新得高校サッカー部 選手権十勝予選

2006年08月26日

こんにちは!佐々木 滋です。

今日は新得高校サッカー部の選手権予選一回戦でした。

最近降り続いた雨を忘れさせるかのような快晴の中(少し熱かったですが…)、帯広の馬事公苑サッカー場にて江陵高校と35分ハーフの試合が9:00 kick off.で行われました。

相手の情報が全くと言っていいほどないまま試合に臨んだため、相手の様子を伺うためにも「開始5分はシンプルに大きいことをしよう。」と言って選手たちを送り出しました。

そして、試合開始から2・3分にDFの選手が相手陣地に大きく蹴り出したボールを一度は相手チームにカットされたものの、すかさず奪い返しGKと1対1の局面!
ここは相手GKの功セーブに阻まれたものの上々の立ち上がりでした。

その後も何度かチャンスを作るものの決定力を欠き得点出来ず。すると、マークのずれをつかれ、ミドルシュートから2点と前半終了間際、CKからのこぼれ球を押し込まれ、GKの幾度とないファインセーブもありながら0-3で前半を折り返しました。

ハーフタイムには選手同士で「もっとボールを持ってる選手に対してプレッシャーをかけに行こう。」などと話し合い、まず失点されないようにDFを固めながら初めの1点を取り返す事を目指し、気合を入れ直して後半戦に臨みました!

後半開始から相手の攻撃でゴール前に押し込まれながらも最後の所で体を張ったプレーで相手の攻撃を凌いでいました。
しかし、9人対11人という始めから数的不利なこともあり次第に選手たちに疲労の色が見え始め、たて続けに失点を重ね、結果、0-12で試合を終えました。


試合後、悔しさのあまり涙を見せる3年生もいて、それを見た私もグッとくるものがあり言葉をつまらせました。

選手たちの健闘も及ばず、0-12というスコアでしたが、そのスコア以上に選手たちは私が新得高校サッカー部の指導にあたって2・3ヶ月の間重点的にトレーニングを行った1対1の対応やチャレンジ&カバーということを試合の中で発揮しようとする熱い気持ちが伝わってきました!!
そして何よりも、70分間走り続け、必死に闘った選手たちに感謝したいと思います!!!

今回で3年生にとって屋外で行われる大会は最後となり、進路の関係などからサッカー部を引退する選手などもいるため、この9人でプレーするのは最後になるかもしれませんが、また新たな新得高校サッカー部の歴史を創るべく、選手たちと共に走り続けて生きたいと思います!

そして、今日の試合に応援に来てくださった父兄の方、新得高校OBの方、ありがとうございました。これからも新得高校サッカー部の応援を宜しくお願い致します。

そして、選手のみんな、お疲れ様!


第2回スポーツスクール in Fu’s

2006年08月02日

7月27日(木)に、今年2回目の「スポーツスクール in Fu's」を行い、37名の子供達が、この日のプログラム「ニセコ登山」に挑戦しました。

気になるのは、やっぱり天気!でも、この日は今年一番と言ってもいいくらいの快晴。若干気温の高さが気になる程度ではあったが、絶好の登山日和。

8:00にFu'sを出発して、一路「道道66号線ニトヌプリ登山口」へ。
途中休憩を入れながら10:00頃現地に到着しました。

登山に必要なものだけをリュックに詰めて駐車場に集合し、入念なストレッチを行ったあとは4~5名のグループに分かれて、それぞれのリーダー(インストラクター)の前に整列、HFCのスタッフ3名も同伴し、救護班のスタッフの見送りの中、いよいよ登山開始です。
目指すは「標高1,080mのニトヌプリ山頂」です。登山道(けもの道?)は一人がやっとの細さで、かつ、岩やぬかるみの連続で、「小学生を対象とした登山だから」なんて、思っていた我々のハイキング気分は、いっきに吹き飛んでしまい、子供達に付いて行くのが精一杯!


高齢?と思われる3人組の愛好家の方々がしっかりした足取りで我々の後ろに付いてきて、色々な山の話やお孫さんの話なども聞かせて頂きました。(登るのに精一杯で、ほとんど記憶に残っていませんが・・・スミマセン)

給水のための途中休憩を何度もとりながら、約1時間でニトヌプリ山頂に到着。360°の大パノラマに子供達からおもわず「ヤッホー!」の声。(景色がいいと、なぜか自然に「ヤッホー」の声が出るんですよねぇ~)あらためて北海道の雄大さに感激する子供達でした。
記念の集合写真を撮り、20分ほどの休憩のあと下山しました。
                    


「上りに比べたら下りは楽だろ~う」との素人考えが、またしてもぶっ飛んでしまう急斜面と足場の悪さ!
下りの方が足を踏ん張らなければならないので、キツいことを初めて知りました(^_^;)
登って来た時と同じく、足元注意!頭注意!(以外と倒木や枝が道に張り出しているんです)と声を掛け合いながら、昼食場所の「小イワオヌプリ下」まで約45分。待ちに待った昼食です。
Fu'sのスタッフの方々がここまで運んで来てくれました。



50人分程のお弁当を担いで、かなりきつい山道を上って来たとのこと!
「えっ!かなりきつい上りって?じゃあ我々はそこを下るの?」と一抹の不安を覚えながらの昼食でした。(あくまでも我々HFCのスタッフだけで、子供達は元気一杯です)

30分程の昼食休憩の後は、さらに下ると思いきや、いきなりロープ伝いで上ります。足元の小石を下からくる仲間に落とさないように、間隔を空けて慎重に上りました。



上りきったとこで休憩を取ったあとは、目的地の五色温泉まで約45分かけて下りました。(これ以降の写真は必死に下っていたため、余裕がなく撮れませんでした・・・スミマセン)

五色温泉では救護班のスタッフが「子供達は元気なのに、お前ら(HFCスタッフ)が一番バテてるぞ!」と手荒い言葉で迎えてくれました。(反論の余地、余裕もありません)

五色温泉では、ゆっくり疲れを癒すつもりが、水道の調子が悪いとのことで、源泉浴槽のお湯をうめられず、足を入れることさえ出来ない状態(ためしたスタッフもいましたが・・・)でしたが、露天風呂に入るなど各々工夫?しながら汗を流しました。

子供達の元気に甚だ感心した1日でした。
夏休みのいい想い出になったことでしょう!

ちなみに万歩計を持ってきた子供によると、1万3千歩だったそうです。
平地に換算すると・・・・・?

第3回目のFu'sは8月6日(日)樽前山登山を予定しています。