カブスリーグU-14・札幌 vs SSS

2008年10月06日

10月4日(土)の昼前から七飯町の「東大沼多目的グラウンド トルナーレ」で、カブスリーグU-14・第7(最終)節のコンサ札幌とSSSジュニアユースとの試合がありました。

トルナーレは駒ケ岳の麓に位置し、美しい天然芝ピッチが2面取れます。
駒ケ岳とトルナーレ
少年用に使ったせいか余計なライン跡も見えて、少し紛らわしいです。
前夜からの雨も上がって晴天になり、寒めの涼しい北寄りの風が吹いています。



「トルナーレ」と刈り込まれた芝がお迎えします。
おじいさんは芝刈りに行きました
ピッチの芝ほどの手入れはされていません。(すいか隊の目)

SSS(黄) vs コンサ札幌(赤黒)
試合開始
整列すると、急に日陰に入って暗くなってしまいました。
日射が当たってしかも逆光の状態では、天然芝は透けて見えるので色が飛んでしまい、対照的に背景の林は真っ黒に写ります。
千歳市の青葉公園でも似たような現象になり、写真に撮り難いピッチです。

円陣を組む頃には明るい兆しも見え始め・・
円陣
コンサ札幌のスタメンは、GK:福永、DF:紀井・佐々木・月館・志田、MF:深井・中原・神田・堀米、FW:下田・永坂 で、控えには阿波加・福田・松本・林・藤井・稲田・内山 が見えます。

見所としては、神田や中原による攻撃の組み立てのアイディアとか、キャプテン堀米のガッツあふれるプレイとか、前線の下田の破壊力などでしょうか。
後ろは高さと強さのある月館を中心として守り、紀井の攻撃参加も面白いし、久し振りに出場する志田の活躍も見てみたい・・と欲が出てきます。

開始30秒ほどでSSSにシュートを打たれましたが上へ外れ、逆に1分に右から入れたクロスに堀米がヘディングを当てましたが、これも上へ外れました。
悠斗のヘッド

コンサ札幌は三角にパスをつないで攻め、SSSのパスミスを奪う場面も多かったようです。
サイドから崩す戦法の他に、中原あたりは遠めからでもシュートを打ってみるので、これが結構脅威を与えているようにも見えます。

コンサ旭川は、この後の第二試合に出場するので、前半の途中まで観戦していました。
こんちーむえっくす
選手達の袖に着いているのはスポンサー様のワッペンで、旭川の大洋飲料(株)が発売している「こんちーむX」という商品名です。
支援の動機を邪推してしまいますが、そういう安直な邪推で宜しいのでしょうか・・。

チャンスはコンサ札幌側にやや多めだったように見えましたが、前半は得失点なく終わりました。(0-0)
 

後半開始時に、紀井に代わって林が最終ラインに入りました。
2分の右CK(ショート)のチャンスは流れたものの再びCKを得て、神田が蹴り入れた左CKに中央で中原が空振りします。
彰吾空振り

しかし6分に得た左CKを再び神田が蹴り入れ、中原(右手前)がヘディングを打つと、ふわっと左上へ入って先制点になりました。(1-0)
彰吾の先制点

9分に永坂がオフサイドぎりぎりで飛び出し、対応に出たGKをかわして打ちましたが、ボールが収まったのはサイドネットの外側でした。
永坂はサイドネット

14分に、永坂に代わって稲田が入りました。永坂は得点こそならなかったものの、チャンスを数多く作っていました。
この辺で3-5-2に代わったようですが、なんだか連携がチグハグになってる場面が多く見られました。

21分にはクリアミスがピンチを招き、打たれたシュートが左へ外れて助かりましたけど、完全に同点にされたと思いました。
大ピ~ンチ

23分のゴール前での混戦も、押し込めません。
大チャ~ンス

24分にSSSがCKを得たところで、志田に代わって福田が入りました。
このCKはコンサ札幌のゴールキックになり、福永が蹴ったボールを右サイドの林が相手ゴールライン付近で奪ってクロスを入れ、中央で下田が打ち込んで追加点を上げました。(2-0)
下康の追加点

28分には下田に代えて内山、佐々木に代えて松本、堀米に代えて藤井を入れ、ここで4-4-2に戻ったように見えます。

この後にSSSのCKやFKが続きましたが、何とか踏み止まって無失点に抑えました。
有終の美
これでコンサ札幌は6勝1敗になり、昨年に続いて今年もカブスリーグU-14で優勝しました。
一方のSSSは、この試合に勝てば準優勝の可能性もありましたが、結局は4位になりました。



post by 雁来 萌

20:17

闘う若梟 コメント(0)