プリンスリーグ第5節(2)

2006年06月14日

10日(日)のAMPでの第三試合は、コンサU-18 vs 山の手高校の対戦でした。

第4節が終わった時点で1位だった北海高校が負けたことにより、順位争いは少し楽になりましたが、すぐ上の帯広北高との差は縮まっていません。今日はそのさらに上にいる山の手に勝って、順位を上げたいところです。
隣のコンサ練習場で行われている試合の結果も気になりますが、とにかく自チームが勝たなくては何事も始まりません。


山の手(白) vs コンサ(赤黒)(2006.6.10:AMP)
雨が止んだ代わりに、少し風が出てきました


お決まりになったお祈り?のポーズ
 

前半のスタメンは、GK:岩田、DF:熊澤・廣中・福田、MF:安藤・大野・岡・長沼・久松、FW:門間・横野 ですが、横野が変です。頭を坊主刈りにしています。
プリンスリーグではまだ無得点だし、前節はあれだけ頑張ったのに得点できなくて負けたんだから、苦しい時の頼みで何とかしたいようです。

確実に勝つために少し様子を見るのかと思ったら、最初から飛ばしてきました。声も出てて連携も良いです。それが出来るんだったら、いつも最初から・・いや、それが難しいんでしょう。
開始8分頃、右サイドの安藤からのクロスを中央で受けた門間がシュート、そのこぼれ球を中央で横野が蹴り込んで先制しました。(1-0)
最初は、髪形が似てる長沼の得点かと思いました。

14分頃に、左の久松からのクロスを、中央の横野がヘディングして得点(2-0)、
26分頃に、左からのクロスを中央の門間が足で合わせて追加点(3-0)、
36分頃に、相手のパスがプレゼントになったのを受けて横野がドリブルシュート(4-0)、
40分頃には、左CKがはじかれた球を左からクロスを入れ直し、再び横野のヘディングが決まって(5-0)、前半を終了しました。
 

後半は熊澤に代えて松本(壮)を入れただけで、他に変更はありません。
しばらく膠着状態が続いたせいもあってか、17分頃に久松に代えて能登、安藤に代えて鶴野、門間に代えて大西の3人を投入しました。
その4分後に、能登の左からのクロスに大西が足で合わせて得点しました。(1-0
11キャプテン岡からの攻撃

35分頃、横野が相手と交錯して倒れ、動けなくなりましたがプレイは続行されています。
プレイが止まったところで負傷の状態を確認するのかと思ったら、主審は大野にイエローを出してます。しかも退場を指示しているような・・??

どうやら、横野がファウルで倒されたとアピールしたのを主審が聞き、「異議」として大野にイエローを出したようです。
でも大野自身はアピールも何もしていないので、びっくりして聞き返したらこれも「異議」と見なされ、もう1枚イエローを追加されて退場させられたようです。

これは主審の勘違いであるし、その前の横野が倒れたシーンでファウルを取るべきだったように思います。うちが守勢に回ったのでそのアピールが遅れ、プレイが流れてしまいました。
必ずしもコンサ側に不利な判定ばかりではなかったようですけど、W杯の審判のように誤りを認めて欲しいもんです。

40分頃、岡に代わって玉岡がトップ下に入りました。負傷明けとは感じさせず、数的不利を埋めるべく、献身的に走っていました。
終了間際に、大西のシュートがはじかれたのを鶴野が拾って右からクロスを入れ、横野が足で合わせて追加点を上げ(2-0)、相手GKが痛んだ時間を加味して終了しました。

普通、負けた方の選手がピッチに倒れ込みますが、今回は横野がゴール前で大の字になってしまいました。
無理もありません。彼は精力的に走り回っており、後半途中からヘロヘロになってたんですが、気力を振り絞ってさらに走ってました。髪を切ると空気抵抗が減って走りやすく・・

山の手の方も、終盤には「最後までやるぞ!」という声をかけながら試合を続けてました。
かつての名門チームが、既に記録的な失点を重ねており、相手が1人少なくなってからも点を取られているんですが、とにかく諦めずに最後まで頑張ることが、次の試合にも繋がるでしょう。


GKが誘い出されるが、横野のシュートはDFに止められる
 

トータルで(7-0)というスコアになり、勝ち点3を得たのはもちろん、得失点差もだいぶ稼ぎました。しかし、コンサ練習場の方の対戦では旭川実業も第一高校も勝ったとのことで、順位は4位にしか上がれず、依然として厳しい状況が続いています。


次節と次々節は帯広への遠征となり、試合は「帯広の森運動公園」の球技場で行われます。
例年、金曜日の夜に出発し、車中泊を含む2泊3日の旅になります。今年は現地でブログの原稿を書くことになるのか・・?

第6節:7月1日(土)11時から vs 北海高校
第7節:7月2日(日)10時から vs 登別大谷



post by 雁来 萌

22:19

闘う若梟 コメント(5)