2008年09月05日
コンサドーレの事を我が子の様に思う人がいる。 選手達の事を我が子の様に思う人もいる。 出来が悪い子ほど可愛い、なんて言い回しがあるがそう考えるとおそらく今コンサドーレに所属している選手の中で一番可愛いのはきっとおそらく曽田なのだろう。 敢えてここにその経歴を記す事はしないが、およそ全てのプロサッカー選手が辿る道筋を彼はきちんとトレースせずにここまで来た。 身長があって、ジャンプ力も並外れているのにどうして敵ゴール前でのヘディングが....orz DFコンバートされてからも彼がボールをキープする度に悲鳴とも怒号ともつかない声がゴール裏から漏れた。 それでもここまでプロでいられたのは歴代の監督が引導を渡す事を躊躇うほどの高い身体能力のあるがゆえだ。 そのあふれる知性で理性的にプレー、というのでもない。 激しいプレーで人の先頭に立って、という事も無い。 ただただ超人的身体能力を以てしてそこにいる。 その彼が故障続きだ。 思えば一昨年の腕の怪我あたりが伏線だったのか。 去年は昇格の為に不動のCBとしてプレーしてくれたツケが今年になってどかっときた。 腰をやって膝をやって....。 とはいえ、引退の危機というほど重篤な怪我ではなかろう。 でも、そこは彼の事だから........ いやな予感が当たりませんように。 来年も俺たちのソダンでありますように。 いつまでも出来の悪いかわいい子でありますように。