2006年11月10日
「夏生、明日ドーム行くの楽しみかあ?」 「うん」 「明日どこと対戦かわかってる?」 「ううん」 「明日はね、J2で一番怖いチームの愛媛。今のうちに確実に芽を摘んどかないと来年は1つも勝てないかもしれないからね。」
「強いの?」 「下手だよw」 「じゃあいじめちゃうってこと?」
「そうだよ。小学校とちがってサッカーの世界はそれが普通。コンサも水戸とか磐田とか川淵とか一浩とかにいじめられてるの。」
「なんか僕やだなぁ」 「それが大人の世界なのさ。そんなんじゃUji君に笑われちゃうぞ。」 「それ誰?」 「とうちゃんも良く知らない。夏生も知ってるかって聞かれたら知らないって言うんだよ」 「わかったー」
「明日はどこの席で見たい?」 「え?券にSAって書いてあるよー。」 「でもねー本当のサポーターはBのゴール裏に行ってピョンピョン跳ねながら歌を歌わなきゃならないんだよ。みんなちゃんとやらないけどね。」「なんか、罰ゲームみたいだねー」 「ある意味罰ゲームだねー」 「僕、普通の席でいい…」 「そうかー。まあ誰かを守らなきゃならない歳になったら一緒に行こうね。」
「あ、とうちゃん。モスのホットドック買ってね。」 「あそこのホットドックはケチって玉葱入ってないからイマイチだよ。サポーターはね、たじさんのとこでタコ焼き買ってから入るのが正しいんだよ。」 「とうちゃん…」 「どうした?」 「僕、サポーターじゃなくていいからバナナとイルカ…」
(バシッ)
「えーん、痛いよー」 「ったく、2歳から黄川田コールを仕込んで、骨格からサポーターに育てたつもりだったのに。飼い犬に手を噛まれたとはこのこと…」 「とうちゃん、僕、明日留守番でいいよ…」
さあ、満員のドームで愛媛撃破だっ!
ワナスタ
Re:親と子のサッカー談義
2006-11-11 09:22
なっつはカーンとなごり雪が好きなのね