千圓亭主の夜

2008年09月14日

夜も10時になろうかという頃。
ようやく仕事を終えて我が家についた。

家人は友達との飲み会でいないことは知っている。
窓から漏れる明かりは今日はない。

居間の電気を灯してテーブルの上を見ると
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千円。
酒だけを買うなら足るが外に飲みに行くにはいくらなんでも心細い、千円。
まあ、その辺りは判っていた事だ。
むしろ千円あった事を喜ぶべきなのだろう、今宵は。

冷蔵庫を開けて、まだ残っていた鹿肉を思い切り分厚く切る。
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塩とコショウを振り、そのまま酒を買いに。

グラスに酒を注ぎ
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自分しか聞かないハモンドモノのjazzを
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さて、短いながらも男の時間。








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