もう一か月も前の話なんですが１０月に、
”「震災地は今」ドキュメンタリー映画連続上映会＆トーク”というイベントに参加しました。
映画「先祖になる」
オフィシャルサイト
この映画、いわゆる「震災映画」ではなくて、東日本大震災で被災した岩手県に暮らす頑固なじいさんの、約２年間の記録です。
上映の前には、この映画の監督池谷薫さんと北海道新聞編集委員の中川大介さんとのトークショー。
その中で監督は、
「77歳の男にとって、自分の生きているうちに、町を完全に再建するのは無理だろう。それでも、仮設住宅入りを拒否して、震災直後に自分の手で自宅再建に立ち上がり、自分がこの町の新しい先祖になるんだという不屈のメッセージです。」と話されています。
震災によって多くの命や住む家が失われたが、そこに間違いなくあった文化や風習、霊や魂といったものまでも流し去ってしまった・・・。
「家が流されたらまた建てればいい、自分はきこりだ。山に入って木を伐ればいい。友人から田んぼを借り、田植えもしよう。」
そんな頑固なじいさんの生き方・・・。
今のところ北海道での今後の上映予定は決まっていないようですが、機会がありましたら是非！
・・・よしっ、おいらもきこりになろうっと！・・・
