アイビスサマーダッシュ
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クイーンステークス
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今年のヴィクトリアマイルとＮＨＫマイルを制した牝馬が、揃って参戦で人気となっている。

格上ではあるが、勝負は前走のＧＩなのは明らかだ。

普通なら、秋に備えて休ませるはず。

しかし、それは裕福な一人馬主ならの話だ。

今は、生産者との半持ち、またはクラブ馬の方が多数派。

走らなかった際のリスクを、少しでも減らしたいから。

そうなると、名義上の馬主より生産者サイドの意向が強くなる。

アドマイヤの馬主は、同じ生産者から５億を超える金額で馬を落札し、少しでもその代金を稼ぎたいはず。

秋にＧＩを勝てる保証はないのだし、稼げるところでという発想にもなるだろう。

生産者と名義上の馬主、彼らの利害が一致したのだ。

サンデーレーシングの４０口馬主だって、ヴィクトリアマイルを勝ったところで秋にＧＩを勝てるとは限らないと考えている。

牝馬限定のマイルＧＩは秋には無く、エリザベス女王杯は距離が長いか。

牡馬相手のマイルＣＳに回るのか、他の馬との兼ね合いになりそうだ。

様々な、オトナの事情が絡んでいるのだ。

牝馬だし、負けたところで価値が下がるなんて無いのだから。

繁殖としてなら、海外から良い血統の馬を購入すれば良いだけ。

走れる限りは使い倒し、稼いでもらうのだ。

極端に重い斤量でもないから、それなりに稼げるという魂胆か。

◎の方が、この距離では重賞や洋芝での実績がある。

ＧＩ馬だろうが、開幕週の馬場や調子からも負かせる事は可能だろう。

穴狙いだ。