの開催概要、メンバー(PDF)、道協会の開催要項(PDF) アミューズメントパークでトレセンを見て、東雁来公園でJFAプレミアカップ北海道大会を見てから、いったん帰宅してドームへ出かけ直しても湘南戦に間に合ってしまうのなら、雨降りでも躊躇する必要はありません。 ナショナルトレセンU-12北海道の様子(2011/4/23) 同上(2011/4/24) 試合形式のトレーニングの後、グループ毎に指導を受けます。 せっかく目の前に宿泊施設があるのに、相変わらず宿泊や講義はサンプラザというのも、もったいない気がします。キャパシティーやファシリティーの問題なのでしょうか。
2011年04月21日
4月17日からアメリカ・テキサス州のダラスで行われている「第32回ダラスカップ」に、U-18日本代表チームが出場しており、この代表チームにコンサU-18の榊くんとトップチームの櫛引くんが参加しています。 →予選スーパーグループ・B枠の日程、順位表 ダラスカップが行われている会場の「Pizza Hut Park」を、「Google マップ」で見ることが出来ます。(便利な時代になったもんだ) 会場はダラスの市街地から北方へ40kmあたりの「Frisco」に位置し、札幌でいえば厚田や岩見沢という距離ですが、雰囲気的には「あいの里」のような住宅・公園地域のようです。 現地の天気予報や4月の実況と予報を見ると、日最高気温は30℃を出たり入ったりしており、18日は急に暑くなった(33℃)ようですが、20日は涼しくなりました。 気休め程度ながら、現地はダラスの市街地よりも気温がやや低めになっています。 決勝などが行われるメインスタジアムは基本的にアメフト仕様のようで、付近に「Sake Toro Sushi」という日本食レストランがあるらしいです。 なお現地時間は、日本時間より14時間遅れています。
4月17日に行われた第1戦で、日本代表はコスタリカの「Club Sport Cartagines」を相手に(3-1)で勝ちました。 →JFAのトピックス 翌18日に行われた第2戦では、スペインの「Futbol Club Barcelona」を相手に(1-2)で負けました。 →JFAのトピックス・・う~ん、相手はバルセロナですから。 1日おいた20日に行われた第3戦では、地元テキサスの「FC Dallas USSF U17/18 Academy」を相手に(1-2)で負けました。 →JFAのトピックス・・う~ん、開始5分でGKが退場になってPKを与えたのか。 これで日本代表の予選リーグ成績は、1勝2敗の勝点3でB枠4チーム中の3位となり、スーパーグループの決勝トーナメントへは進めませんでした。 明日からは練習試合を行うんだとか。
前例に倣って期待した通り、Douglasさんの写真集にダラスカップの試合風景が載りました。 日本代表チームの第1戦: 1ページ、2ページ、3ページ、4ページ 榊翔太くんの写真が、3ページ目と4ページ目に載っています。 http://www.douglasfejer.com/2011/Soccer/DallasCup/2011-04-17a/03/2011-04-17a-478.jpg http://www.douglasfejer.com/2011/Soccer/DallasCup/2011-04-17a/04/2011-04-17a-491.jpg http://www.douglasfejer.com/2011/Soccer/DallasCup/2011-04-17a/04/2011-04-17a-497.jpg 櫛引一紀くんの写真も載っています。 http://www.douglasfejer.com/2011/Soccer/DallasCup/2011-04-17a/04/2011-04-17a-507.jpg 続いて第2戦(相手を勘違いして「Arsenal FC」と書いてある): 予定では5ページまで用意されていますが、昨日の試合に行く前の段階では2ページまでしか完成していません。 1ページ、2ページ そろそろ起きる時刻だろうから、これから編集作業が進むのかな? 榊翔太くんの写真 http://www.douglasfejer.com/2011/Soccer/DallasCup/2011-04-18a/02/2011-04-18a-139.jpg 櫛引一紀くんの写真 http://www.douglasfejer.com/2011/Soccer/DallasCup/2011-04-18a/02/2011-04-18a-165.jpg http://www.douglasfejer.com/2011/Soccer/DallasCup/2011-04-18a/02/2011-04-18a-166.jpg http://www.douglasfejer.com/2011/Soccer/DallasCup/2011-04-18a/02/2011-04-18a-176.jpg http://www.douglasfejer.com/2011/Soccer/DallasCup/2011-04-18a/02/2011-04-18a-181.jpg http://www.douglasfejer.com/2011/Soccer/DallasCup/2011-04-18a/02/2011-04-18a-190.jpg http://www.douglasfejer.com/2011/Soccer/DallasCup/2011-04-18a/02/2011-04-18a-209.jpg http://www.douglasfejer.com/2011/Soccer/DallasCup/2011-04-18a/02/2011-04-18a-234.jpg http://www.douglasfejer.com/2011/Soccer/DallasCup/2011-04-18a/02/2011-04-18a-239.jpg さらに第3戦・・が載るかどうかは分かりません。
(追記:2011/5/13) 第2戦の続きのページがアップされました。 しかし相変わらず、対戦相手は「Arsenal FC」とされています。 3ページ、4ページ、5ページ 榊翔太くんの写真 http://www.douglasfejer.com/2011/Soccer/DallasCup/2011-04-18a/04/2011-04-18a-347.jpg http://www.douglasfejer.com/2011/Soccer/DallasCup/2011-04-18a/04/2011-04-18a-386.jpg http://www.douglasfejer.com/2011/Soccer/DallasCup/2011-04-18a/05/2011-04-18a-439.jpg 櫛引一紀くんの写真 http://www.douglasfejer.com/2011/Soccer/DallasCup/2011-04-18a/03/2011-04-18a-253.jpg http://www.douglasfejer.com/2011/Soccer/DallasCup/2011-04-18a/03/2011-04-18a-286.jpg http://www.douglasfejer.com/2011/Soccer/DallasCup/2011-04-18a/03/2011-04-18a-291.jpg http://www.douglasfejer.com/2011/Soccer/DallasCup/2011-04-18a/04/2011-04-18a-367.jpg http://www.douglasfejer.com/2011/Soccer/DallasCup/2011-04-18a/05/2011-04-18a-458.jpg http://www.douglasfejer.com/2011/Soccer/DallasCup/2011-04-18a/05/2011-04-18a-460.jpg DFの写真が多いということは、攻め込まれている場面が多いということか? それとも、カメラで追えないほど速いということか?
2011年04月19日
4月17日(日)の14時から札幌アミューズメントパークの人工芝ピッチで、高円宮杯U-18サッカーリーグ・プレミアリーグ(イースト)の第2節となる、コンサ札幌U-18と流通経済大学付属柏高校との試合が行われました。 →JFAの公式結果、HFCオフィシャルのニュース 大会時に駐車場として使われる「雨水貯留池」は、排雪がまだ融け残っているので使えません。
完成したトレーニングセンターハウスは「夢きたれ」という愛称になり、先週末から使われています。 協会の役員などがプレミアリーグの視察に集まったのかと思ったら、午前中に行われた竣工式に出席したようです。 大会バナーを収納するコンテナ 風が強い中、「チカラをひとつに」幕を張ります。 前夜は寒冷前線が通過して雨が降り、急速に気温が低下しました。 今日は予想通り冷たい北西の風が強く吹いており、しかも観戦スタンドには向かい風になります。 アウェイ側のスタンドには「百打一音 Ryukei」という旗が立てられており、 同じ配色の手袋を「はいている」選手が何人かいました。 流経大柏(グレー+黒コート) vs コンサU-18(赤黒+グレー) ここで黙祷が行われたような雰囲気ですが、場内アナウンスは無いし審判の声も聞こえませんでした。 コンサU-18のスタメンは、GK:阿波加、DF:小山内・永井・奈良・前、MF:中原・深井・堀米・神田、FW:下田・近藤 で、控えには今岡・荒野・鈴木・中川・山下 がいます。 出場しないメンバーも、ボールボーイや担架係、記録係などに分かれて担当していました。 試合開始前の円陣:この黒いストッキングは強そうに見えます。 5分に左CKのチャンスがあり、ファーからヘディングを当てたけどキャッチされました。 6分に流経大柏が前線にフィードを入れ、これを小山内が倒したという判定により、30mほどの位置でFKを与えました。 中原が右を上がってクロスを入れるとか、堀米から神田へのパスとか(これはオフサイド)、神田の左クロスに中原が追い付けずとか、かなり楽しい展開が多いです。 16分頃のコンサ左サイドからの攻撃 18分の前のシュートは左へ外れましたが、続いて神田がパスをヒールで受けて左をえぐり、クロスに近藤がヘディングを当てたものの、左へ外れました。 20分にも神田が左クロスを入れるなど、攻勢が続きます。 23分に左寄りの遠めからシュート、これはキャッチされるかと思ったけど前にこぼし、近藤が右寄りから詰めて押し込みました。(1-0) 待望の先制点に喜び合って戻りました。 24分には、右タッチラインを割るかと思ったパスを小山内がヘッドで生かして、結局はCKを得ました。 28分に得た左CKに合わせて奈良が飛んだけど、軽くかすって流れてしまいました。 31分に右タッチライン近くの遠めから小山内がミドルを打ち、これは横切って左へ外れました。 35分にも鬼のようなサイドチェンジに小山内が追い付いてチャンスとなり、神田が左を深くえぐって打ったシュートは、枠の左上角付近に外側から当たって出てしまいました。 近藤が倒されながらもプレイオンになったり、神田が打ったシュートがキャッチされるチャンスが続きます。 残り時間1分が掲示された後にハーフウェイラインあたりでFKを得て、これを深井が慎重に直接狙いましたが、GKが右に飛んでセーブされました。 後半が始まってコンサに交代はありませんが、流経大柏は2枚を代えて共にFWに入りました。 風向は北北西にシフトしたようですが、相変わらず冷たい向かい風です。 7分に堀米が右をえぐるチャンスがあり、 この流れの延長だったか近藤が抜け出て、左寄りからGKをかわして右隅へ打ち込みました。(2-0) またもや寄ってたかって喜び合います。 14分に流経大柏は3人目を交代したら、間もなくバタバタしながら攻め込まれてしまい、最後に押し込まれました。(2-1) 得点者は、後半開始時に入った矢埜くんのようです。 17分に小山内が倒されて、相手にイエローカードが出ました。 Pエリアの角付近からのFKを蹴るのは堀米です。 左足で蹴ったボールはフックしながらGKに向かって飛んで行きましたが、結局はこぼれて右のタッチラインを割りました。 20分にも流経大柏は1人を交代しました。 試合開始の頃は流経大柏の速くて長いパスが通るシーンが多かったのに、この頃からパスが乱れてきました。 ボールボーイは、ベンチコートの上にプレミアリーグのロゴが入ったウインドブレーカーを着ていました。 23分に1対1になりかけたピンチとなり、2人がかりで(エリア内で?)相手を倒しましたが笛は鳴りません。 25分に中原に代わって荒野がボランチに入り、堀米がサイドに出て神田が右サイドへ移ったようです。 31分にカウンターのチャンスを得たのに、またも小山内が倒されて相手にイエローカードが出ました。 小山内は手を傷めたようで、手当ての為にいったんアウトします。 ここで近藤に代わって鈴木が入ってから堀米がFKを蹴りましたが、跳ね返されてしまいました。 2・3分して小山内が復帰すると、左手の薬指と小指とをテープで固定しているようです。 当たりはさらに激しくなってきました。 下田が倒れたけどノーファウル、荒野は腰を痛めたような仕草をしています。 流経大柏は苦し紛れに遠めからシュートを打ってきますが、阿波加が正面でキャッチします。 42分にスローインからのボールが渡った鈴木はオフサイドになり、続いて前線の鈴木にフィードしたシーンは鈴木のファウルと判定されました。 44分にはるか右奥へ出したボールに荒野が追い付きましたが、受けた神田は打てません。 時計が45分になった頃、深井に代わって中川が入ったので、相手も時間稼ぎの交代だろうと思ったことでしょう。 ところが46分、中川が左を突破したクロスに鈴木が合わせて、ゴール右隅に入りました。(3-1) ほとんどトドメになった追加点ですから、ピラミッドになって喜びます。 得点の半分は中川の功績でしょう。この時間帯にフレッシュな中川の俊足で突破されたら、捕まえられないのが普通です。 小山内の手当てもあったためか48分頃になり、中川がオフサイドになったところで終了の笛が鳴りました。(3-1) スコアボードを片付けられないうちに撮影します。 観客に向かって整列し、コールに合わせて「イェーイ!」と。 太鼓とコールと、1人で頑張っていたサポへも挨拶します。 これで成績は1勝1分、なんと首位です。 得点ランキングでも、榊と近藤が共に2点で2位に付けています。(1位は3点) まだ残りが16試合もありますが、手ごたえは掴んだことでしょう。
2011年04月17日
今冬(2011年寒候年=2010年8月~2011年7月)の、道内の観測所における長期積雪(根雪)の初日と終日が決まりました。 →札幌管区気象台の要素別初終日一覧・2011寒候年長期積雪 札幌における長期積雪は2010年12月7日に始まり、これは平年値(12月3日)より4日遅い日付でした。 一方、長期積雪の終日は4月7日となり、これも平年値(4月3日)より4日遅い日付でした。
日々の観測値を見ると、札幌(管区気象台)における4月1日の日最深積雪は30cmありましたが、2日と3日に降雪があって寒かったものの、5日からは気温が上がって急速に融雪が進みました。 6日には最深積雪が12cmに減り、7日には6cmまで減って、8日にはついに「積雪なし」となった後、13日まで無積雪が続きました。 長期積雪の定義(PDF:866kB、35~110ページのうちの76ページ)に従い、無積雪日が6日以上続いたため継続が途切れたと見なされ、長期積雪は4月7日が終日だったことになります。(今後、7月までの間に再び積雪状態が30日以上続くとは思えないし) 今冬は、長期積雪を観測している観測所8ヶ所のうち、札幌が最後まで積雪が残っていました。 旭川でさえ4月4日が終日になったというのに、札幌はいつになったら消えるんだろうなぁ・・と考え始めたのが4月12日でした。 これで翌13日に積雪状態になったりしたら根雪がさらに継続することになりますが、雪が降り積もりそうもないどころかポカポカ陽気らしいので、いよいよ年貢の納め時だろうと思われました。 今冬は雪が多かったという訳ではなくて、札幌で冬期間に降る雪の合計深(平年値)は630cmなのに、まだ490cmしか降っていません。 →札幌管区気象台による降雪と積雪の経過(PDF) 1月は気温が平年並で雪はそれなりに(平年比95%)降ったけど、2月は一転して晴天が多く暖かかったお陰(?)で、いったんは減ってしまいました。 3月は再び雪が降りやすかったものの、晩冬の積雪深は平年並に経過したようです。 ただ、3月下旬から4月上旬にかけての気温が低かったし、おまけに3月は風が弱くて湿度が低かった影響で、積雪が融け難かったのだろうと思います。 なぜなら、融雪の速度は気温よりも風速に依存し、風が強ければ空気との熱交換が盛んになって融け易くなります。 いくら日射が強くて気温が高くても風が弱かったら融け難くなる上、その空気が乾燥していたら気化熱を奪って積雪の表面を冷やす効果がありますから。
札幌管区気象台の露場(2011/2/13) この行き止まりの道は何でしょう?(2011/3/27) 答:ラジオゾンデ観測を行う時、風が強いと気球が風に流されるので、測器を持って走るんです。 だから、風下(南東)に向いて伸びています。 飛揚する前に測器を並べて吊るし、出力値を比較校正するためのハンガー ラジオゾンデ観測は世界中で同時に行われ、日本では毎日朝09時(世界時00時)と夜21時(同12時)に行われますが、気球を放球するのはその30分前です。
2011年04月15日
まだ今シーズンが始まったばかりなのに、もう来年の話ですから。 コンサU-18チームは昨年のプリンスリーグ北海道で優勝したので、今年の知事杯(全道大会)にシードされています。 ・・じゃぁ、来年はどうなるんでしょうね? と思い付いた次第で・・今年の闘い方にも影響しますから、一応は頭の隅に入れておかないと。(私の頭に入れても役には立たないけど) 今年のコンサU-18はプレミアリーグに参加しているから、当然ながらプリンスリーグ北海道には参加できません。 第2種チームで来年の知事杯にシードされるのは、今年のプリンスリーグ北海道で優勝したチームなんでしょうか? それとも、プレミアリーグに出場したチームなんでしょうか? もし両チームでシード権を争奪する試合を行うとしても、晩秋になってからそんな試合を行うのは難しいし、プリンス優勝チームは参入戦への準備もあるだろうし。
さもなくば、プレミアリーグとプリンスリーグとの間での、残留/降格や参入/敗退という結果の兼ね合いによって、シードチームが決まるんでしょうか? この結果は、4通りのケースがあり得ます。 A:プレミアチーム残留、プリンスチーム参入 B:プレミアチーム残留、プリンスチーム敗退 C:プレミアチーム降格、プリンスチーム参入 D:プレミアチーム降格、プリンスチーム敗退 なんだか、皇位継承の順位とか女帝の議論とかを連想してしまいますが、BとCの場合は迷う必要が無かろうとしても、他の場合は判断が難しいでしょう。 ひょっとして、知事杯にシードされる2種チームの枠数が変わるという可能性もあり得る?? 今年から来年に向けて、プリンスリーグ北海道と地区リーグとの間で、入れ替わるチーム数が変わり得る(プリンスリーグ北海道の開催要項:PDF)ことから推測すると、知事杯へのシードチーム数も変わったりしますか? 昨年の知事杯では準優勝したことだし。 でも、第1種の道リーグからのシード数が2チーム、学生リーグからのシード数が1チームなのに、第2種からのシード数が2チームに増えるというのも、腹の虫が良すぎるだろうと感じます。 高円宮杯U-18サッカーリーグの体系図←プレミアリーグ特設ページより JFAプリンスリーグのポスター←プリンスリーグ特設ページより Big Bang って、このキックから宇宙が始まるのか・・地球を蹴ったりすると地震が起こるし、チャップリン主演の映画「独裁者」を思い出します。
2011年04月12日
4月に入っても雪が降ったり寒い日が続いたりで、春はいつ来るのやらと思っていたら、いつの間にか春になっていました。 木曜日の夜に買い物へ行くとタイヤの音がやかましいことに気が付き、「そうだ、タイヤ交換しよう」と思い立ちました。 今後は再び雪が積もるとも思えないし、先週の土曜日は暖かかったので、トップチームの練習試合(vs 札大)を見に行かずに、タイヤ交換を済ませました。 私の場合、タイヤを交換したら走行テストを兼ねて墓地まで行きます。 墓地は幸い、地震の被害も積雪の影響も無くて、無事に鎮座してました。 冬囲いを外し、ちょっと早めだけど植木の枝を剪定して形を整えた後、霊園内を探索してみました。
このお宅は角地なので、どうしても積雪の重さが横方向にかかってしまい、燈篭は倒れやすくなります。 その理由だけかどうかは分かりませんが。 こちらは傘が行方不明になったのかな? 石材の無垢に見えるけど、グラスファイバーの表面に石を吹き付けただけの製品が多いんです。 まぁー、見事なピラミッド風の墓石ですこと。 花をあしらったステンドグラスまで嵌め込まれていて、こうなると芸術作品の域です。 わっ! ドーレくん家の墓かっ? 墓地はゴミ捨て場ではありません。その1 その2 柱のような物があると、その脇に置きたくなる心理が働くようです。
自然界にも放射性物質は存在しており、古代の遺跡から出土した遺物に含まれる元素の崩壊の程度を調べて、その遺物が作られた年代を測定するのに応用されています。 カリウムという金属には放射性同位体があって岩石の年代測定に利用されますが、そのカリウムを含む代表的な岩石が花崗岩(御影石)ですから、墓地へ行くと(極めて微量ながら)余計に放射線を浴びることになるんです。 知らぬが仏、とはよく言ったもんで・・そんなことで放射線障害が起こるくらいなら、人類はとっくの昔に絶滅してたはずですけど。
2011年04月09日
U-15チームの倉持 卓史くんが、4月11日から14日までJ-GREEN堺で行われる「U-15日本代表候補トレーニングキャンプ」のメンバーに選ばれました。 →JFAのトピックス 以前の、選抜:U-16日本代表ほかの記事なども参考にして下さい。 また、U-18チームの榊 翔太くんが、4月14日から26日までダラスで行われる「U-18日本代表アメリカ遠征(ダラスカップ)」のメンバーに選ばれました。 →JFAのトピックス、HFCオフィシャルのニュース 以前の、選抜:U-18日本代表候補の記事なども参考にして下さい。 さらに、U-18チームの阿波加 俊太くんと内山 裕貴くんが、4月17日から27日までモンテーニュで行われる「U-16日本代表フランス遠征(モンテーニュ国際大会)」のメンバーに選ばれました。 →JFAのトピックス、HFCオフィシャルのニュース それは「モンテギュー」だろ、と思ったら、大会名の表記を変更したんだそうです。ハーフナー家の弟・ニッキくんも参加するらしい。 阿波加くんは、1月と2月にも、U-17日本代表候補に選ばれています。 内山くんは、新入団選手紹介(U-18)の記事などを参考にして下さい。 ※(追記:2011/4/21)大会名の表記を再変更? JFAのトピックスでメンバーが発表された時には、「大会名の表記を『モンテーニュ』に変更した」とのことでしたが、現在はこっそり『モンタギュー』に書き換えられています。
「ダラスカップ」とはこんな大会で、大会名を聞いて思い出すのは、5年前の2006年4月のことです。 前年の2005年に、コンサU-18チームが高円宮杯で準優勝したご褒美として、ダラスカップに遠征させてもらいました。 北海道ではやっと春が訪れそうかという時期だったのに、現地は連日30℃を超える猛暑で、さぞかし苦労したであろうと想像されます。 その時のブログ記事を、以下にまとめてあります。 ダラスカップ第1戦(U-18) ダラスカップ第2戦(U-18) ダラスカップ得点者 ダラスカップ第3戦(U-18) ダラスカップ得点者2 ダラスカップ(写真のまとめ) ダラスカップ閉幕 また、現地のスポーツ好きな写真家「Douglas」さんが作った写真集もあり、左カラムのリンク集に並べてあります。(勝手に命名) 写真集・熱闘ダラス1 写真集・熱闘ダラス2 ←Page2やPage3もあります。 写真集・熱闘ダラス3 かなり懐かしい写真で、横野純貴くん(18番)の得点らしいシーンも写っています。 当時の選手達もユースを卒団して、今は大学などでサッカーを続けている選手が多い・・というか、大学も卒業する年齢です。
その大学生ですが、外サッカーが始まりました。 ノルブリッツ(オレンジ) vs 岩教大(緑白)@アミューズメントパーク 青いGKがU-18OBで岩教大の岩田くんです。 宿泊施設の「トレセンハウス」(仮称) 見難いですが、玄関に「夢きたれ」と書いてあり、 こういう愛称に決まったようです。 雁来練習場では、明日のプレミアリーグの試合に帯同しない、お留守番組の選手達がトレーニングをしていました。 ローソン札幌東雁来10条店は、5月2日にオープンするらしいです。
2011年04月07日
2011年版の「理科年表」(国立天文台編・机上版)に、「年次別・年齢別・性別平均体位(日本人)」という項目がありました。 このデータは、厚生労働省による「平成19年国民健康・栄養調査報告」に基づく資料で、1970年から10年ごとに身長と体重とを調査した結果が掲載されています。 ただし1970年だけは、同じく厚生省による「昭和61年国民栄養の現状」に基づくものです。 掲載されているうちの、最新(2007年)のデータと最古(1970年)のデータとを比較して、(物好きにも)37年間における日本人の体形の変化を比較してみようと思った次第です。
理科年表に載っているのは数値だけなので、グラフ表示してみないとイメージが湧きません。 まず、1970年の身長と体重の年齢別変化を図示します。 幼児の頃は時代・性別による違いが少ないので、8歳以降の経過を拡大してあります。 男の身長は16歳あたりで頭打ちになり、30代あたりから減っています。 女も同様に、14歳あたりから平坦になって30代あたりから減っています。 体重も男は16歳あたりで頭打ちになり、50代あたりから減っていきます。 女の体重は14歳あたりで上昇が鈍りますが、30代~40代にはむしろ増える傾向があって、60代から急減しています。 次に、2007年の身長と体重の年齢別変化を図示します。 男の身長は17歳あたりで頭打ちになり、50代あたりから目に見えて減っています。 女の身長は早めに13歳あたりから平坦になり、男と同様に50代から減っています。 体重は男が17歳あたりでいったん頭打ちになりますが、23歳から急に増えて、50代あたりになると減っています。 女の体重は14歳で平坦になり、20代後半から60代の間に増えた後、70代になって減っています。 両年を比較すると、生まれたての身長は1970年も2007年もほとんど違わないのに、2007年の8歳以降は背が高くなって、成人では1970年よりも5cm前後高くなっています。 2007年の女の体重は1970年とほとんど変わらなかった一方、男の体重は20代~40代で1970年よりも10kg前後増えています。 つまり、女は少し身長が増えたけど体重が変わらなくて「スマートになった」のに対し、男は身長の増加を上回るほど「顕著に太った」と言えそうです。 ただしこれは「体積と重さとは比例する」という仮定に基いているのであって、もしかしたら軽い脂肪の比率が増えて重い筋肉が減ったとか、その逆なのかも知れません。 身長と体重を個別に見比べただけでは分かり難いので、次に「BMI」値を用いて比較してみます。 BMI値とは、体重(kg)を身長(m)の二乗で割った値で、22あたりが「標準」と言われています。 長さを表す身長を二乗した値は人体の表面積を表す目安になり、体重は重さの指標だから人体の体積を表す目安になります。 体積を面積で割った値が一番大きくなる形は球形なので、BMI値が大きいほど「丸っこい」体形、小さいほど「尖った」(or 凹凸が多い)体形だと見なせます。(ここでも、脂肪と筋肉との比率は変わらないと仮定して) そのBMI値の年齢別変化を比較します。 1970年には、成人のBMI値は男女とも21ほどで、ほぼ同様に変化した後、20代後半から増えて60代から減っています。 思春期と中年以降は女の方が太っているのも、感覚的に納得できます。←異議あり? これが2007年になると、男は23歳から急に増えてBMI値が24に迫り、70代でやっと減少しています。 他方、女は20代後半まで一定で、しかも1970年よりも小さい値になっています。ところが30代以降の増加は急激で、最終的には男にほぼ追い付いています。 少し穿った見方をすると、男は若い頃は貧乏で痩せているのに、就職したら飲み食いの機会が多い上に運動不足で太ってしまう・・ということかも。 一方の女は、若いうちはダイエットに努めて無理に痩せた体形を保っているけれど、結婚・出産した後はホルモンも変化して一直線に・・。 次に、身長と体重とを軸に取った散布図で、両者の成長の経過を比較してみます。 このグラフは言うなれば、[体重/身長]の比が年齢と共にどう変化するか、を辿るような経路です。 左下が出発点(8歳)で、時代・性別の違いにかかわらず小学生までは順調に身長や体重が増えていった後、途中からは身長の伸びが鈍って体重だけが増えていきます。 さらに歳を取ると身長も体重も減りますが、増える年代の経路とは違って体重が多い側にシフトした経路を通っています。 往復の経路の違い(隔たりというか、シフト幅)が大きいほど、太ったまま歳を取ることを意味します。 1970年の男(水色)は経路の隔たりが小さかったのに、2007年の経路(紺)は隔たりが大きくなり、女の経路(ピンクと赤)の隔たりは時代に関係なくもっと大きな幅になっています。 結論として(非難を恐れずに言えば)、女は「元々太る素質を持っている」(から努力しても無駄だ?)けれど、男は「生活習慣が変わって太った」(から努力すれば戻る?)のかも知れません。
噂には聞いていたけど、こうやって図示してみると衝撃的なほどの変化だと実感します。わずか37年間の出来事ですから。 なお、データ中で時々不連続な値を示す年が見られますが、統計を取るサンプル数が少ないことが原因のようです。 2008年の報告は最近になって発表され、こちらに載っています。 「国民栄養の現状」という表現が示す如く、当初は「戦後の食料不足の状況下で栄養が足りているか」という調査から始まったんでしょうけど、近年では「体重を管理しているか」とか「朝食を食べているか」、「睡眠は取れているか」、「余暇の過ごし方は」、「ストレスの対処法は」などという点に主眼が移ってきているようです。 それだけ、近年は油っこい食べ物や生活習慣が健康に影響を及ぼしている、ということなのでしょう・・耳が痛いや。
2011年04月05日
4月3日(日)の10時半から宮の沢サッカー場で、コンサ・トップチームとユースU-18との練習試合を含む、チャリティイベントが行われました。 →HFCの告知、結果 ついに、ユースがトップチームを負かすという歴史的な試合が行われるかと思うと、万感胸に迫るものがあります。 過去にもそんなチャンスはありましたが、あと一歩というところで、トップチームが卑劣な手段を用いて逃げ勝っていました。 今回も、ユースは前日まで関東に遠征して連日の練習試合をこなしていたのに、翌日の朝からトップチームとの試合が始まります。 ユースは朝の立ち上がりが悪いことを見越しての、周到な作戦なのだろうとも勘ぐられました。 この対戦を「募金を集めるための練習試合」と位置付けるのも、いささか卑怯なように感じます。 たとえユースが勝ったとしても、「ま、イベントの中の練習試合だから。」と片付けられてしまう恐れがあるんだもの。
アップ中のユースU-18 チーム全体として見るのは久し振りです。 巷では、この試合はトップチームとユースとのガチの勝負だと解釈されているようですが、そうではないように感じました。 期せずしてJ2リーグ戦は震災による中断期間に入ったため、第1節の試合でボロボロだったトップチームの状態を修復するには、願ってもない猶予期間が与えられたと言っても華厳の滝ではありません。 しばらく試合を見れなくなって実観戦に餓えているサポにとっては、たとえグダグダな試合を見せられたとしても、砂漠に水が沁み込むように素直に結果を受け入れられます。 万一トップチームがユースに負けたとしても、ユースの活躍に心を奪われてしまい、我がクラブの育成の方針は間違っていないんだと、その成果に目を細めて安堵し、全てが丸く収まるでしょう。 こういう状況だからこそ、色々な布陣や戦術を躊躇なく試せるというものです。 掲揚ポールには半旗が掲げられ、選手達は腕に喪章を巻いていました。 トップチームの構想としては、練習試合の1本目は「守備練習」を意図したものと思われます。 ミスが目立った前節の試合の印象を払拭して再開後の試合に繋げるためには、まず守備を固めなければなりません。 味方をも欺いてFWとして使わざるを得なかった外国人DFを、本来のポジションで機能させて周囲との連携を深めるには、実戦での熟成が急務です。 そのための練習台として、うちのユースチームは相手にとって不足はありません。むしろ怖いくらいで。 トップチームのプランは、前方の選手は無理に攻め上がらず、ユースに好きなように攻めさせておいて、その鋭い攻撃をはね返す練習に徹する、というものでした。 ユースにしても、関東遠征の成果を披露する絶好の機会となりました。 トップチームが持ち合わせていないような、攻撃のアイディアやテクニックやチームワーク、どれを取ってもトップチームが学ぶべきことばかりです。 トップチームの責務としては、この試合でユースに勝つことよりも、ここで得たトレーニングの成果を再開後のリーグ戦に活かすことの方が重要です。 試合開始時の天候 1本目は攻めさせているのだから、ユースが先制して当然です。 得点シーンの少し前にも右SBの小山内が独走して右奥をえぐるチャンスがあり、得点するのは時間の問題と思われました。 開始10分頃、中川が右サイドを突破したチャンスからクロスを入れ、いったん下げたボールを小山内が右45度からミドル、見事に左隅に入りました。 小山内に刺激されてか、普段はセットプレイのターゲットとして空中戦を制する奈良までもが、スルスルっと右タッチライン沿いに持ち上がり、DFのスライディングを外して奥深い位置からマイナスのクロスを入れるなんて、私でさえ予想できませんでした。 30分頃、トップチームが左タッチライン近くの遠めの位置でFKを得ました。 いくら攻め上がらない戦法とはいえ、FKは蹴らねばなりません。 出戻り選手の砂川が意を決してこのFKを蹴ると、白い選手がジャンプしてヘディングを当てたように見えました。 そのボールがほぼ水平に飛んで、長身GKの阿波加も届かずにゴール上端近くに入りました。 実態はユースのO.G.だったのかも知れませんが、いくらチャリティイベントでの練習試合だったとしても、トップチームがユースのクリアミスでしか得点できなかったとは、恥ずかしくて記録に残せません。 しばらく密室で協議された後に、得点者は上原と発表されました。 ユースにしてみれば、トップチームを突き放す追加点を取れなかったことが悔やまれます。 この試合は勝てた試合ですから、四方田監督が厳しく言うのも当然でしょう。 さて、2本目のトップチームの課題は「攻撃練習」です。 トップチームは大幅に選手を入れ替え、ユースも4名が交代しました。 奥のフェンスには「チカラをひとつに」の横断幕が張られ、さらにその奥には「ユメミルチカラ」が・・。 たとえ守ってばかりの1本目で観客が失望しても、2本目で攻撃シーンを堪能すれば、最後は良い気分で帰ってもらえるものと期待されます。 もしこの順序を逆にしてしまったら、観客からブーイングが起こることは必定ですから、スタッフおよび主催者が熟考して決めた段取りなのでしょう。 1本目の開始時にエンドを交代したのも、なるべく観客がいる方に向かって攻めて行けるように、という配慮に違いありません。 遠くでゴチャゴチャしながら失点すると、不愉快の度合いが倍増するだろうから。 確かに2本目は、トップチームのチャンスが多くなりました。 多くはなりましたが、決定的なチャンスはさほど多くはなく、その絶好機さえも拙攻で失い、ミスパスでピンチを招いてしまいます。 独走してビッグチャンスになりかけたユースの中原が、これはマズいと思ったのか、途中で芝に滑った振りをしてコケました。 CBに入った永坂のヘディングクリアは素晴らしく、永井が安心してボランチに専念できます。 ユースにとっては最終ラインを高く保つ練習にはなりますが、攻め急ぐトップチームがその裏でボールを受けるもんだから、少ないチャンスもオフサイドで失ってしまいます。 ユースのGK阿波加が受けるのはボテボテのボールや正面へのシュートで、これではGKの練習にはなりません。 業を煮やしたユースは、体が冷えたGKを今岡に代え、前半に出場して疲れているメンバー4名を再投入しました。 そこまでお膳立てしても、トップチームは得点できません。 風に飛ばされた雪と共に時間だけが空しく過ぎ去り、2本目は双方に得点が無いまま終了しました。 予想に反してユースの勝利はお預けとなりましたが、トップチームは結局、流れの中での得点を奪うことが出来ませんでした。 ※文中の一部(もしくは大部分)に誤解があるかも知れませんが、自分にはこう見えたんだから仕方がありません。
2011年04月02日
うそ、大げさ、紛らわしい表現はありませんか? ・・と言われそうで、嘘とは言いませんが、大袈裟に見えるし、ホントに紛らわしい名称だと感じます。 JFAのトピックスにあるように、4月9日から日本でもプレミアリーグが始まり、コンサドーレ札幌(U-18)も参加します・・という予定でしたが、地震の影響で予定通りに実施するのは無理な状況に変わりました。 一体、どんな方式になるのか闇の中だった「プリンスリーグの全国リーグ」ですが、大会名が「高円宮杯U-18サッカーリーグ2011」の中のトップリーグである「プレミアリーグ」になるんだそうです。(全部つなげた長い名前になるらしい) →JFAの名称案(PDF) これだと某国のリーグや「JFAプレミアカップ」と似てて紛らわしいし、卑屈に他所の国の猿マネなんかせずに日本文化のオリジナリティーを前面に出して、「皇子(みこ)リーグ」とか「太子(たいし)リーグ」とかの気の利いた名称は思い付かないものなんでしょうか。 そんな使い方をしたら畏れ多いという配慮なのか、英語で書く時に困るという心配なのか・・でも、「mikado」(=天皇)という外国語があるくらいだから、「miko」や「taishi」だって、「geisha」や「fujiyama」のように広がるかも・・。
このリーグが東西各10チームずつに分かれるのならば、コンサドーレ札幌ユースが東地区(プレミアリーグ・イースト)に含まれるのは当然であって、イーストリーグには、
が含まれます。(ウエストリーグは省略) 試合形式はホーム&アウェイの2回戦総当りだからホームゲームが9試合あって、コンサのホームゲームのみをピックアップすると、下記のスケジュールになります。 →JFAのイースト日程(PDF)、HFCオフィシャルのニュース 2節 4/17(日) 14:00 流通経済大学付属柏高 4節 5/ 4(水祝) 11:00 尚志高校 6節 5/15(日) 15:00 清水エスパルスユース 7節 7/ 3(日) 13:00 青森山田高校 8節 7/10(日) 13:00 浦和レッズユース 9節 7/16(土) 13:00 FC東京U-18 10節 9/ 4(日) 14:30 東京ヴェルディユース 12節 9/18(日) 11:00 静岡学園高校 14節 10/ 2(日) 13:00 三菱養和SCユース 試合会場は全てアミューズメントパーク(天然芝または人工芝)で、心配していた入場料は原則無料です。(←原則って何?) 噂に聞いていた日程とはかなり変更され、東北や関東のチームのホームゲームは延期や未定が多くなりました。しかしコンサ関係では、浦和戦のアウェイとホームとが入れ替わった程度のようです。 このうちの3試合がトップチームの日程と重なっていますが、5月4日だけは何とか掛け持ちできそうです。 でも、トップチームの日程も変更(=詰め込み)されるだろうから、もっと多くのダブルブッキングが生じるかも知れません。(厳密に言うと個人的な優先順位があるからダブルにはならなくて、今年のホームゲーム・パーフェクト賞とは縁が無くなったな・・) 最後に、東西両リーグの優勝チーム同士で「チャンピオンシップ」が行われ、高円宮杯を受ける日本一チームが決まります。 なお先の話ですが、東西両リーグの下位2チームずつが翌年は地域プリンスリーグに降格し、9地域のプリンスリーグ優勝チームが参加する参入戦で、そのうちの4チームがプレミアリーグに昇格します。 →JFAの地域プリンス開催要項 これによると、北海道と東北だけは2回勝たないとプレミアリーグに参入できません。 いわゆる「入れ替え戦」は無く、降格および参入戦で敗退したチームは、翌年はジモトの地域プリンスで地方巡業することになります・・とすると場合によっては、2012年のプレミアリーグの北海道枠が2チームに増える可能性も出て・・。(逆に、0になる可能性も) この方式を数年続けていると、プレミアリーグは「全国リーグ」という位置付けながらも、実質的には特定の地域のチームだけで争うようになってしまう心配も・・。 そんな心配をしなくて済むよう、ジモト最強(および準最強)チームには頑張ってもらわねば。 そのジモトで行われる「プリンスリーグ北海道」は、8チームによる2回戦総当り(全14節)のリーグ戦に変わると共に、会期も、従来の短期決戦型から長期持久戦型に変わります。 →北海道サッカー協会の開催要項(PDF) プリンスリーグ北海道からブロックリーグに降格するチーム数は、プレミアリーグや参入戦の結果によって異なるそうなので、プリンスリーグ北海道のチーム数(8)は変えない、という意味に解釈されます。 でも、プレミアリーグや参入戦が終わるのは12月中旬で、それまで地域プリンス⇔ブロックリーグ間の昇格/降格チームが確定しないというのも、当事者は落ち付かないんじゃないでしょうか。
雪に埋もれそうなドーレボックス@雁来練習場 かろうじて埋没から逃れました。 しかし練習場の方向を示す看板は、雪の壁から顔を出したものの見事に壊れています。
プロフィール
作者の雁来 萌(かりき もえ)は、休日になると弁当と単語帳を持参して、札幌市東区にある「北海道コンサドーレ札幌・東雁来グラウンド」(通称:カリキ)で過ごしています。 コンサドーレの次代を担う(かも知れない)若者達が、しゃかりきにボールを追っている姿を眺めて癒されています。 性別:非公開 年令:非公開 特技:非行かい? 職業:占い師、トイレ評論家 住居:熊が出没する札幌市中央区 過去記事のリストを「記事一覧」カテゴリに載せています。 コメント欄に「今後の投稿予定」を記してあり、随時更新します。 オフィシャルブログ内であれば、このブログをリンク集に加えるのはご自由で、問い合わせも不要です。 深夜・早朝のコメント投稿はご遠慮下さい。
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