2011年04月19日
4月17日(日)の14時から札幌アミューズメントパークの人工芝ピッチで、高円宮杯U-18サッカーリーグ・プレミアリーグ(イースト)の第2節となる、コンサ札幌U-18と流通経済大学付属柏高校との試合が行われました。 →JFAの公式結果、HFCオフィシャルのニュース 大会時に駐車場として使われる「雨水貯留池」は、排雪がまだ融け残っているので使えません。
完成したトレーニングセンターハウスは「夢きたれ」という愛称になり、先週末から使われています。 協会の役員などがプレミアリーグの視察に集まったのかと思ったら、午前中に行われた竣工式に出席したようです。 大会バナーを収納するコンテナ 風が強い中、「チカラをひとつに」幕を張ります。 前夜は寒冷前線が通過して雨が降り、急速に気温が低下しました。 今日は予想通り冷たい北西の風が強く吹いており、しかも観戦スタンドには向かい風になります。 アウェイ側のスタンドには「百打一音 Ryukei」という旗が立てられており、 同じ配色の手袋を「はいている」選手が何人かいました。 流経大柏(グレー+黒コート) vs コンサU-18(赤黒+グレー) ここで黙祷が行われたような雰囲気ですが、場内アナウンスは無いし審判の声も聞こえませんでした。 コンサU-18のスタメンは、GK:阿波加、DF:小山内・永井・奈良・前、MF:中原・深井・堀米・神田、FW:下田・近藤 で、控えには今岡・荒野・鈴木・中川・山下 がいます。 出場しないメンバーも、ボールボーイや担架係、記録係などに分かれて担当していました。 試合開始前の円陣:この黒いストッキングは強そうに見えます。 5分に左CKのチャンスがあり、ファーからヘディングを当てたけどキャッチされました。 6分に流経大柏が前線にフィードを入れ、これを小山内が倒したという判定により、30mほどの位置でFKを与えました。 中原が右を上がってクロスを入れるとか、堀米から神田へのパスとか(これはオフサイド)、神田の左クロスに中原が追い付けずとか、かなり楽しい展開が多いです。 16分頃のコンサ左サイドからの攻撃 18分の前のシュートは左へ外れましたが、続いて神田がパスをヒールで受けて左をえぐり、クロスに近藤がヘディングを当てたものの、左へ外れました。 20分にも神田が左クロスを入れるなど、攻勢が続きます。 23分に左寄りの遠めからシュート、これはキャッチされるかと思ったけど前にこぼし、近藤が右寄りから詰めて押し込みました。(1-0) 待望の先制点に喜び合って戻りました。 24分には、右タッチラインを割るかと思ったパスを小山内がヘッドで生かして、結局はCKを得ました。 28分に得た左CKに合わせて奈良が飛んだけど、軽くかすって流れてしまいました。 31分に右タッチライン近くの遠めから小山内がミドルを打ち、これは横切って左へ外れました。 35分にも鬼のようなサイドチェンジに小山内が追い付いてチャンスとなり、神田が左を深くえぐって打ったシュートは、枠の左上角付近に外側から当たって出てしまいました。 近藤が倒されながらもプレイオンになったり、神田が打ったシュートがキャッチされるチャンスが続きます。 残り時間1分が掲示された後にハーフウェイラインあたりでFKを得て、これを深井が慎重に直接狙いましたが、GKが右に飛んでセーブされました。 後半が始まってコンサに交代はありませんが、流経大柏は2枚を代えて共にFWに入りました。 風向は北北西にシフトしたようですが、相変わらず冷たい向かい風です。 7分に堀米が右をえぐるチャンスがあり、 この流れの延長だったか近藤が抜け出て、左寄りからGKをかわして右隅へ打ち込みました。(2-0) またもや寄ってたかって喜び合います。 14分に流経大柏は3人目を交代したら、間もなくバタバタしながら攻め込まれてしまい、最後に押し込まれました。(2-1) 得点者は、後半開始時に入った矢埜くんのようです。 17分に小山内が倒されて、相手にイエローカードが出ました。 Pエリアの角付近からのFKを蹴るのは堀米です。 左足で蹴ったボールはフックしながらGKに向かって飛んで行きましたが、結局はこぼれて右のタッチラインを割りました。 20分にも流経大柏は1人を交代しました。 試合開始の頃は流経大柏の速くて長いパスが通るシーンが多かったのに、この頃からパスが乱れてきました。 ボールボーイは、ベンチコートの上にプレミアリーグのロゴが入ったウインドブレーカーを着ていました。 23分に1対1になりかけたピンチとなり、2人がかりで(エリア内で?)相手を倒しましたが笛は鳴りません。 25分に中原に代わって荒野がボランチに入り、堀米がサイドに出て神田が右サイドへ移ったようです。 31分にカウンターのチャンスを得たのに、またも小山内が倒されて相手にイエローカードが出ました。 小山内は手を傷めたようで、手当ての為にいったんアウトします。 ここで近藤に代わって鈴木が入ってから堀米がFKを蹴りましたが、跳ね返されてしまいました。 2・3分して小山内が復帰すると、左手の薬指と小指とをテープで固定しているようです。 当たりはさらに激しくなってきました。 下田が倒れたけどノーファウル、荒野は腰を痛めたような仕草をしています。 流経大柏は苦し紛れに遠めからシュートを打ってきますが、阿波加が正面でキャッチします。 42分にスローインからのボールが渡った鈴木はオフサイドになり、続いて前線の鈴木にフィードしたシーンは鈴木のファウルと判定されました。 44分にはるか右奥へ出したボールに荒野が追い付きましたが、受けた神田は打てません。 時計が45分になった頃、深井に代わって中川が入ったので、相手も時間稼ぎの交代だろうと思ったことでしょう。 ところが46分、中川が左を突破したクロスに鈴木が合わせて、ゴール右隅に入りました。(3-1) ほとんどトドメになった追加点ですから、ピラミッドになって喜びます。 得点の半分は中川の功績でしょう。この時間帯にフレッシュな中川の俊足で突破されたら、捕まえられないのが普通です。 小山内の手当てもあったためか48分頃になり、中川がオフサイドになったところで終了の笛が鳴りました。(3-1) スコアボードを片付けられないうちに撮影します。 観客に向かって整列し、コールに合わせて「イェーイ!」と。 太鼓とコールと、1人で頑張っていたサポへも挨拶します。 これで成績は1勝1分、なんと首位です。 得点ランキングでも、榊と近藤が共に2点で2位に付けています。(1位は3点) まだ残りが16試合もありますが、手ごたえは掴んだことでしょう。
プロフィール
作者の雁来 萌(かりき もえ)は、休日になると弁当と単語帳を持参して、札幌市東区にある「北海道コンサドーレ札幌・東雁来グラウンド」(通称:カリキ)で過ごしています。 コンサドーレの次代を担う(かも知れない)若者達が、しゃかりきにボールを追っている姿を眺めて癒されています。 性別:非公開 年令:非公開 特技:非行かい? 職業:占い師、トイレ評論家 住居:熊が出没する札幌市中央区 過去記事のリストを「記事一覧」カテゴリに載せています。 コメント欄に「今後の投稿予定」を記してあり、随時更新します。 オフィシャルブログ内であれば、このブログをリンク集に加えるのはご自由で、問い合わせも不要です。 深夜・早朝のコメント投稿はご遠慮下さい。
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