旭川春季リーグ準々決勝(旭川U-15)

2006年06月08日

4日(日)に、旭川ユースU-15が出場している「イレブン杯春季リーグ」の準々決勝を見てきました。
ちょうど日程が合っていたので(笑)、「前座試合」としてU-18のプリンスリーグ第4節もついでに見てきました。

春季リーグでは、旭川U-15は予選リーグを1位で通過し(前報など)、3日(土)に行われた決勝トーナメント1回戦は見てませんが、これにも勝って準々決勝へ進んでいます。

プリンスリーグ会場の忠和公園から、春季リーグが行われる花咲球技場までは、車で15分くらいだったと思います。
花咲の陸上競技場は、JFL時代にトップチームが試合をしたことがありますが、今日の会場はサブグラウンド的な多目的の球技場です。芝じゃなくてクレイですが、観戦スタンドもスコアボードもあるし、夜間照明もあります。「スタルヒン球場の裏」という表現の方が分かり易いかも知れません。

国道から駐車場に曲がる角に「護国神社」があって目印になります。境内には露店が並んでいて、今日は祭礼の日に当たっているようです・・ということは、隣接する駐車場は込んでるんじゃないか?と焦りましたが、余裕で空いていました。


旭川ユースU-15の用具バン(2006.6.4)
スポンサー様の「進藤病院」のステッカーが貼ってあります
 

会場に着くと選手達がアップしており、当日はクラセン・道央ブロック予選などの競合する試合は無いので、3年生主体のレギュラーメンバーで当たれます。

昼食代わりのクッキーを食べながら前の試合を見てると、その更に前の試合で敗退したチームが会場の外でミーティングをしてる声が聞こえてきました。
監督さんが最後に、『今日はプリンスリーグ・・って知ってるか?旭川実業がコンサドーレに1-0で勝ったんだ。お前達の先輩が頑張って勝ったんだから、お前達も頑張るように。』というお話をしてました。
そういう引き合いに出されるのは不本意ですが、少年達の励みになって、北海道全体のレベルが上がるのであれば無駄ではない、という殊勝な発想も浮かんできます。
 

試合時間は30分ハーフで、今日の対戦相手は北都中学校です。旭川U-15のスタメンは、GK:宮崎、DF:小山内・内田・田辺、MF:菅野・鈴木・藤田・佐藤(佑)・近藤、FW:木島、菊地 と、GK以外は全員が3年生です。

ちょっとお気の毒ですが、試合はまるで「鳥かご」ゲームです。パス交換しながら相手に触られないままボールを運ぶことができます・・でも、なかなか点が入りません。

15分頃、中盤からのパスを菊地が頭で受け、それを足で打って先制しました。(1-0)
1点取ったら、後は「芋づる」のような展開になりました。20分頃には菊地が打ち損ねたボテボテのボールが、ゴール右隅に入ってしまいました。(2-0)
23分頃には、後方からの浮かせたパスに反応した木島が足でシュートして、追加点になりました。(3-0
川口コーチによるハーフタイムの指示(2006.6.4:花咲球技場)
 

後半は小山内・内田・菅野に代えて2年生の志摩・越川・河本を入れ、4バックにしました。
開始1分で、左からの田辺のクロスに木島が足で合わせて得点し(1-0)、
3分頃には、右からの志摩のクロスを再び木島が受けてシュートし、こぼれ球を菊地が押し込みました。(2-0)
11分頃に、ハットトリックになった菊地に代えてFWに塚原を投入し、16分頃にはDF田辺に代えて松原、MF鈴木に代えて京野を入れました。
その直後、塚原がドリブルで中央を突破してシュートし(3-0)、
19分頃には中盤からのスルーパスを木島が受けて加点しました。(4-0)

試合の大勢が決まったので、ハットトリックになった3年生の木島と藤田、佐藤(佑)に代えて石岡、山田(海)、山田(陽)を投入すると、ピッチ上の大部分は2年生の選手になりました。

25分頃には、山田(海)がこぼれ球を拾って打ち、そのこぼれ球を塚原がシュートし(5-0)、
終了間際の29分頃には、右サイドのパス交換からのチャンスによる混戦で最後に山田(海)が押し込んで(6-0)としました。


コンサ(赤黒) vs 北都中(青)(2006.6.4:花咲球技場)
鈴木のヘディングはオフサイド
 

合計(9-0)というスコアで、得点や交代のメモを取るのが大変でしたが、予選リーグでの(15-0)という試合はどれほど慌ただしかったのか、想像しただけでも目が回りそうです。


試合終了後(2006.6.4:花咲球技場)
メンバーはハーフタイム時とほとんど入れ替わってます
 

準決勝・決勝は10日(土)と11日(日)に行われますが、両日ともクラセン・道央ブロック予選とぶつかりまくっているので、メンバーの配分が難しいでしょう。旭川U-15としては、決勝戦で緑ヶ丘中学校を破って雪辱を果たしたいところです。

10日はプリンスリーグがあるので他のオプションは選びようが無いですが、11日は東川(春季リーグ)に行くか、なまこ山(クラセン)に行くか、選択に苦しみます。
実は、今年から始まった「クラブチームU-12」という大会(滝川)にコンサU-12も出場するので、これら3ヶ所を効率的に回るルートやスケジュールを検討しています。単に回るだけなら可能なんですが・・。

参考:6月11日(日)
 10時         春季リーグ決勝 @東川コンサフィールド
 10時、14時半    クラセン・道央 @芦別なまこ山
 11時、13時、15時 クラブチームU-12 @滝川河川敷


追記(2006-06-17)

10日に行われた準決勝は、(1-2)で東明中に負けました。

大会の優秀選手として、旭川U-15からはDFの内田、田辺、小山内、越川とFWの石岡が選ばれました。越川と石岡は2年生です。
14点を上げた木島が得点王になりました。



post by 雁来 萌

22:25

闘う若梟 コメント(4)