『オリンピックが盛り上がっていますが今日は「運動部」について考えます。子供は運動部に入った方がいいと思いますか?』

2008年08月14日

『オリンピックが盛り上がっていますが
 今日は「運動部」について考えます。
     子供は運動部に入った方がいいと思いますか?』


■オリンピック、そして甲子園も盛り上がる中、「部活動」を考える。

 *8日に開幕したオリンピック、24日に閉幕する予定ですので
  まもなく折り返しです。明日からは陸上競技も始まります。
  水泳では、北島康介選手が2種目で2連覇達成!感動を呼びました。
  
  *一方、夏の甲子園。
  3回戦が行われて、浦添商業、慶応、大阪桐蔭、横浜の
  4校が新たに準々決勝進出を決めました。神奈川県勢は2校とも勝ち進んで
いて、
  慶応高校は88年ぶりのベスト8進出です。

 *スポーツが盛り上がる夏です。
  小中学生の中には、受験勉強をがんばっている生徒もいるでしょうが、、
  この暑い中、部活動に精を出している生徒も多いのではないでしょうか?
 
 *今日は、「部活動」とりわけ「運動部」について考えてみます。 


■運動部の現状。
 
 *運動部だった人なら誰しも、自分の学生時代を思い出して、
  「本当に、辛かった…」「勝って泣いた経験が忘れられない」など
  いろいろ浮かんでくるものがあるでしょう。

 *運動部の現状は、どうなっているのでしょうか。
  
 *まず、中学生の「運動部離れ」が加速しているといいます。

  ▼栃木県では、県内の中学生の運動部加入率が2007年度に
   73.6%で、過去最低を記録しました。
   調査を開始した1987年度は80.8%。低下傾向が続いています。

  ▼岐阜県の調査では、1999年度に部活動に参加した生徒は
   6万9000人。10年前に比べて1万2000人減少。特に運動部で減
少。
   理由として県は「時間の制約や先輩・後輩の関係を嫌う生徒が増加した」
   などとしています。


 *少子化に伴う「教員数の減少」また「学校統廃合の動き」が運動部を直撃。

  ▼北海道では、運動部がここ4年間で8.5%減少。
   指導者である顧問の数が減っているのが大きく影響しているということで
   顧問は5年間で800人以上も減っています。
   顧問が減る背景として、教員採用数の減少に伴って教員の平均年齢が上が
り、
   体力的に指導が厳しくなっているのが1つ。
   また部活動は「課外活動」の扱いでボランティアの要素が大きく、
   土日もなくなってしまうため、なり手が少ないということです。

  ▼読売新聞が全国調査したところによると、
   小中学校は、今後5年間で1117校減る見通しで、
   これは全国の公立小中学校の30校に1校が姿を消す計算です。

 *部員も、顧問も、学校自体も減っている現状です。


■あなたは、どう思いますか?

  ●あなたにとって「運動部」とは何ですか?
   良い面、悪い面、教えてください。

  ●運動部で活動して「辛かった」という人が大半だと思いますが
   逆に、「みんなで戦って勝った時の感動」は格別なもの。
   スポーツをして感動する経験は、子供にとって必要だと思う?
   それは部活動じゃないとできないと思う?

  ●「同じ感動なら文化部でも味わえる!」と思う?

  ●運動部の「先細り」化をどう思いますか?



一緒に参加してみませんか??22時からTBSラジオで放送が始まります。道内の方なら1287hzのHBCラジオにて放送されます。


post by hokkaibi

21:09

コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

かりん

Re:『オリンピックが盛り上がっていますが今日は「運動部」について考えます。子供は運動部に入った方がいいと思いますか?』

2008-08-14 22:23

必ずしも「運動部」である必要はないですね。諸事情により運動ができない子供もいますし。 私は合唱部でしたが、3年間で多くのことを学んだと思っています。部活じゃなくても何か習い事をするとか、仲間同士で力を合わせて目標を成し遂げる、または成し遂げようと努力するという「経験」が必要なのではないでしょうか。 特に運動系は「挫折」がつきものかと思います。そんなときの自分の感情をコントロールする術だって、部屋でTVゲームばっかりしてたらさっぱり身につかないと思いませんか?

管理人

Re:『オリンピックが盛り上がっていますが今日は「運動部」について考えます。子供は運動部に入った方がいいと思いますか?』

2008-08-15 22:08

そうですね。私も同意する部分が多いです。運動はなにかと結果が出せれば日の当たる、とても有意義なものだと思います。同時に、社会でも成功したときに得られるものは、とても大きなものがあると思います。 特に人間的な成長も同時に得られますから、凄く健全なことだと思うのです。 かりんさんは、合唱部なんですね。ホントに仲間と何かを成し遂げるというのは人間の幅も広がりますし、良いですね。 運動系の挫折についてですが、私もある程度の壁を感じたことがあります。特に、年下が自分よりも能力的に勝っているということはザラにありました。その場合、本当に自分自身はやれるのだろうか?と疑心暗鬼してしまう様になりますが、それにしても、そういう暗闇の中、コーチや友人との情を交えて、一つ一つを努力で解決してゆく過程、は決してマイナスと考える必要はないのでは、とも思います。 かりんさん、いつもコメントありがとうございます。

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