9月から「見苦しい」抗議に罰金50万円

2008年07月11日

9月から「見苦しい」抗議に罰金50万円  日本サッカー協会は10日、理事会で基本規定改正案を承認し、9月からチームによる違反行為に罰金を科すことを決めた。 

 (1)1試合において同一チームの5人以上の選手などが、警告または退場(または退席)処分となった場合、当該チームに対して罰金が科される。 

 (2)同一チームの何人かの選手などが審判などに集団で詰め寄って、脅しをかけるような言葉や態度を用いた場合、あるいは、見苦しい抗議を執拗(しつよう)に繰り返し行った場合、当該チームに対して罰金が科される。 

 (1)(2)ともにJ1の場合は罰金50万円、J2で25万円と規定された。これはFIFA懲罰規定に合わせたものだが、説明した田嶋専務理事は「日本サッカーのためにも、見苦しい行為は改善しないといけない」と説明した。協会関係者によると、(2)での「脅し」「見苦しい」の判断は、マッチコミッショナーや懲罰委員会、審判委員会で審議される見通しで、運用面ではまだ検討の余地があるという。 

 (1)では警告など受けたカードの枚数ではなく、受けた人数が基準になり、監督などの退席も含まれる。今季では京都が4月19日の新潟戦で、加藤監督の退席を含め5人が警告もしくは退場処分を受けており、このケースに当てはまる。 

 今季は審判への批判、判定への抗議、暴言などが相次ぎ、Jリーグ、サッカー協会がその対策に頭を悩ましてきた。川淵会長は早くから罰金規定の導入を明言しており、それが早期実現した形となった。 

 選手個人に対する罰金の基準もあらためた。出場停止処分を受けた際に、J1選手には1試合あたり10万円、J2選手とJFL、地域リーグなどに在籍するプロ選手には1試合あたり5万円の罰金を科す。 






この記事。ホントに良いことだろうか??審判の疑わしい判定が増加している昨今。機械による判定も出てきてはいるが、審判とのコミュニケーションも試合の流れに大きく関係しているのは、アマチュアレベルのサッカーでも間違いのないこと。それをある程度コントロールするのも選手の力量のひとつのはず。これの交渉で非常にうまいのが、かのバルセロナFCのDFであり、キャプテンであるプジョル。彼は審判に物言うとき、必ず複数の味方選手と詰め寄り、抗議する。仮に判定が覆ることがなくとも、それ以降の試合における審判の集中力を高めるなど、抗議することで、マイナスばかりでなく、むしろ緊張感のあるゲームになることが多くある。

完全に野球に負け続けているサッカーだが、見やすいゲーム。さっぱりとわかりやすいゲームをすることで、クリーンなイメージを売り込むという魂胆が見えみえの変更。いかがなものか


post by hokkaibi

20:07

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