【日本ハム】巨人に雪辱

2006年03月17日

プロ野球オープン戦結果 日本ハム2-1巨人
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 巨人-日本ハム(18時1分、札幌ドーム、22261人)

 日ハム 000 002 000 2
 巨 人 000 001 000 1

 ▽勝 横山5試合1勝1S
 ▽S マイケル中村6試合1勝1S
 ▽敗 パウエル2試合2敗
 ▽本塁打 稲葉3号(1)(パウエル)



ダルビッシュ、開幕OK 右肩張りから復帰
 不安は自らの投球で、ぬぐい去った。ダルビッシュがオープン戦初登板で無難に3回を2安打無失点。右肩の張りを訴えて2軍で調整していたが「思ったより良かった。恐怖感はあったが、(肩は)試合に出れば大丈夫」と笑みをこぼした。
 制球が定まらず、3四死球を与えた。球威はまだ完全に戻っていない。それでもツーシーム、フォークボールなど多彩な球がさえ、走者を背負っても冷静にかわした。
 3回終了後、ベンチで交代を告げられると少し不満そうな表情を見せた。「もう1イニングは投げられた。先発なら3回で降りるのは…」。こう話すのは、開幕へ向けて気力も体力も充実してきているからこそだろう。
 「開幕は大丈夫。きょうも完投できたと思う」。この日のマウンドは、若手投手陣の成長を望むチームにとっても、シーズンに向けた明るい材料となった。
川島、追加点を演出も白井ヘッドに大目玉
 攻守に猛アピール中の日本ハム新人川島が、大目玉を食らった。6回に代打でライン際ギリギリの右前打。だが途中までバットを持ったままちゅうちょして走り、二塁打となりそうな当たりを単打に。
■マイケル、6試合無失点と好調/クローザーに名乗り
 日本ハムのクローザー候補のマイケルが9回に登板し、3者凡退に切って取った。これでオープン戦6試合で無失点と順調な仕上がり。トーマスも守護神候補に名を連ねるが「自分はクローザーと思ってやっていこうと思う。今日は疲れたけど、変化球も良くなってきたし、大丈夫」と前向きに話していた。
新庄が本拠地初安打を放つ開幕へ手応えつかむ
 日本ハム新庄が今季の「本拠地初安打」を放った。2試合ぶりの先発出場となった巨人戦の7回、ゴロで抜ける中前打を放った。単打にもかかわらず一塁までガッツポーズで到達するはしゃぎっぷり。オープン戦6安打目で初めて打点が付かなかったが、そのパフォーマンスを見る限り、開幕へ手応えをつかんだようだった。
稲葉の「開幕5番」が確定オープン戦の好調買われた 日本ハム稲葉が豪快な1発で「開幕5番」を確定させた。0-0の5回2死から右翼席へ先制ソロ。新庄と並ぶチームトップタイのオープン戦3号で、3連敗中だった札幌ドーム初白星を導いた。日ごろは口が堅いヒルマン監督も、思わずシーズン本番の稲葉の起用法について言及。「5番で使う可能性が高い」と中軸を任せる方針を示した。



post by dome123

18:25

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