サヨナラ ジーコ

2006年06月29日

管理サッカーのトルシエに対し、放任主義のジーコっていう見方が一般的なんだろう。
結果だけを見るとトルシエの方がイイ監督だったと言えるのかもしれない。
ただ、生真面目にルールを守り、他人のために汗をかく事を美徳とする日本人にとって、
トルシエサッカーはそれまでの日本サッカーの延長線上にあるもの。
それに対し、自分で考え自分達でルールを作るとういうジーコサッカーは、
従来の日本サッカーの一つ上をいくサッカー。

結果ではなく、将来のことを考えた時果たしてイイ監督はどっちだったのか?
ただ、残念だったのは、ジーコが若手を招集しなかったこと。
ジーコ自身は将来の日本を考えてとった手法ではなかったとしても、
従来の日本のサッカーを変えることができうる手法であったのだから、
より若手を使ってほしかった。

たぶん、ジーコって過去の試合の個々の選手のプレーを、よく記憶しているのだと思う。
例えば、北朝鮮戦の大黒とか、コフェデの加地&俊輔とか、アジア杯の川口とか。
だから、代表召集にしてもスタメン起用にしても、この選手はこういうプレーをしてくれるだろう、
この選手はこういうプレーができるはずだという考えになるのだと思う。
(だから、多くの試合を見ている鹿島勢が多く入ってくるし、
 若い選手は順番待ちの列に並ばなくてはならなかった。)

さて、次の代表に入ってきそうなのは、
GK:西川・林
DF:闘莉王・岩政・増嶋
MF:今野・阿部・長谷部・本田・家長・松井
FW:平山・カレン・大久保・田中 ・・・・・・・・
もっと・もっと、でかくて・強くて・うまくて・根性のあるヤツでてこい!

98フランス大会 0勝3敗
02日韓大会   2勝1敗1分
06ドイツ大会   0勝2敗1分
まっ、02日韓大会は別格だから、
98フランス大会に比べ勝ち点「1」前進って考えるのが妥当

ということで
お疲れ様 サヨナラ ジーコ


post by アニー

21:41

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