2007年09月21日
自民党総裁選:浮かれる森と固まる古賀、義理人情の小泉。(1)~(4) http://plaza.rakuten.co.jp/kingofartscentre/diary/200709210000/ http://plaza.rakuten.co.jp/kingofartscentre/diary/200709210001/ http://plaza.rakuten.co.jp/kingofartscentre/diary/200709210002/ http://plaza.rakuten.co.jp/kingofartscentre/diary/200709210003/ 福田新総裁が誕生間近となってきました。 当初は麻生幹事長が有力,といわれていたものが一夜明けたら麻生包囲網ができあがってきたダイナミズム。まさに政治は一寸先は闇です。 そんなこんなの政局についてのブログ。いや,ほんとは政治学らしいんですが,政局についてのところがおもしろいです。 ウソかほんとか分からないようなことが書いてあるんですが,もっともらしく思えてしまうのです。
たとえば,森さんが福田さんを担ぎ上げ,これに小泉さんの支持をもらおうと電話した,と想像したシーン。
以下引用
森さん(以下、森)「純ちゃん、今回は福田さんでいきたい。
ぜひ、支持してもらいたい」
小泉さん(以下、純)「森さん、綿貫さんと話したらしいね」
森「えっ?いや、それは。。。純ちゃん、今は党内外のいろんな人と
よく話し合ってやっていかなきゃいけない時代だ。理解してくれ」
純「森さん、綿貫さんは「郵政民営化凍結法案」を
小沢さんと一緒に出した人だよ。
森「純ちゃん、それはよくわかっている。
それとこれとは別だ」
純「森さん、俺は福田さんが綿貫さんと話し合って、
郵政民営化に手をつけるなら、自民党を出て行くよ」
森「純ちゃん、なにを言い出すんだ!」
純「俺は、中川さんと一緒に、小泉チルドレンを連れて出て行くよ」
森「純ちゃん、それだけはやめてくれ!
与党が衆議院で3分の2を失ったら、なにもできなくなってしまう。
自民党は終わりだ!!」
純「俺はそんなことは知らんよ」
森「純ちゃん、お願いだ」
純「では、福田さんに『郵政民営化は一切手をつけない。
国民新党とは話をしない』と約束させてくれるか?」
森「わかった、必ず約束させる」
純「ありがとう。じゃあ、俺は福田さん支持を表明するよ」
森「純ちゃん、ありがとう」
うん。。。(苦笑)
こんなとこかな。
引用長すぎかな。。。 なにはともあれ,2ちゃんねるで与太話みているよりはよっぽどおもしろいです。 政治の裏に興味がある方は,是非ご一読あれ。
2007年09月20日
ちょっとブログ巡りをしていたところ,気になった裁判記録を見つけました。 新聞3社に賠償命令 共同通信記事で名誉棄損 裁判を起こした人のブログがあったりしますので,そちらが一番詳しいような気もしますが。 要約すると,医療ミスで患者を死なせたとして訴えられていた事件(一審では医師無罪,現在控訴審)についての記事を書いた共同通信,および共同通信のものをそのまま載せた新聞社が,医師から名誉毀損で訴えられたというものです。 共同通信の記事を載せたんだから責任は共同通信に,と思いきや,共同通信は取材を元に書いており,取材元も信用するに足るもの(警察会見など)であったことから責任を問えるものでも無し。配信を受けた新聞社は取材もせず載せただけ,しかも配信された記事とのクレジットも無し,という無責任ぶりなので賠償,ということになりました。 社会で起こることを記事にするため,すべてを取材するわけにはいかないのが現実で,実際新聞によっては,ほとんどが共同通信の配信だったりするのですが,これが誤報の時に新聞社が責任を取らなければならないわけではありません。 これが「配信サービスの抗弁」です。 ただ,この配信サービスの抗弁は,なんでも認められるわけではなく,「社会の関心と興味をひく私人の犯罪行為やスキャンダルないしこれに関連する事実を内容とする分野における報道」なんかは,信用できる通信社であろうと,事実かどうか自らが検証する必要があるとされているそうです。 今回はこれにひっかかったのでしょう。 適当に記事を書いている新聞があるというのがよく分かる判決でした。 結局のところ,ニュースソースが明らかではない記事というのは信用ならん,ということになるのですが,どうも日本ではなにかというと情報源の秘匿を振りかざし,適当な記事をばらまく傾向があるような気がします。 情報源は極力明らかにし,その上でどうしても明かせないものについてのみ,その権利を訴えていくよう,取材時から努力してもらいたいと切に思うばかりです。 取材源の秘匿については,こちらのブログが興味深かったです。 小倉秀夫の「IT法のTop Front」取材源の秘匿 http://blog.goo.ne.jp/hwj-ogura/e/c7422900a2746df5661e0459c6412aea
2007年09月14日
予想もクソもなく,一夜明けたら福田元官房長官の優位が固まってました。 流れを決めたのが小泉元首相の福田支持だった,という話があるのがなんとなくおかしさを感じるところです。 なんだかんだいっても,まだ小泉さんの呪縛から抜けられないのは,どこも同じようです。 しかし麻生幹事長の人気がここまで無いというのは意外でした。阿部総理が辞めずにテロ特措法と差し違えたとしたら次は麻生総理,というのは既定路線だと思ってましたが,自民党内にはこの路線に不満があったのでしょうか。 福田で選挙が戦えるのか,には不安たっぷりだし,明るさのないリーダーが続くのもゲンナリですが,がたついた自民党をまとめるには良いのかも知れません。 まずは月末の選挙結果でも楽しみにします。 麻生幹事長の不人気はどれほどなのか。。
2007年09月13日
ご存じの通り,安倍総理が電撃的に辞任しました。 新聞・テレビや政治系のブログでもいろいろ憶測も飛んでいたりしますが,一致するところはタイミングの悪さです。 施政方針演説したばかり,代表質問を受ける直前の辞任というのは,たしかに間の悪いことこの上ないです。 思えば安倍総理の判断というのは,タイミングを逃してばかりでした。それほど間違えた判断ではなかったと思うのですが,ことごとく時機を失しており,結局イメージを落としていきました。 このタイミングでの辞任で,将来ほとぼりが冷めたら,あるいは一皮むけて成長してから再登板も難しくなったのではないでしょうか。そう思うと,少々惜しい人材だったような気はします。 次は誰がなるのか難しいところですが,麻生太郎が第一候補でしょうか。実際今の内閣は第二次安倍と言うよりプレ麻生の色が強いし,小沢一郎相手にもひけは採らないでしょう。とはいえ,それだけに次が麻生太郎ではちょっと空気が変わらなさすぎる気も。 安倍内閣がテロ特措法と心中,そこから満を持して麻生登板で勢いを付けて総選挙,の目論見(誰のかは分かりませんw)はスカッと外れましたので,このあとどうなっていくのか興味深いところです。 麻生太郎を軸に進んでいくことにはなると思いますが,最終的に誰がなるにしてもすんなりとはいかないでしょうね。 ということで,どうでもいい予想。 本命:麻生太郎 対抗:谷垣禎一 穴 :福田赳夫 大穴:・・・思いつかない。あっさり思いついたら大穴じゃないか。河野太郎?
2007年09月12日
サブプライム問題に端を発した激動の8月が終わりました。 たぶんに漏れず応援ファンドも大きな影響を受け,設定以来発のマイナスとなりました。下足がちょっとだけ出ているのが救いといえば救いです。 各投資信託の決算が出てくる9月がサブプライム問題の本番とも言われています。黙ってみてるにしてもも買いにまわるのも,いずれにしてもおもしろいことになりそうです。 ちなみに私はインデックス中心に,買いにまわる予定です。全期間 -4.95% 1ヶ月 -5.31% 3ヶ月 -10.80% 6ヶ月 -13.10%
2007年09月11日
北見断水 「時間外」の返納検討 市職員幹部ら155万円寄付 人災といわれる北見での断水に絡み,残業代が払われていた公務員が返納するというニュースです。 これほど噴飯ものの話も聞いたことがない。 奴隷のように人をこき使ったあげく,賃金は支払わない。って奴隷のようにどころか,文字通り奴隷です。 断水に対して,北見市の対応がよくなかったのは事実でしょう。 ただそれは責任者が曖昧な体制のまま放置していたことによります。 ただ単に支払われた残業手当が高額だから腹が立つ,というのを潰しているのでは,結局問題は解決しません。 だいたい,そんなに高額になるほどの残業ってどれだけなんだか。 そんな残業させるような管理体制だから,あんな断水が起こるんです。 変なところを叩いてないで,もっと市民も見るとこ見ないと,結局バカを見るのは自分だということに気が付いてもらいたいものです。 しかし,北見の市長はほんとにアレなやつだな。。。
神田市長は会議で「時間外手当について市民から厳しい議論をいただいている。職員の良識ある判断を求めたい」と述べた。
トップや管理職がすることをしないで起きたこと載せ菌を現場に押しつけ,その上職員には良識がないかのような言いぐさ(残業代の水増しでもあれば別だけど)。 まず始めにこの市長を辞めさせないと,北見はなにも代わらないに1ペリカ。
2007年09月11日
続報らしい続報はありませんが,ここに来てようやく,病院と医者が悪いんだ,という論調から変化が出てきた様子です。 全国各地でこういったことは起きている,と言われつつも実態の把握すらされていませんでしたが,実は日常的に起きている,ということが表に出てくるようになりました。札幌市では39件だそうです。 じゃあどうするか,ということにこれからなっていくといいのですが,医療センターの整備だとかでていますが,結局のところ,激務と世間からの冷たい仕打ちに医者がやる気をなくしているんですから,箱だけ作っても意味はないです。 「善きサマリア人の法」が作られるような話にでもなると風向きも変わってくると思うのですが。 そんなこんなを思いながら,医療崩壊ニュースの先駆けになった,福島県大野病院の裁判傍聴記を読んでいると・・・まだまだ先は暗そうな気がしてきます。
最新のエントリー
月別アーカイブ
コメント
検索