【現地組】2日経ちましたが

2006年12月11日

余韻が醒める気配は全くありませんw

選手は明日まで休みだそうなので、オイラも明日まではヘラヘラしながら過ごそうかと(爆)


本当にすごい試合だった。

優也が大チョンボしたあとから、ゴール裏の雰囲気が一気に変わったような気がした。

誰も優也を攻めなかった。
まだ同点だ。
延長がある。チャンスは十分にある。

しかし、延長でも決着がつかず、PKへ
コンサドーレはPK戦での勝利が一度もない。
一瞬不安がよぎった。

そこでコールをしていた人が
「真ん中に寄ろう!!」と声をかけた
ボクたちは中心部にぎゅっと固まった。
サポーターとして、出来る事は全てやりつくそう。

PKの途中で、ピッチの状態が悪くなりサイドの変更が主審から要請された。
少なからず不満があったコンサのゴール裏は、ブーイングをさえぎるかのように「We Are Sapporo」を歌った。

そうしたら、コンサの選手が1人、腕を振るようにしてコールを煽った。
たぶん相川選手だと思うが。
こんなこと、ホント久しぶりだ。
ボクらのコールが、選手に届いている。
やってやるぜ!!と気合が入った。

サイドが変わって、和波選手、西嶋選手が決めてくれた。
コンサはここまで全員決めた。これはすごいことだ。

そして新潟のPK、キッカーは矢野貴章。
そう、優也からボールをかっさらい、同点ゴールを決めた選手。

ボクたちは「優也!!優也!!」と叫び続けた。

矢野が蹴る。
ボールが飛んでいく。
優也がその方向に飛んだ。
ボールが手に当たった。

ボールがゴールとは反対方向に飛んでいった。

一瞬だけど、ホント一瞬だけど、時が止まったようだった。


コンサドーレ札幌、準々決勝進出。
コンサゴール裏は大歓声、そして号泣。
ボクもこみ上げてくるものを、おさえ切れなかった。

ボクは、もう何年も、何年も泣いてない。
涙は枯れてしまったと思っていた。
それが今、ボクの目から溢れてくる。

みんな、みんな、美しい涙だったよ。

選手が満面の笑みで、はしゃぎながらゴール裏に挨拶にきた。
ただ、優也だけば顔を強ばらせてた。
2失点は優也のミスと言われても仕方ない。
でも、勝ったのも優也がいたからだ。
優也、今日はキミがヒーローだ。

ゴール裏からタオルマフラーを貰った優也は、深くゴール裏に一礼した。

「優也!!優也!!」



2006年、ヤンツーコンサはまだまだ終わらない。終わらせない。

仙台へ、ユアスタへ。

金網のない、広い広いアウェーゴール裏で、また会おう。


post by かば、

23:40

コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

Re:【現地組】2日経ちましたが

2006-12-12 00:36

乙でした。 今年の12月は、2年前に匹敵するくらいの 美しい想い出になりそうなヨカーン。 いやさ、匹敵どころか2004年を凌駕する事も充分に可能ですよ? 次も勝って夢を繋げましょう。

かば、

Re:【現地組】2日経ちましたが

2006-12-14 00:44

>巣さん フクアリではお疲れ様でした!! 2年前の熊本といい、いい試合見てますねうちらw まずは仙台、話はそれからですねw

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