2006年03月29日
日本ハム29日の予告先発
日本ハムは29日、千葉マリンでロッテと2回戦を行う。試合開始は18時15分で、予告先発は日本ハムがリー、ロッテは渡辺俊。リーは昨季、ロッテ戦に2試合登板し、12回9安打5失点、防御率3・00だった。オープン戦には4試合に登板し、通算防御率1・20と結果を出した。日本ハム打線と渡辺俊との昨季対戦成績は4試合30回1/3、21安打3得点、対戦打率は2割と低く、どう攻略するかが鍵になりそうだ。
日本ハムは開幕3連勝ならず。
およそ半世紀ぶりの「大記録」は逃げていった。日本ハムが今季初黒星を喫し、開幕からの連勝がストップ。ロッテのエース清水に打線が沈黙した。西岡と今江のバットが火を噴き、セットアッパー薮田にも抑えられた。ロッテが誇るWBCの世界一戦士の勢いを止められずに競り負けた。
勝てば開幕から3戦3勝。1分けを挟む3連勝は80年にあるが「正真正銘」の3連勝は、東映時代の62年以来44年ぶりだった。初回から清水の気迫にのまれた。2死から連打で一、二塁と先制のチャンスをつくったが、稲葉が空振り三振。「あと1本が出なかった」。ヒルマン監督の敗戦の弁を象徴するシーンだった。
ただ執念は随所にあふれていた。5回1死二、三塁のピンチ。3回に先制ソロを許した西岡を敬遠。今江の中犠飛で追加点は許したが再度、2死二、三塁から福浦を敬遠して里崎で勝負した。左飛に抑え最少失点に抑えた。1イニング2敬遠。敵地ファンに大ブーイングを浴びたが結果で黙らせた。「私の指示です」とヒルマン監督。サインなど他コーチ陣と相談して決め、顔色をうかがっていた昨季までの面影はなかった。
今季目指す勝負に徹し、1点にこだわる野球。選手会長の金子をスタメンから外し、故障明けで今季初出場の木元を起用した。26日楽天戦では2犠打をいずれも得点につなげた。まだわずか3試合だが、昨季までとの違いは見せた。チームは記録は破れず、暗い過去も振り払えなかった。だが少しの変化は、殻を破ったかのようなヒルマン監督の非情な采配からは見えた。【高山通史】
ロッテ-日本ハム(18時19分、千葉、23164人)
日ハム
000000000-0
ロッテ
00101000×-2
▽勝 清水1試合1勝
▽S 小林雅1試合1S
▽敗 ディアス1試合1敗
▽本塁打 西岡1号(1)(ディアス)
先発は新外国人選手のディアス。ドミニカ出身で、メジャー通算2勝5敗の速球派右腕は、2回まで走者を出しながらも切れのある直球と変化球で緩急をつけ粘りの投球。しかし、2巡目に入ってつかまってしまう。3回1死から1番・西岡に右翼ソロ本塁打を浴びて先制点を許した。さらに5回、フランコに三遊間を割られ、サブローに四球を与えるなど1死満塁のピンチで、今江に中犠飛を打たれ点差は2点に広がった。
6回で降板したディアスは「コントロールミスが点につながってしまった。ロッテ打線は、ミスを見逃さない」と話した。
プロフィール
カズ 北海道旭川市生まれ、仙台の工業系大学を卒業し、北海道に戻り日立Gr.会社に就職、営業畑で●年間の外勤族、その後業務・企画の仕事に替わりつつ現在は総務所属もっぱら内勤族に転向しました、さらに社内報等にもたずさわる、管理人。今年は、何か資格にチャレンジを目標に頑張りたいですね。 スポーツ観戦で札幌ドームをこよなく愛す・・・
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