あるジュビロサポーターが見た札幌

2014年12月22日

僭越ながら、コンサドーレ札幌 Advent Calendar 2014に参加させて頂くことになりました。
今回は私ではなく、磐田サポの夫が書きました。
当初は「ジュビロサポーターが見た札幌」というテーマだったのですが、チェック&直し担当の私が下書きを読んでみたらかなり磐田目線すぎてどこから直していいか頭を抱えました…w

まぁいっか!今季は磐田に1勝1分だったし!ってことで、あまりに不要すぎる箇所以外はほぼそのまま掲載することにしました。
ただどうしても黙っていられなかったところは補足やツッコミとして赤字で追記してます。

それではどうぞ~。



※赤字は嫁(札幌サポ)の補足やツッコミです


コンサドーレ札幌サポーターの皆様、こんにちは。

今回、コンサドーレ札幌2014AdventCalendarに参加表明しました。
場違い感が半端じゃないというか、そもそもコンサドーレ札幌サポーターですら無いわけですが、
こうやって参加を許容されて(立候補制だから許容されてるかどうかは分からんぞ)、コンサドーレ札幌サポーターの懐の深さに感謝します。

・自己紹介

コンサドーレ札幌サポーターを嫁に持ち、ジュビロ磐田サポーターをやっております。
静岡と縁もゆかりもない私がジュビロサポーターになった理由は、

当時強かったから(98年~03年頃の話)。

私がコンサドーレ札幌に興味を持つきっかけとなったのも、やはり04年のヤンツー監督就任。
実際に関東のスタジアムで札幌の試合を見るようになったのは06年~07年頃から。
嫁さんとカシマスタジアムで知り合ったのが08年(開幕戦のアレです)だったから実はそれより早かったりします。

今回は、そんなひとりのジュビロサポーターが見た今季札幌の開幕戦と最終戦を雑に振り返ります。

1.対ジュビロ磐田@ヤマハ

開幕戦ということで、道内・道外各地から遥々遠征された方も多いと思われるが、
私が思うに今季の札幌の試合におけるベストゲームであろうと勝手に確信している。(他にも色々あるわ!アウェイ松本とか!)
ちなみに、ジュビロ側からしてもこの試合の内容は決して悪いものではないんじゃないかと
当時は思ったし、たまたまやっていた再放送を見てもやっぱりそう思えた。

・磐田、札幌の応援をパクる「みんなで一緒に、頂点をつかもう、オレらがついている、Let's Go 磐田」
(札幌の「熱いプレーで 俺たちを揺らせ~♪」と同じメロディです)

突然披露され、完全にパクりじゃないかと思っていたら案の定アウェイ側に被せられていた。
2014年J2なんだったのか大賞候補と思っていたのだが、
いかんせん解説者(後の弊クラブ監督)による「シャーレ発言」に持っていかれた感がある。
序盤戦は試合前や勝利後に歌われていたが、湘南に負けて以降スタジアムでは一度も聞いていない。
来年も歌ってもいいと思うのだが果たしてどうなるのだろうか。

アウェイで讃岐に4-1で勝って(第2節ですね)この歌をみんなで歌ったのは今季最高の思い出である。(ここが今季最高なのかよ!)

・金山、松井のラボーナを止める

金山に神が舞い降りたことを予感させるプレーだった。
開幕前のインタビューで「J2を舐めてはいけない」と答えていた松井を見ていただけに、
バックスタンドが湧く中で「普通に蹴れよ、J2舐めてんのか!」と怒り狂っている自分が居た。
だって、普通にインサイドで蹴ったら入っただろあれ。

・砂川、前半のフリーキック

雨の中、(関東後援会での応援バスツアーにて)一年に一本入ればいいなどと言われた砂川のフリーキックが開幕戦で盛大に炸裂した。
開幕戦のGKは藤ヶ谷だったが、八田だったなら……というたらればは全く言う気にはならない。
フリーキックを与えた段階で嫌な予感しかしなかった。あれを獲得したのは石井だったろうか。
今季の開幕戦に限っては、両チームをスタメンを未だに諳んじて言うことができる。
ゴールが決まった瞬間に、これまで饒舌に話していたスカパー!の解説者(後の弊クラブ監督)は、「お、おう……」的なリアクションを見せてくれた。
それまでは楽しそうだったのが一瞬で沈黙した感じであった。

・金山、フェルジナンドのミドルを止める

前半のプレーだけを見ていても良い外人なんじゃないかと期待感を抱かせてくれたが、
これは絶対に良い選手だと確信を抱かせてくれた場面。
ただし、シュートは金山に止められている。
また、後に60分程度が限界であることを知ることになる。

・金山、前田のPKも止める

キッカーが前田という時点でまた嫌な予感しかしなかったのだが、
(ここ数年前田はPK成功率は低く、あまり決めているイメージが無い)
金山にしっかりとPKをストップされ、こぼれ球を山崎が押し込めなかった。
スカパー!の実況は、この場面で「コースが甘い!」と絶叫していたが、確かに甘かった。

なお、この金山PKストップ⇒世界を切りひら~け♪の応援の流れは、
今季の札幌ゴール裏で最も格好良い場面であると勝手に認定している。
他の試合においてはこの応援は余り聞けていないが、この試合で完璧な出し方をしてしまったからなのだろうか?
(↑多分そんなわけないけど、確かにこの時は別々に札幌ゴール裏で観戦してた私は感動して泣きながらバモりました)
とても好きな応援なので、来季はたくさん聞きたいものである。

・結果、ジュビロ磐田0-1コンサドーレ札幌

世間一般で見れば、ホスン・奈良・パウロン・日高・上里が不在の相手に0-1で負けてプギャー!ということになるのかもしれないが、
スタジアムで見ていた人間からすると、あの日の金山はマジで神だったし、櫛引・小山内・上原拓郎は実に良い距離感で守っていた。
当然この試合は今季の札幌のベストゲームであると勝手に認定している。
(だから、他にもいろいろあるってーの!アウェイ松本とかアウェイ松本とかアウェイ松本とか…)

ちなみに、この試合の後、関東後援会のバスツアーに参加して「金山良いな…、金山欲しいな…」とうわごとのように呟くジュビロサポーターが見かけられたらしい。(←旦那のことです)
正GKがイマイチだと、よそのGKが良く見えて欲しくなりがちになるものである。

なお、この試合の9ヶ月後に関東地区後援会の忘年会で行われたオークションにおいて、
4000円程を費やして金山と櫛引のサイン色紙を落札したジュビロサポーターが居たらしいが、(←これも旦那のことです)
サッカーの試合は時に一人の人間の人生にまで影響を与えるものであるということがわかった一試合であった。


2.対ジュビロ磐田@札幌ドーム

開幕戦の次に振り返る試合が最終戦というのもいかがなものかと思うが、
とにかくそういう日程だったのだから仕方がない。
私が思うに今季の札幌の試合における割とふつうの試合であろうと思っている。
ちなみに、ジュビロ側からしてもこの試合の内容は余り良くなかった気がするが、
これが後々あの試合に繋がっていくわけである。
(あの試合って何だろうね!?山形とか山岸とかのアレかな!?)

・荒野と櫛引、駒野をぶち抜いてチャンスを作る

終盤戦に関しては、ずっとパフォーマンスが悪い駒野。
ここまでくると怪我か何か抱えながらやっているんじゃないかと思ってしまう。
来季はパフォーマンスが良くなることを期待したい。

・上里、前半のフリーキック

スカパー!の月間ベストゴールか何かに選ばれたわけだが、
あの位置でフリーキックになった時点で決められる予感しかしなかった。

何か、こう八田の位置取りが、これニアからくるんじゃね?……あっ、きた。あー……みたいな。

開幕戦の嫌な記憶は蘇らなかったが、やっぱり開幕戦が八田でも藤ヶ谷でも砂川のFKは決まったんじゃなかろうか……とは思ってしまった。
金山いいな……、金山欲しいな……(←まだ開幕戦の時の虚ろな顔で言ってます)

・オレたちのフェルジナンド

後半戦は割と押せ押せな感じの時間帯が続いたが、
名波監督はフェルジナンドを投入して、フェルジナンド大作戦という勝負に出る。
この時点でかなり面白いのに、フェルジナンドが本当に勝ちまくるもんだから楽しくて仕方がない。
押せ押せムードで盛り上がっていくゴール裏、そんな中でコーナーキックから本当にフェルジナンドが同点ゴールを決めたもんだから、
オレはもう無茶苦茶に盛り上がって両手を振り上げて肩と腕を痛めたもんである。
(確かに札幌側から見てても決められそうな予感プンプンだったわ…)

それにしても、対コンサドーレ札幌戦においては、
300分近く無得点が続いていたもんだからなのか、同点に追いついただけであるにも関わらず
まるでロスタイムにゴールキーパーのヘディングゴールが決まって勝ったかの如く盛り上がり、
「見たか札幌! これがオレたちのフェルジナンドだ!」
などとゴール裏で叫んだジュビロサポーターも居たようである。(←私はSB席で見てたので分からないけどたぶん絶対に旦那のことです)

・結果、コンサドーレ札幌1-1ジュビロ磐田

その後は、もう試合展開とかほとんど覚えていないわけだが、
(多分押せ押せだったとは思うのだが、それなりにピンチを作られていた記憶)
それ以降にゴールが入ることはなく1-1のドローで試合終了。
コンサドーレ札幌としても勝てるであろう試合を落とした感じであり、複雑な空気だった。
(12年の開幕戦もそうだったけど、引き分けが1番夫婦間の空気がどんよりしますね。。)

・セレモニー

コンサドールズのパフォーマンスから始まり、社長挨拶(後に本当に移籍してきたわけだが、稲本へオファーしていることが明らかになった場面)、
オールコンサドーレ札幌(トップチームに加え、U-18、U-15、U-12まで所属選手全員集合)、といったセレモニーが開催されていたわけだが、
千葉が讃岐に勝てなければ3位になれるもんだからセレモニーの間、俯き加減に携帯速報を見ながら「負けろ千葉!磐田のために!」などとずっと祈り続けていたが、
そんな祈りが都合良く届くほど世の中は甘くないため、普通に千葉は讃岐に勝利、磐田の年間最終順位は4位で終わった。
(それでも開幕前の個人的順位予想では8位だったので、悪くはない結果だったと言える)

・試合後

千葉対讃岐も終わったので、サンクスウォークを眺めていたら
櫛引と金山が来たので、最前列まで出て、とりあえず両手を振って声援を送ったりしていた。
帰りがけ、コンサドーレ札幌サポーターの方が、
「プレーオフがんばれよ!」
と温かい声援を送って頂いたので、感謝の思いを込めて、
「おう、ありがとう! 来年もよろしくな!」
と返事をしておいた。
到底このブログを見ているタイプの方ではなかったと思うが、来年もよろしくな!(本当に)


3.総括、そして一言

しょうもない長文に付き合って頂きまして、ありがとうございました。
この二年で磐田は格上なんていう思いは、大概のコンサドーレ札幌サポーターから無くなったことでしょう。
来季も同じカテゴリーということで、どこよりもガチな他サポ夫婦を自称する我が夫婦を含め、バチバチと盛り上がっていきましょう。
来年もよろしくお願いします。




























そろそろ勝たせろよ……



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J-22選抜のお支払額ランキングとか。

2014年12月09日

J3のJ-22選抜に選ばれると、「試合参加料」として所属クラブがJFAに対して1試合ごとに選手1名につき35,000円(税抜)を支払うらしいので、興味本位で全クラブの通算支払額を調べてみたよ!
てか肩こりながらやっと集計終えたのに、消費税が発生するの今気づいたよ!まあいっか!

<2014シーズン・J-22選抜お支払額ランキング>

お支払額

清水が200万円越えのぶっちぎり1位です!おめでとうございます!!
札幌は101万5千円で4位タイ。
これに消費税と、遠征費もろもろがかかると思われます。
ちなみに表にチラホラある「多分」というのは、私の集計とJ-22おひさるサイトの各選手の「招集回数」が一致しなかったもの。
とりあえず自分の集計を信じて算出してみました。
あと、負傷やチーム事情などで試合に出ずに途中離脱した選手も何人かいるけど、とりあえず「招集されれば35,000円」としてカウントしてます。

清水の柏瀬くんは招集回数:17回と、全33試合の半分以上は出ているのね。
もちろんJ-22の中で招集回数トップ。
なお出場時間のトップは神戸の前田くん(1027分)でした。
2選手とも今後の活躍をお祈りしております(札幌の試合以外で)!
F東京の平岡くんは11試合招集されているけど出場時間は270分と結構短め。
第28節では88分から途中出場し、ロスタイムにゴールしているようで、顔もプレースタイルも全然知らないけど集計しているうちに平岡くん応援している自分がいたw
今後の活躍をお祈りしております(札幌の試合以外で)!

J-22内得点ランキングとかもやりたかったけど、このランキング以上に不毛そうだししんどそうだしでやめたw

他にも気づいたことあれば追記していくかも。(たぶんしなさそうw)


あと最後に札幌分の出場時間と招集回数をはっつけておきます。

<札幌の登録選手の出場時間と招集回数>

名前	   出場時間	招集回数
前 貴之	    0	   0
小山内 貴哉   66	     1
永坂 勇人	    168	   3
中原 彰吾	    519	   8
内山 裕貴	    742	   11
前 寛之	     31	   2
阿波加 俊太  180	   4




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