2017年12月24日
この記事は北海道コンサドーレ札幌AdventCalendar2017の24日目の記事です。 札幌サポの私ではなく、磐田サポの旦那が何故か張り切って書きましたのでよろしくお願いします。 (以下の文章は旦那が書いたものです)
北海道コンサドーレ札幌サポーターの皆様こんにちは。 今回、北海道コンサドーレ札幌2017AdventCalendarに参加表明しました。 2014年以来の3年ぶりの登場です。相変わらず場違い感が半端じゃない。 そもそもコンサドーレ札幌サポーターですら無いわけですが、 こうやって参加を許可されて(されてるのか?)、皆様の懐の深さに感謝しております。 それではご覧ください! 1.はじめに 「ああ、またやられた……」 これは、今季の北海道コンサドーレ札幌対ジュビロ磐田戦において、 幾度となく磐田側のスタンドで発生した(と思われる)セリフである。 また……という言葉を使うには理由がある。 「また」の意味をネットで調べてみると、 (以下、https://dictionary.goo.ne.jp/jn/にて検索した結果を一部抜粋) 【副詞】 前にあったことがもう一度繰り返されるさま。ふたたび。 用例:「あした―来ます」「いつか―お話を聞かせてください」「―失敗した」 【接続詞】 事柄を並列・列挙するときに用いる。ならびに。 用例:「彼は、英語もドイツ語も、―フランス語も話せる」 ここでは、副詞としての「また」を利用したものとなる。 そして、冒頭の文章は、主語と目的語が足りていないので補う。 「ああ、また(ジュビロ磐田が、)やられた……」 ⇒「ああ、また(ジュビロ磐田が、)得点を取られた……」 ⇒「ああ、また(ジュビロ磐田が、)(都倉に)得点を取られた……」 という文章が完成する。 冒頭の文章を読んだだけでこの結論に達した人は、 与えられたことから物事を類推する力に長けていると評価できる。 2.疑問点 「ああ、また(ジュビロ磐田が、)(都倉に)得点を取られた……」 今季の北海道コンサドーレ札幌対ジュビロ磐田における対戦結果は以下の通り。 ・JリーグYBCルヴァンカップ グループステージAグループ第1節 磐田0-2札幌(上原、都倉) ・明治安田生命J1リーグ第9節 磐田(川又、上田※1)2-2札幌(横山、都倉)@ヤマハスタジアム ・明治安田生命J1リーグ第25節 磐田(川又)1-2札幌(都倉、ヘイス)@札幌ドーム※2 ※1……年1くらいの頻度で決まる上田の直接FKによる得点だったが、 今季、クソンユン相手に直接FKを叩き込んだのは、 私がコンサドーレのハイライト動画で全ての失点シーンを見た限りでは上田だけである。 (セレッソのソウザも直接FKを決めたが、この試合は金山が先発だったから無効とした。) だからどうした、というものでもないが、実に良いFKだった。 ※2……常日頃から私が散々主張していることだが、ジュビロ磐田は札幌ドームで90分で勝ったことがない。 (2002年は勝ちこそしているが、それすらも延長Vゴール勝ち) (2001年以前は勝ちこそいるが、それは全て厚別での話) Jリーグはいい加減、秋春制なんかよりも札幌ドームの芝および傾きの問題について真剣に調査し議論するべきである。 さて、ここで注目すべきは、都倉の得点率の高さである。 今季に限定すれば、磐田戦に出場したら必ず得点する。なんてそれくらいの勢いである。 この、毎試合都倉にやられる感覚は、かつて赤嶺(正確な数字は把握していないが、2013年時点で対磐田戦16試合12得点だった)に感じたようなあの感覚に近いのかも知れない。 だが、ちょっと待って欲しい。 本当に磐田は、毎試合都倉にやられているのか。 事の本質は、札幌との相性の悪さ・今季の対戦戦績の結果の悪さ、ではない。 勝手に苦手意識を持つことは我々にとっても好ましいことではない。 今こそ冷静な議論が求められる。 3.検証 というわけで検証してみようと思う。 (余談ではあるが、今年の北海道コンサドーレ札幌AdventCalendar2017、 指標値とか成績との相関関係とか数字を使った記事があり、しかもそれが興味深い内容で、 正直なところ、まずったなあというところ。) さて、今回は、都倉が加入してからどれくらいの得点をどの相手から奪ったかランキング 略してTリーグを開催してみたいと思う。 (このネーミング、結構気に入っていたのだが、 調べてみたら、高円宮杯U-18サッカーリーグと被るという失態) データについては、 リーグ戦分はhttp://www.football-lab.jp/player/500250 カップ戦分は公式サイトを調査 調査結果(得点順・同じ得点の場合は試合数が少ないチームを上位とした): 栄えあるTリーグ優勝=都倉が圧倒的に得意としている相手は松本山雅となった。 2015・2017は互いのカテゴリが異なっているので、 そもそも最大で4試合しか戦えない中で5ゴール、しかも4試合すべてで得点。 まさに、毎試合都倉にやられているということになる。 その松本と同じ5ゴールを奪っているのが2位となった磐田 こちらも6試合5ゴールで無得点だったのは2試合だけ やはり、毎試合ではないがかなり高い確率で都倉にやられている。 しかも松本と違い4年間で3年同じカテゴリに所属しており、 更に来年も同じカテゴリであることから、今後、松本を抜く可能性が大いにあるのだ。 3位の岐阜からは6試合で4ゴールを奪っているが、 これは2016年J2第2節でのハットトリックが大きい。 岐阜からすれば別に都倉にそこまではやられていないという感覚だろう。 余談だが、ジュビロ磐田はJ1昇格した2015年シーズンで岐阜にダブル※3を食らっている。 ※3……ホーム・アンド・アウェーのリーグ戦などにおいて同じ対戦相手に連勝(連敗)すること 4位以下になると都倉に奪われた得点が2~3年で3ゴールという 1年で1ゴールくらいの、まあリーグ得点ランキング上位ということを考慮すると、 特段特筆すべきことはなくなるように感じる。 その中で、2016・2017とカテゴリが異なっており、 2014年の都倉加入前にリーグを1試合消化している福岡が試合数の差で4位となった。 余談だが、ジュビロ磐田はJ1昇格した2015年シーズンで福岡にトリプル※4を食らっている。 ※4……ホーム・アンド・アウェーのリーグ戦などにおいて同じ対戦相手に連勝(連敗)すること。ここではリーグ戦2試合に加えて天皇杯でも負けていることを指す。私がげんなりしながらTwitterで盟主botをスパブロ登録したのもこの頃 来季も同カテゴリということで今後の躍進が期待できるチームとしては、 現時点で上位につける清水(今季は得点なし。何故か今季は都倉が1試合しか出なかった)や長崎、 今季2試合で2ゴールをマークした広島が挙げられるだろう。 4.総括 ここまで読んで頂きありがとうございました。 それにしても予想はしていたが、やはり弊クラブに都倉に対する苦手意識があることが否めない。 これまでの結果を踏まえ、来季に向けては、しっかり都倉対策※5を練って今度こそ札幌で勝利を掴んで欲しいものである。 ※5……っていうか強奪して干せばいいんだよ。ジェイが居れば別に都倉いらねーだろ? ついでに試合会場も厚別にしよう。来季は厚別増えるわけだし。 引き続き、ガチ過ぎる我が他サポ夫妻(夫…今季磐田リーグ戦32試合観戦、妻…今季札幌リーグ戦34試合観戦)を宜しくお願いします。
プロフィール
まうです。 しがない主婦です。 道北出身。 大学~社会人時代は札幌で過ごし、結婚を機に13年7月札幌から東京に引っ越し。 旦那は他サポだけど応援チームまでは移籍しないぜ! 現役を引退された今なおも鹿島の大岩剛さんをこよなく愛しております。 @mau_consa
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