クラセンU-18「前橋フットボールセンター」への行き方

2022年07月08日

 北海道コンサドーレ札幌U-18が出場する「第46回日本クラブユース選手権」。そのグループラウンドの試合会場への行き方。2回目の今回は「コーエィ前橋フットボールセンター」です。

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 前橋市内の東はし。広瀬川と荒砥川の合流する地点。川を超えるともう伊勢崎市という場所。
 かつては下増田運動場と称していました。現在も自治体の正式名称はそれ。野球場が2面あるだだっ広い土地で、当然金網やベンチなど一切なく、ただ雑草交じりの芝生があるだけの殺風景きわまる土地でした。クラセン開催地になってからも数年間はテントすらなく、選手は無論サポたちもギンギラギンの炎天下で滝のように流れる汗が塩になるという貴重な体験をしています(本当)。飲料の自動販売機はあっても、理由はどうだったか忘れたが販売されていません(本当)。かろうじてグラウンド脇にあった上水で生命をつなぐしかない。整備される前の真夏は、冗談抜きで訪れた者たちが全員が生命の危険を感じたまさに地獄。ホンモノの地獄。あの堀米悠斗(現・J2新潟)でさえ「走れませんでした」と述懐し、取材者でも蹴球メガネーズのあの人の意識が薄れ、試合を記録していたチーム保有のビデオカメラも暑さで故障する。無論熱中症で搬送される例も後を絶ちません。そんなエピソードだけで本が2,3冊書けるのではないかと思えるほど、重大事故がいつ起こっても不思議ではないくらい、谷川岳の衝立岩に匹敵するほどの超ウルトラ級の危険地帯だったのです。
 ユースサポーターたちはここの「猛烈」をはるかに通り越した殺人的な暑さを知っているからこそ、どこかのトップチームの恵まれすぎている環境を「過酷」だの「地獄」だのと軽々しく書いているスポーツ新聞を鼻で笑っているのです(本当)。

 フットボールセンターとして整備された現在は天然芝ピッチがA~Dの4面。今回の札幌U-18はグループ第2戦の徳島ヴォルティス戦を東はじのDピッチで戦います。7月25日(月)。
 現在は見違えるほど立派になりました。テントもあります。水はもちろん自販機もあります。しかし、暑さは相変わらず。WBGT計では指数は35を超えます(大本当)。JFAさん、31を超えたら試合してはいけないんじゃなかったの?(すっとぼけ)

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<アクセス>
 ナシ。

 いや、冗談じゃなく公共交通機関はないです。クルマ、もしくは駒形か伊勢崎の駅からタクシーの相乗りしかありません。道を知っているタクシーの運転手さんなら片道1,500円くらいで着けます。自家用車なら北関東道の駒形インターを降りて伊勢崎方面へ南下し「宮子町北」の交差点で左折。須永橋を渡り須永交差点を右折して道なり。すぐに着けます。時間的に駒形駅ではタクシーの待ちは少ないと思われますので、他チームのサポと同乗で来るのが効率的でしょう。オレ自身は毎年そうです。
 ここの正面には伊勢崎モーターレース場がデーンと見えますし、その背後には商業施設がワンサカあります。そっちは交通がありそうですが、川を渡って来なければなりませんし、橋自体が遠くにしかありません(本当)。なので計算ができません。何度も書きますが徒歩でスト夏の炎天下では途中で必ず絶命します。クルマにしてください。マジで。


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https://www.consadole.net/csacademy/article/9



post by csacademy

20:39

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