2013年12月19日
放置しすぎて錆びきったブログをたまには動かしてみよう企画。 ・・・じゃなくて、『コンサドーレ札幌 Advent Calendar 2013』のためのエントリをこちらを使って上げてみよう、というね。 ユースを卒団して、毎年何人かはトップチームへ昇格しています。 去年は5人、今年は6人と人数が多かったけれど、例年は大半が、進学したり社会人など他のチームへ進みます。 進学した選手たちも、これまでは大半が、社会人チームへ進んだり、またそこまでで本格的なサッカーから離れる場合が大半だったように思います。 ところが今年初めて、松本怜大がユースを卒団して大学経由で札幌に帰ってきて、来年も同じように工藤光輝、上原拓郎の二人が内定しています(それを鮭の遡上に例えて“カムバックサーモン”と表現されることも)。 工藤ミツについては一足お先に特別指定選手として今年からプレーしていましたね。 自分自身、ちょっとした縁から大学サッカーを見始めるようになって15年近く経ちましたが、ここ数年はユースっ子が大学サッカーで頑張っている様子を見聞きすること、またその中から再び赤黒縦縞に袖を通す子が誕生するようになったことがとても嬉しく感じていて、これからでも、より多くのコンサドーレサポーターの皆さんに大学サッカーにも目を向けてもらえたら、と思ったりします。 というわけで、今回、大学へ進学したユースっ子について何人か取り上げさせていただきます。 まずは、東洋大を経て今年トップチームに戻ってきた“カムバックサーモン第一号”松本怜大。 私は大学時代の彼の試合を見たのは3年、4年の2年間だけなのでそれ以前については語れないのですが、今と同じく左サイドバックとして、またFKやCKのキッカーとしても活躍し、4年の時に関東大学2部初優勝・関東大学1部への初昇格への原動力の一人となりました(なお、東洋大は昇格1年で2部へ降格してしまいました・・・)。 プロ1年目は開幕スタメンを飾るも、シーズンを通しては厳しいものでしたなあ・・・。 今年も特別指定としてプレーしていた、来年阪南大より入団内定の工藤光輝。 関西の学生サッカーはなかなか見る機会を作れず、4年になってからようやく阪南大のミツくんを見ることができました。 3年の時は総理大臣杯(大学サッカーの夏の全国大会)優勝の原動力となり、関西学生サッカー特別賞を受賞しただけでなく、デンソーカップチャレンジサッカー(大学サッカーの地域対抗戦)ではベストイレブンと最優秀選手に。 4年の今年は、タイトルは獲得できず、またスタメンを外れる試合もいくつかあったようですが、関西学生1部得点ランキング3位、アシストランキング8位と、自らゴールを決めるだけでなくチャンスを作る側としても活躍していた様子。 特別指定選手としてのJリーグでのプレーはほろ苦い結果に終わってしまいましたが、プロになる来年は試合出場のチャンスを掴めたら、パワフルにゴールを狙う姿を見せて欲しいですね。 現在関東でインカレ(全日本大学サッカー選手権大会。大学サッカーの冬の全国大会)が開催中なので、阪南大が勝ちぬいていたら試合の告知もさせていただこうと思っていたのですが、残念ながら昨日の2回戦で敗退してしまいました・・・。 来季、北海道教育大岩見沢校より入団内定の上原拓郎。 ・・・写真がなくてすみません。 自分が見た、彼の出ている岩教大の試合が1年の時のものしかなく、その写真を漁ってはみたのですが使える写真がありませんでした・・・。 というわけで、大学では1年の時から試合に出ていたのですよ。 左利きのボランチ、という印象は強いのですが実はそれ以上語れるほどは見ることができなかったので、簡単な紹介で申し訳ないですが。 (拓郎くんについての紹介は私よりもあきっくさんが詳しいですよ・・・) 続いて、彼らに続けとばかりに?大学サッカーで来年も頑張る後輩たちを。 札幌大の3年・菅原康介。 札大はコンサドーレのトップチーム(というか、サテライト?)とよく練習試合をしているようですし、今年は大学3年ながらコンサドーレの練習にも参加していたはずですので、その際に見ているという人も少なくないと思いますが、私は先日のインカレ(14日開催の1回戦)でようやく大学での彼のプレーを見ることができました。 札大が延長の末敗退してしまった試合なのですが、2ゴール(と、公式記録を見るとアシストは付いていないですがもう1点にも絡む)という活躍。 キープ力があって、ゴールに向かう気持ちが強く感じられて、そしてボールを持つと何かやってくれそうな期待感を持たせてくれて・・・これぞストライカー、という印象。 セットプレーのキッカーもつとめているんですね。 来年も練習参加するでしょうかね? そしてその先には・・・期待したいなあ。 法政大の2年・鈴木貴大。 ユースではあまりスタメンで出ていた記憶がありませんが、大学では1年のリーグ開幕から登録され、その開幕戦に途中から出場し2ゴールという鮮烈なデビューを飾り、その後もほぼレギュラークラスで活躍し、関東大学2部新人賞を受賞。 2年になった今年は出場の機会が大幅に減り、チームも1部昇格どころか東京都リーグへの降格危機という中で、結果を残せなかったことは本当に悔しく思っているのではないかと思います。 来年は今年の分もピッチの上で暴れられますように。 東海大の1年・小野能寛。 1年ながら前期リーグの早いうちに追加登録され、レギュラーに・・・なった矢先にチームに色々あり、その影響もあって、関東2部最下位で来季は神奈川県リーグに降格。 リーグ戦では一度も見る機会を作れなかったのですが新チーム始動直後に試合を見る機会が1度だけあり、そこではユース時代と変わらず右サイドバックで、スピードに乗ったオーバーラップも健在。 東海大の関東リーグ復帰への原動力となってほしい、そう願います。 その他、関東大学1部の国士舘大には1年に下田康太がいますが、リーグ戦前半戦では登録されて何試合か出場したものの夏以降は出場どころか登録も外れてしまい、結局一度も試合に出ているところを見ることなくシーズンが終わってしまいました。 来年以降は見る機会ができることを願って。 その他にも各地の大学で頑張っているユースっ子がいますし、U-15(札幌・旭川)から高校のサッカー部を経由して各地の大学へ進んでいる子も少なくはありません。 ここで名前を上げなかったそういう子たちも、できるだけ追っていけたらと思っています。 長々と、とりとめなく書き綴ってしまいましたが、最後までお読み頂きありがとうございました。
たか
Re:大学サッカーで頑張るユースOBくんたちについて語ってみよう。
2013-12-19 14:25
一番の注目は岩教大の近藤勝成ですよ! 北海道で得点王とったりしてます! コンサユース出身です。
HITOMI
Re:大学サッカーで頑張るユースOBくんたちについて語ってみよう。
2013-12-20 01:23
>たかさん コメントありがとうございます。 勝成くん、もちろん知っていますよ。 U-15の時から見てた記憶はあります・・・が、残念ながら大学に入ってから一度も見る機会を作れずにいるので、今回の紹介からは省かせていただきました。 岩教大は他にもいますよね。 だからこそインカレのプレーオフ枠を掴んで欲しかったのですが・・・。
しょう
Re:大学サッカーで頑張るユースOBくんたちについて語ってみよう。
2013-12-21 20:52
国士舘にはジュニアユース出身の内山北斗くん(室蘭大谷のエース)もいて、インカレでメンバー登録されているので、そちらも注目してください!
HITOMI
Re:大学サッカーで頑張るユースOBくんたちについて語ってみよう。
2013-12-29 03:00
>しょうさん コメントありがとうございます。 国士舘はなかなか見る機会が作れなかったのですが、ランタの子がいるのは一応知ってたんですよね・・・。 来年はちゃんと見る機会を作りたいものです。
プロフィール
1979年8月3日生まれ。 北海道苫前郡羽幌町生まれ。 北海道札幌市育ち。 神奈川県鎌倉市在住。 コンサドーレ札幌は1996年~1999年はホームで、2000年よりアウェイで応援しています。
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