こんばんは。

夕食の後片付けを終えて、座ろうかなと思ったら電話が鳴りました。
こんな夜に珍しいなあと思い出てみると「わたくし、○○高校の○○と申します」と。
一瞬「○○高校の・・・」と聞こえ担任の先生からかと思いましたが、それは学年主任の先生からの電話でした。

先日、奥さんがお亡くなりになりちびちびがお参りに行ったのでお礼の電話をわざわざ下さったのです。

「お母さんですか？」と言いお礼を言われちびちびに「忙しい時なのにわざわざ来て貰い顔を見た時には胸がいっぱいになってしまいました」と言ってました。

お悔やみの言葉を言って、今迄とてもとてもお世話になったお礼を言いました。
そして、奥さんの事やお子さんのお話をお聞きしてちびちびに代わりました。
奥さんは癌が見つかった時はすでにかなり進行していたので４年以上の長い闘病生活で随分頑張ってくれたそうです。
お子さんはまだ中学生と高校１年生だそうですが「時間があったので覚悟が出来たのでは？」と仰っていました。
それ以上は胸がいっぱいになってしまいお話が出来なくてちびちびに代わりました。

若くて亡くなられた奥さんの気持ちとお母さんを亡くした子供達の気持ちと両方の気持ちを一身に受けた先生の気持ちを思うと涙が溢れそうでした。

『随分頑張ってくれたので・・・』と何度も言ってました。
これからは二人の娘さんと頑張っていく先生に心からエールを送りたいと思います(#^.^#)
辛いでしょうが頑張るしかないですものね。

１度もお会いした事がない先生ですが電話から聞こえる声はとてもあたたかな気持ちが感じられました。

卒業式にお会い出来たらぜひ、ご挨拶をしたいと思います。
でも、今でも涙が出ちゃうのにお会いしたらちゃんと話せるのか心配です。。。

ちびちびの受験にとても一生懸命していただいてお礼を言うと「本来なら最後まで一緒に頑張りたかったのですが。。。卒業してからと思ったのですが叶わなくて。。。」と。

今日の電話はお礼もあったのでしょうがちびちびに「試験はいつなのか？頑張れ！」と言ってくれたそうです。

お参りに行った時に先生は「もう帰りな！これ以上顔を見ていると泣いちゃいそうだから」と言ったそうです。。。

ちびちびがなぜ、１人で遠い葬祭場までお参りに行きたかったのか分りました(^_^)
初めてのバスに乗り知らない所の斎場までは心細かったそうですが、校長先生が真っ先に見つけてくれて「○○ちゃん、よく来たね～」と声をかけてくれたそうです。

色々な事があった３年間でしたが、いい先生に出会えた事を嬉しく思った夜でした。

先生は電話で「お前は人間的にしっかりしているのだから自信を持って頑張ってきなさい」と言ってくれたそうです。

まず、１つ目の試験は明後日です。

先生はもう学校に出られるそうです。

温かいお電話をありがとうございました(*^_^*)

ちびちびもどれほど励みになったのかしれません～♪