横断幕及びブーイング事件

2005年11月27日

 昨日のアウェー最終戦(鳥栖)での特定の選手への誹謗中傷となる横断幕の事件、そして試合後のセレモニーでのブーイング事件のことは、オフィシャルプログを書かれている皆さんの投稿と現地に行っていたサポーター仲間からのメールで、概ね理解できた。
※簡単に受け流す出来事とは思いたくないので敢えて「事件」と表する。
 どちらの事件も心情としては理解出来ても、立場を逆にして考えてみれば行動に起こしてはいけないことと考えられたはずである。悲しいかな一途な思いが悪い方向に出てしまったのだろうと考えたい。
 ただ、試合後に行われたセレモニー時におきた、出向いてきた鳥栖サポーターとの接触の際に会場運営サイドに対応の不手際、消極的な対応があったとのこと。大事にならなくて良かったと思っている。
 
 私にとっても新居選手には特別な思いがある。コンサユースからの生え抜きで、やんちゃな性格もプレーする姿を見ていれば頼もしくも感じたし将来コンサを担う選手の一人として大いに活躍して欲しいと願っていた。
 しかし、昨シーズンの8月に飲酒運転での人身事故によりコンサを去ることとなってしまった。
 その時のHFC・コンサの置かれている状況は、まだ先の見えない5段階再生計画の開始、成績の低迷また飲酒運転の重罪について報道でも連日取り上げられていた時期でもあった。
 そのような時期に起きた事件だっただけに、当時は「またか、こんな大事な時期に何やってんだ。勘弁してくれ。」と怒りと悲しみ、深く傷ついた。
 正直言って、この件については、私はまだ癒えていない。許してもいない。
 被害者、HFCに対しての謝罪コメントは報道されていた記憶があった。しかし、札幌を去る時にサポーターに対するコメントがあったのか。また、今春、鳥栖の選手として初めての厚別の試合でも何らかの意思表示があったか。私としては、試合前にでもスタジアムのサポーターに対して、一つの区切りとして謝罪の意思表示をして欲しかったと考えている。
 まあ、彼はそういう奴なんだと思うのも残念であり寂しいものである。私の周りにも自己解決のできない者が多い。スッキリしていないのである。
 来シーズンも鳥栖に在籍していれば、また「顔を見る」ことになる。その時には是非スッキリさせてほしい。



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