2006年03月31日
日本ハム・ダルビッシュは4回途中KO <ロッテ6-4日本ハム>◇30日◇千葉マリン 躍動感がなかった。日本ハム・ダルビッシュ有投手(19)の今季初登板は4回途中でKO。毎回得点圏に走者を背負う不安定な投球だった。 1回、先頭に与えた四球から先制を許した。1-1の2回には2ランを含む5安打を許して3失点。4回は二塁打と四球で1死も取れず、ベンチへ下がった。「同点にしてもらった後にすぐ点を取られてしまい、いい流れを止めてしまった」とうなだれた。 球速は大半が140キロを超えず、多彩な変化球も荒れてリズムがつかめないままだった。ロッテ先発の小野が8回途中まで無四球だったのに比べ、3四死球と乱れた。本人は球場特有の強風の影響は否定し、佐藤投手コーチも「彼みたいに変化球でかわす投手は曲がり過ぎたりするから難しいが、お互いさま」と厳しい表情。苦渋のマウンドとなった19歳の右腕は、言葉少なに駆け足で球場を後にした。 2年目は出足でつまずいた!? 日本ハムのダルビッシュ有投手(19)がロッテ戦に今季初先発も3回0/3で9安打を浴び、公式戦では自己ワーストの6失点でマウンドを降りた。2月に痛めた右肩の影響からか、最速は140キロと精彩を欠いた。チームもロッテに3連敗し、借金生活に突入した。 躍動感が消えていた。初回からロッテ打線につかまった。1死一塁から福浦、ベニーに連打され先制を許す。同点に追いついた2回無死一塁では、パスクチに甘く入った139キロの直球を左中間スタンド中段にはじき返された。打球を目で追い、首を振った。「同点にしてもらった後にすぐ点を取られてしまって、いい流れを止めてしまいチームに申し訳ない」と広報を通じてコメントした。 「早く投げたい。絶対に勝つ」と誓っていた。それが、公式戦では自己ワーストの6失点。3回0/3での降板は昨年8月12日のソフトバンク戦の3回に次ぐ短さだ。投球数78球は最少投球数という屈辱的な降板だった。ヒルマン監督は「先発は6、7回引っ張ってもらわないと困る」と厳しかった。 天候も敵だった。2月のWBC日本代表との壮行試合で右肩を痛めた。最大15メートルの強風、試合開始時の気温が10度と病み上がりの19歳にとっては最悪の条件だった。敗戦時にも冷静に話すダルビッシュもこの日ばかりは「今日は何もないっすよ。風? だれでも(条件は)一緒」と言い、口を閉ざした。 昨年は6月に白星デビュー。将来のエース候補として期待が掛かる。契約している大手スポーツ用具メーカーのナイキジャパン社が全国300店舗に配布するポスターには西武松坂、巨人上原、ヤクルト岩村ら7人の一流選手に交じってダルビッシュの姿もある。才能を飛躍させる年。ダルビッシュに「2年目のジンクス」は似合わない。【上野耕太郎より】 ダル【火ダルま】と新聞の見出し
日本ハム新庄が11打席無安打とブレーキ 日本ハム新庄が、11打席無安打とブレーキ。4回に今季初犠打は決めたが、2回の第1打席に送りバントを失敗するなど3打数無安打と精彩を欠いた。開幕2戦で1安打ずつ放ったが、ロッテ3連戦は2試合に出場して7打数無安打。今日31日の親交が深いオリックス清原との公式戦初対決を前に、ちょっと心配な状況になってきた 日本ハム・セギノール、むなしい1号 悪夢の3連戦。日本ハムの主砲セギノールの快音が、むなしく響いた。1点を追う2回。ロッテ小野の変化球をすくい上げる。本塁から左翼方向へ吹いていた、風速10メートル以上の強風を物ともしない。きれいな放物線のたどり着いた先は、熱狂的なロッテファンで埋まる右翼席。一時は同点とする待望の今季1号ソロだった。 追撃ムードをつくり祝砲になるはずが、打線にその思いは響かない。3点勝ち越された後の4回にも「集中力だよ」と右前適時打を放ち、流れを引き寄せた。だが最後には力尽きた。ヒルマン監督も「大きなホームランだったね」と絶賛した当たり。体に染みるような寒風の中での一撃は空砲になってしまった。 これでオリックス、日本ハムを合わせ日本通算99本目のアーチ。「知っていたよ」と意識していた記録へ王手をかけた。パナマ代表候補に選ばれていたWBCを辞退し、調整を開幕に合わせてきた。打率4割1分2厘。3番小笠原、5番稲葉の新中軸の3人は好調だが開幕から5試合で14得点。1試合平均2・8点と打線がかみ合わない。「次は勝利につながる1発を打ちたいね」。セギノールが自分の仕事をして、打線の目覚めを待つ。【高山通史】 日本ハム・セギノールが、豪快な今季初本塁打を放った。0-1の2回に甘く入った変化球を逃さずフルスイング。力強い打球は逆風に負けず、右翼席へ飛び込んだ。 「しっかりボールをとらえられたから、もう少し飛ぶと思った。風が強かったから(スタンドに入るか)心配になったよ」。これが、日本通算99本目のアーチ。しかし、チームは打線がつながらず3連敗を喫し「次は勝利につながる1発を打ちたい」と気持ちを切り替えていた。
プロフィール
カズ 北海道旭川市生まれ、仙台の工業系大学を卒業し、北海道に戻り日立Gr.会社に就職、営業畑で●年間の外勤族、その後業務・企画の仕事に替わりつつ現在は総務所属もっぱら内勤族に転向しました、さらに社内報等にもたずさわる、管理人。今年は、何か資格にチャレンジを目標に頑張りたいですね。 スポーツ観戦で札幌ドームをこよなく愛す・・・
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