世の常

2011年06月22日

なんとか復興のほうは動き出した?と思うんですが、東電さんは、なかなか落ちつかせてくれません。
原発事故を起こした当初、煙が出た、どこからか分からない、ほとんど何も対処できない、周りでは自主避難がはじまり異常に静かになったアパートや人通りのめっきり減った通り、どれだけこっちは休む間もない緊張や不安を味わったことか。

これが、映画だったら、2時間あればちゃんと片が付くんですけど、現実はそうはいかず、すでに3ヶ月です。
しかし、いまだに、故障とか、できないとか、対処に当たった作業員への安全対策も不備、そんなニュースばかりで、いったい、東電さんにできることは何?言ってご覧なさい!と訊きたいくらいです。

よくまあ、これだけ何もできないで、原発始めようと思ったものだと感心します。
そしてよくまあ、こんなノウハウしかない日本で、原発を促進させた政府があったものだとも。
その責任政府は、今はほぼ野党となって、自分たちに責任があったと認めたのは、ちょっと濁しながらでしたが、確か、小泉さん(父)くらいだったんじゃないかしら?
それもいつの間にか、そおっと消えてしまいましたが。

きっとその辺は、これからも、うやむやのまますすんでいくんだろうなと思います。
そして、人々はその歯がゆい思いもやがて忘れる。
それが世の常、人の常。
もっとも、そういうときがはやく来るなら、間違いなく今はそちらを選びますが!


post by じゅうよっつ

20:08

考えごと コメント(0)