しまふく寮もいろいろとあったようで。

US君達も迷ってるし。

俺や俺と一緒に試合を見てる仲間達は一見平静を保ってはいるが、言葉にしてしまうと壊れてしまいそうな冷静さである事は何となく判る。

これがキツいんだ、降格は。

必死でやってるはずなのに出ない結果。
次第に心が萎れて折れる。
皆の気持ちのベクトルが一点に向かわなくなる。
それでもまだ試合は続く。

今にして思えば今年はちょっとしたつまづきで足下がおぼつかないまま走り続けてドサッと倒れた、つー感じがする。
最初のつまづき。
それは間違いなくブルーノ・クアドロスがいなくなったことだ。
彼が空港に着いた時の第一声を俺は決して忘れない。
「がんばります、じゃなくがんばりましょう。」
かなり頭を強く殴られた程のショックだった。
何か新しい事が始まる予感がした。
そして快進撃ははじまった。

点が決まるたびに終了でもしたかのように皆が駆け寄り抱き合った。
余りに美しい瞬間。
その輪の中に誰よりも早く駆け寄ったのは彼だった。
まあ若干宗教的感覚の違いはあったにせよ、彼がもたらしたものは余りにも大きかった。

彼が去った後に起きた事、まあそれは語らずとも良いとは思うが、彼がもたらしたものはチームとしての一体感だった。
チームとして戦えたからスーパーな選手はいなくとも結果が伴った。
彼のピッチでの振る舞いがチームを貫く柱のように見えた。
今年のチームには、柱が見当たらない。

ただここに来て強化部の動きが頼もしく見える。
三上さんと村野さんの二人が僕らの心に届く「がんばりましょう」を発してくれるのを俺は待っている。
きっと出来ると思ってるし。
ガセだとしても来季の監督候補はなかなかのラインナップだぞ！
ほんと期待してます。
あ、オシムは諦めましたw
だって監督はアマr（ry