2007年12月20日
○関連記事 日刊・道新・報知 「長期間J1で戦えるためのクラブの資金力とビジョンを疑問視」するため保留。 スゲエ。 誰もがもうすっかり心の底からあきらめてしまっていた 「コンサドーレ札幌の資金力のなさ」 「コンサドーレ札幌のビジョンのなさ」 に、 これ以上ない効果的なタイミングで こうもビシッとツッコミ入れるとは。 あの戦力で札幌をJ2優勝に導いた監督だから言えること。 新人監督がしれっとのたまうのとはわけが違う。 そして、この一件で 「強い札幌」の誕生に賭ける監督の本気を はっきりと感じた。 J1定着を本気で願うならカネを集めるしかない。 無論、来シーズンには間に合わない。 しかし、三浦監督は 「3期連続で奇跡はない」と言ってくれている。 つまり、1期目(今年)はなんとかしたし 2期目(来年)もなんとかしよう、ということだ。 ただ、3期目のシーズンに残留を望むなら、 強化費が今のままではJ2に逆戻りだよ、と。 来年の強化費が8~9億円。 必要な強化費が12~13億円(報知記事より)。 最低でも3億円の上積みが必要になる。 実現できるかどうかは、来年の今頃になってみなければわからない。 それはいい。 重要なのは、 「札幌を強いチームにしたいです! そのために、再来年までに絶対3億円をかきあつめます! ですから、どうか来年の指揮をよろしくお願いします!」と 今度はHFCの「本気」を 今、見せられるかどうかだ。 それが見せられないのなら、 「本気」で強いチームにになりたいわけでも そのチームを三浦監督に率いてほしいわけでも ない、と思われても仕方がない。 簡単ではない。簡単なはずがない。 しかし、挑戦とはそういうものだ。 挑戦者を自負するならば、挑戦しなければならない。 サポーターだってアイディアを出せるはず。 優勝して商品価値の上がっている今しかできないこともあるだろう。 さて、「宿題」をHFCに出したとのこと(道新記事より)。 いいじゃない、岡田監督の時みたいだ。 今はまだ、解答にたどり着くかどうかよりも その取り組み方を採点してくれるのだと思う。 解答期限は一年ある。 試行錯誤の労をいとわず、監督の意気に応えたいものだ。
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