本日の試合、バレー、もとい、甲府がJ1昇格を決めました。「おめでとう」と言うコメントが多いようですが、正直、私はまだそんな気になれない。１１月２３日の甲府戦、結果として甲府のJ1昇格を助けるきっかけとなった、あの“ドームの悲劇”（＆バレーの半ケツ）を目の前で見せられ、また、７年前のあの日のことを重ね合わせてしまうこともあって、悔しい思いの方が大きいからだ。

　しかし、バレーったら点取りすぎですね。今日は完全にバレー祭りとなったわけだが、逆にバレーが居なかったら、甲府というチームはどうなんでしょう。それにしても柏は悔しいでしょうね。７年前の悔しさを知ってる我々札幌サポには、その気持ちが痛いほど分かる。

　役所の職員が選手だったり、事務所も工事現場にあるようなプレハブみたいな建物だったり、存続が危ぶまれ、「スーパーサッカー」（TBS）の出演者が地元甲府に出向き、人気向上すべくＰＲ活動をしたり、そんな、数年前まではJ2最下位でお荷物だった甲府というチームも、いつの間にか強くなり、そしてJ1昇格ですよ。

　我々コンサもここ数年、紆余曲折がありながらも、長～いトンネルの先にようやく光が見えてきたところ。来年はまた少しメンバーも替わることでしょうが、ヤンツーさんを信じ、そろそろ、いや、来季こそJ1昇格を果たして欲しい。あらためてそんな気持ちにさせられた入れ替え戦でありました。