2009年06月09日
焼尻に行こうと思ったのは4日くらい前。 一人で行くつもりはなかったので息子を連れて行っていいか?と嫁に問うたのだが、生憎機嫌が悪い上に酔っぱらっていたので話にならず。 前日になってやっとオーケーが出たので、こりゃ行くしかないだろうと。 午前7時。 いつもならスルーの携帯電話のアラームが鳴る。 当然すぐ起きる。 息子もすぐ起きる。 当然だ。 なんやかんやで7時40分、高速道路に。
寝ぼけながら徐々にペースを掴みながら、なにせ車の運転なんて1ヶ月に一回程度になっちゃったから。 ちょっと前まで一日十数時間乗ってたのにね。 ともかく羽幌に着いたのは乗船券発売間際。 つまりは出航40分前w 乗船券はどう見てもデパートの食堂の食券w
行き先は焼尻島。
何故って日本屈指の美味いラム肉「プレ・サレ焼尻」が食べたいから。
ネットで調べても確定的な情報は得られないが、取りあえず行けば何とかなるんだろ、というあくまでスイーツな考え。
というか、俺にとって旅とは食欲を満たすものでしかないんだな、20代の頃から。
月に美味いものがあるなら、いつだって行ってやんよ。
でもまだ食べログには載ってなかったなw
ともかく高速船に乗る。
焼尻島までは約40分。
早いのは....風情がないねw
港に着いてちょうどお昼時。
お目当ては「島っこ食堂」
ここで焼尻サフォークを食べた、なる体験記がネット上に多々。
なのに、ああなのになのに。
「お食事はこちら一軒しかあいてませにょー」
と下船と同時に声がかかる。
レアリズム主義は旅行中にいらないですw
それでも乗り場の横の食堂の
ウニ丼2000円
ナリをスルーしてしまったので朝から何も食べてない。
うーん....その一軒に入る。
で、島の洗礼を受けたわけだが。
詳しくはここでは語らない。
ともかくこの島では
「お金を払おうがなんだろうが親戚のおばさんちに無理矢理やってきて飯食わせろ!と言ってるのと同じ」なのだ。
俺は焼魚定食、息子はタコ刺し定食。
焼き魚は型落ちのマガレイ激ウマ、島産の若布の天ぷら付き。
ただ揚げ温度が低いので油ギロギロなのは愛嬌だ。だろ?
息子のタコさんはあり得ないくらい柔らかく煮上がってた、最高。
国稀のワンカップ(中身は水、多分水)を頂きながら幸せな昼食。