【日本ハム】左翼争い激化/川島と森本

2006年03月18日

日本ハム左翼争い激化/川島と森本
 左翼手争い激化。日本ハムは16日、巨人とオープン戦(札幌ドーム)を行った。6回代打で出場した新人・川島慶三(22)が右前打後盗塁、さらに暴投で一気に二塁から生還し開幕先発をアピール。先発した森本稀哲(25)も第4打席で左前打後盗塁を決め、負けていない。中日とのオープン戦(18日・札幌ドーム)から1軍合流する坪井智哉(32)らを加え、開幕直前まで戦いが続くことになる。
 開幕を前に日本ハムに激烈な左翼手争奪戦がぼっ発した。巨人との試合前に「坪井と小谷野が次の試合(18日・中日戦)から(1軍に)合流する」とヒルマン監督が発言。それぞれ右でん部痛、ろっ骨の不全骨折のため2軍で調整を続けてきた2人が戻ってくることで、5人が1つのポジションを争うことになった。
 しのぎを削ることになった坪井、小谷野、森本、紺田、川島の5選手。実績的には昨年3割9厘の打率を残した坪井だが、先月22日に離脱してからの実戦不足が心配なところ。経験もあり、現在、開幕出場が最有力視される森本がこの日の試合は左翼で先発。絶好のアピールチャンスも初回は中飛、3回の第2打席も右飛に終わった。
 試合は2月24日以来の実戦登板となったダルビッシュ、巨人先発・パウエルともに走者を許すものの得点は許さない。粘り強い投球で両チーム無得点のまま、序盤3回を終えた。
 4回に日本ハムは予定通り立石にスイッチ。いきなり1死二、三塁のピンチを背負ったが村田、亀井を連続三振に切って取った。
 6回に均衡が破れる。2死無走者から3番・稲葉が真ん中カーブを右中間本塁打し日本ハムが先制。さらにセギノールの代打・川島が右前打の後、盗塁。パウエルの暴投で二塁から一気に生還し、打撃と俊足で首脳陣に猛アピールだ。
 その裏、3番手・横山が1点を失ったが続く1死一、二塁のピンチを代わった建山がしのぎ、日本ハムが1点リードで7回を終えた。
 川島に負けじと森本も8回の第4打席で左前打。さらに盗塁も決め、開幕先発への執念を見せた。


20060319-15.jpg



post by dome123

10:00

日ハム コメント(0)

この記事に対するコメント一覧

コメントする