だらだら遠征記~~切れたもの、切れないもの~その2

2008年10月06日

続けて その2です。


<10月5日>~~切れなかったもの~

朝は5:30起床(私はもっと前から起きていたが)
早起きは「朝市」を見に行くためだ。

足の状態はシップが効いたようで、前日よりはるかに良い。良かった。

ホテルを出ると空気が冷たい。
昨日の札幌の朝より冷たいね・・・

高山陣屋の前に着く。

近隣の農家のおばさんたちが集まって、手作りの農産物や漬物、小物などを売っている。

素朴な雰囲気。

ちょうどリンゴが収穫時期のようで、リンゴが並んでいる。

つきたてのお餅も出ていて、柔らかいからこのまま食べられると言う。
栗入りや十穀入り、豆入りなど、色々組み合わせたものがあり、
買うことにする。今日のおやつか?お昼か?www

その後、朱塗りの橋を渡り、川沿いをゆっくり歩いて、もうひとつの朝市に出た。

こちらは川沿いに並んだ朝市で、こちらの方が活気がある。

見て歩くと、どれもこれも美味しそうに見える。

漬物を再び購入。荷物にして送れると思うとつい手が出るwww

途中の、リンゴの皮をむいて、切った形で袋に入れて売っているおばあちゃんを見つける。
おやつに購入。

ホテルへ戻る。

今日はもう、地図を持たずに歩いていることにみな驚く。
すっかり街の輪郭はつかんでしまったのだ。

もっと時間をかけて歩きたいね。。
良い街だよね。。。

機会があればまた来よう!!
(岐阜での試合のときなら、もっと高山で時間があるはずだと話し合ったのは秘密だ・自爆)

ホテルで朝食をとる。

部屋に戻り、チェックアウト。送る荷物をフロントに預ける。

軽くなったリュックを背負っていざ!ヤマスタへ。

高山駅から名古屋までの車中はトロトロと眠って過ごした。

名古屋で新幹線に乗り換え、浜松へ。
浜松から在来線で磐田へ。

さすがに階段などは足が痛む。

磐田の駅前からシャトルバスに乗って、ヤマスタへ。

バスを降りて、ぞろぞろをサックスブルーの人たちについて歩く。

駐車場の中からスタジアム方向へ歩くが、
スタジアムが近づいてくると、どうも雰囲気がAWAYの入場口に道が続いていないようだ。

前にいた赤黒人が係りの人に聞いて、引き返して来る。
やはりダメか。。

駐車場入り口まで戻る赤黒い人々。

駐車場の係りのおじさんが声をかけてくれれば良いのにね。。などとブチブチ言ってみるwww

そこから広い道を歩いて、坂を下って、曲がって。。。やっとAWAY入場口だ。

バス停からはけっこうな距離で、
しかも、今は下った坂を帰りは上るのか?

足に不安のある私はちょっと絶望的な気分になる。



羽田経由で日帰り参戦のNo.4みちさんと合流。
みちさん情報では、
タクシー乗り場は坂の入り口付近にあり、早い時間だと乗れるだろうとのことだったので、
早めにスタジアムを出て、タクシーに乗ることに決定する。

ゴール裏はすごい混雑だ。

端の方に座席を確保し、昼食の買出しに行く。

掻き揚げ丼があるとの情報でそれを探すのだが、見つからず。
諦めない私たちは案内の女の子に尋ねるが、その子もわからず、
聞きに行ってくれる。

やっと聞いて来てくれた場所へ行くが、すでに売り切れ。

食料難民になっても大丈夫さ!お餅持っているもん!!と強気なコンサ隊。

結局、近場の売店で、それなりのものを買い込む。

No.4みちさんは座り席なのでそちらに移動。

席に戻ってそれを食べる。
お持ちもチラッと食べる。

さて、GKが登場。
近い!ゆうやんもぎーさんもこんなに近いのか・・
ゴール裏の感じは白恋のサテの試合より近いかもしれない。

選手たちも登場。一礼して練習開始。
ダヴィは1人残ってもう一度礼をして行った。
ダヴィコール。

試合は・・・

今朝の道新に「清水戦もそうだが、サッカーの本場・静岡の、独特のアウェーの雰囲気に飲まれた感がある」と福田講平記者が書いていたが、
実は私も飲まれていたのかもしれないと、今になってそう思う。

なんだか、ふわふわした感じだったと言えばいいだろうか。。

座席が端の方だったためもあるのだろうか。しかも横に長い造りで。
中心部の声が聞こえないし、歌もずれるし。

どっしりした感じがないままに試合が進んで行き。
周囲でも「どうしたの。落着きなさい」の声があがり。

しっかり声は出し続けたものの、選手たちの慌てぶりが手に取るようにわかるだけに、こちらも苦しくて。

ハーフタイムに席を替えようということになる。
気分を変えよう!的発想。

ゴール裏の右側にいた私たちだったが、
今度は左端に移動。

そこは本当に端なのだが、前目の席で。
もっと選手たちの姿が迫って来る。

ヒロくんの苦しそうな表情が見える。
征也くんの足のテーピングが痛々しい。
ヒロくんの膝もすごいテーピングで、どれだけ無理しているのだろうと思う。

最後まで声を出す!歌を歌う!!
でも、苦しいのだ。。
選手たちのしんどさや切なさが伝わる気がして、点を取られても、点を取られても、
怒りの感情は沸かなかった。


そして、ゲームエンド。

タクシー乗り場に向かう。

タクシーで磐田の駅へ。

色々な思いがそれぞれの胸の中に去来するも、言葉にならず。
静かに駅まで車に揺られる。

駅でNo.4みちさんと合流でき、
浜松へ向かう。

「今年の遠征は虐殺の遠征になったね」
「うん。仕方ないね。また頑張るさね」

浜松駅で、東京方面へ向かうNo.9支部長&No.4みちさんを置いて、
No.8ひろみさんと私は岡山へ向かうひかりに飛び乗る。

混雑していて立ったまま、名古屋へ。

暑くて汗だくなことに気づく。

セントレアに予定より1時間早く着いた。

駆け足でお風呂だと思っていたが、ゆっくりお風呂に入れる。

とにかく、今日のことはすっきり洗い流して、
元気になって、札幌に戻ろう!

まだ試合は続く。意地を見せたい!!
あがいてあがいて、最後まで戦ってやるぞ~~!!

気持ちの切れない私たちがいた。

夕食は「きしめん」。
高山のお餅まで入れて食べた。

さすがに人気が少なくなったセントレア。
搭乗口へ向かうと、選手たちを発見した。

ひっそりと息をひそめている感じ。

そうだよな。苦しいよな。。と思う。

飛行機に乗り込むと、周囲はサポさん&選手たちばかりだ。
サポさんのお隣に選手という状況もありだ。

静かに本を読んだり、新聞を読んだりしている選手たち。
マーカスは小さなDVDプレイヤーで映画を見ていた。

その中で、フライトの最初から最後までご陽気だったブラジリアン3人組。
ひとみさん的分類によると「マフィア」のクライトン。
3人は、どこから見ても「マフィアの親分と若頭と鉄砲玉」だったwww

何がどうしてあんなに楽しそうなのか、まったくわからないのだが、
3人がとても仲良しなのはわかった。
それは良いことなのだろう。

だが・・・
他の選手たちとの温度差が垣間見られたような気もして、
ちょっと複雑だった。

無事千歳空港に帰り着き、
JRに乗っていると、
No.2隊長からメールが届いた。

No.13ドーレくんの訃報だった。

ふたりで一瞬言葉を失くした。。。

そして、思い出話をした。

たくさん話して、
最後に「元気でいつまでも試合に通えるようでいようね!」と言い合った。

札幌に着いた・・・・

  • 私たちの仲間No.13ドーレくんに関してはこちらに書きましたので、

よろしければご覧ください。


post by No.1 代表:くー

15:00

遠征記 コメント(2)

だらだら遠征日記~切れたもの、切れないもの~その1

2008年10月06日

人生色々なことがあるなあ。。と思っている今ですが。

ともかく、恒例の遠征記。
これは記録としての意味合いがあるので、書き残しておかねば。。。

まずは、4日のこと。

例によって長くなるので畳みます。


遠征1日目<10月4日>~切れたもの~

7:25、新千歳空港でNo.8ひろみさんと待ち合わせ。
今回のジュビロ遠征は本来なら大人数でのツアーになるはずだったのだが、
種々の事情から結局、札幌から私No.1 代表:くーとNo.8ひろみさんの2人だけが行くことになった。
No.9支部長とは名古屋で合流予定。

飛行機は無事にセントレア空港に到着。
実は、今回のツアー、まずは「セントレア空港に行ったことがないから、そこを利用するツアーを組んで欲しい」というリクエストから計画されたものなのである。

到着したのが9:50頃で、比較的早かったためか、
セントレアは静かだ・・というのが第一印象だった。

名古屋までの名鉄の特別快速の乗車まで時間にゆとりがあったので、
チラチラと見学する。
4階に「展望風呂」があることは事前調査済みだったが。
(と言うより、「セントレアを利用するなら、お風呂に入れるようなツアーを組んでね」と最初からリクエストに入っていたwww)

お風呂の施設の中にお食事ところもあることがわかり、
帰りは早目にスタジアムを出て、ここでゆっくりしようと確認しあった。

さて、名古屋駅まで名鉄で30分弱。

名古屋駅の待ち合わせ場所として有名らしい金の時計前でNo.9支部長を待つ。
「『金』と言うところが名古屋らしいよね」とわかったようなわからないような会話をしながら・・・
(実は「銀の時計」も反対側の入り口にあるらしい・・)

なかなか出会えず。
電話で確認しあうと、すぐ目の前にいたのには大笑いだった。

続いて、昼食の買出しに駅直結の伊勢丹のデパ地下に行く。
始めはそれぞれがお弁当を買うつもりで物色していたのだが、
「天むすもある!」「ひつまぶしもあるよ!」「まつたけご飯が良いなあ」と目が迷っているうちに、
「色々買って、みんなで分け合って食べれば良いんじゃないの?!」ということになる。
小分けして食べるはコンサ隊の得意技なのだ!
ということで、
天むす・ひつまぶし・一口かつ・まつたけご飯・お惣菜諸々を買い込む。
その上、「ね!ういろう買ってデザートにしよう」ということで、秋限定ういろうなるものも買った。
食べ物に対してはいつだって貪欲なコンサ隊であるwww

名古屋駅からJR特急に乗って飛騨高山を目指す。

「静岡の試合に行くのに、何故に飛騨なの?」とNo.9支部長の母上は目が点になったようだが。。

「ほら!道産子の距離感って特別だから・・・」とNo.9支部長は答えたらしいwww

この話はツアー中時々出たのだけれど、
つまりは「空港を基本に発想する」ことから来ているのだろう。

<名古屋空港から行く観光地>という視点で考えると、
飛騨高山はなんの不思議もなく考えつく場所なのだ(爆)

ということで、飛騨高山まで2時間半ほどの列車の旅。
車内はほぼ満席。


私たちは何はなくともまずは「腹ごしらえ」だ(爆)

買ってきた名古屋名物の数々を広げて、食べ始める。

途中、車掌さんがチケットの確認にやって来たのだが、
「うーーん。そこに置いてあるから勝手に見て!な気分だよね」
まさか、そんなことはしなかったが。

美味しいねえ。。うん、思ったよりいけるね。。

と大満足で、昼食終了のはずだったが。

デザートの「ういろう」を「ちょっと見てみるね」と広げたNo.8ひろみさん。

No.9支部長と私がゴミを片付けて、ふと目を上げて見ると、
指を口にくわえているNo.8ひろみさんの姿が目に入った。

「だって、指についちゃったんだもん」と・・・

大爆笑。。。笑って笑って・・・涙を流して笑った。。

結局、そのまま、デザートタイムになったのは、自然の流れだった。


気づくと窓からの風景は、市街地を離れ、竹林や茶畑や、渓谷になっていた。

列車はずんずん山の奥に進んで行くのだ。

車掌さんのアナウンスが、時々、窓外の景勝を紹介する。

しかしながら、私たちは目がトロンとして来ており、
ちょっとウトウト。

下呂温泉に到着。
すると、車内の人々がゾロゾロと降りて行く。
結局、8割がたの人たちが降りてしまった。

「高山に行くんじゃないんだね。。」
「下呂温泉に行くのが目的だったんだ。。。」
とビックリした。

列車はもうすぐ高山に着く。

ウトウトしていたNo.8ひろみさんが目を覚まして、ビックリしている。
「どこ行ったの?みんな」

「下呂温泉で降りちゃったんだよ。。みんな」
「へえ・・・・」

高山到着。
すぐにホテルに荷物を置きに行く。

駅に戻って、観光案内所に寄る。

以前、ミス高山が札幌に観光PRに来たときにもらったパンフに、これをもって行くと、「観光施設入場料が無料になる通行手形」をもらえると書いてあったのだ。

「1枚で良いのかい?」と案内所のおじさんが聞くので、
「1枚しかもらえなかったんだけど、3人いるんです・・札幌から来たんだけど」と言ってみる私。

「そうかい!じゃあ、3枚あげるよ」とおじさん。
「来年の3月まで使えるから、またおいで」

え~~!!言ってみるものだ。。

手に入れた通行手形と無料券の綴り。

よく見ると、高山の観光施設のほとんどが網羅されていて、
全部行くと、たぶん、5~6千円分くらいになるものだった。

まずは、「飛騨の里」という、古い民家を集めた野外の民俗村へ行くことにする。

バスターミナルで、バスを待つ。
No.9支部長がチケットを購入しようとしている最中に、バスがやって来た。

慌てて呼びに走った私。

走り出した瞬間にブチっと切れたものがあった。

左大腿筋。。。。

数日前からちょっと違和感があって、無理はしないようにしていたのだが、調子が良くなったので、忘れていたのだ。
それが、一部切れたに違いない。。

痛い・・・・が、
どうしようと思う暇などなく、そのままバスに乗り込む。
足を上げると痛みが走る。。

うーーー。まずい。大丈夫か私?

座席に座って、痛みのある部分を確認する。
痛い部分は本当に1部分だし、座っていれば痛みはない。

「飛騨の里」に着く。
そろそろと歩き出す。
うん。なんとかいける!
平坦なところを歩く分には、なんとかなる。
問題は足を上げたり下ろしたりするときだ。
痛みが走るが・・・

池を真ん中に周囲の山肌に合掌造りの民家などがぐるっと移築されている飛騨の里。

見て回る。気をつけていればなんとか大丈夫だ。
ただし、民家の家の中の見学など、階段を上がったり降りたりするのは、ちょっと不安があるので、外でふたりを待つことにした。
(実は、十数年前に1度見学したことがあるのだ)

まだまだ見て回る所はあるのだが、そろそろ街に戻らねば。。ということで、施設を出る。

さて、タクシーで・・と思うのだが、タクシーの姿は見当たらず。

どうする?
とにかく、バス停まで戻ると、ちょうどそこへ駅へ向かうバスがやって来た。

バスに乗って、駅まで戻る。

駅からは古い町並みが保存されている地区へ。
テクテクと歩く。
「大丈夫?」とふたりは心配してくれるが、平坦な道ならほとんど問題はない。

名もない細い道を抜けて行ったのだが、そこですら、なんとなく良い雰囲気が感じられて嬉しくなる。

商店街の一角に漬物屋さんを発見。
お土産を買う時間的余裕は今しかないということで、寄って見る。
お土産の菓子類も置いてあり、あれこれ試食してみるのだが、
美味しそうに感じるものは「漬物」で、
ところが、漬物は持ち歩くには重過ぎるわけで。

「送ってもらうことにしようか?」と話していると、
店主が「他にも送るものがあるなら、明日の朝ホテルまで取りに行って、一緒に送ってあげますよ」と言う。

荷物も一緒に?
頭の中に明日は使わない洗面道具とか着替えたものとかが浮かぶ。
それを出したら、明日のリュックは軽くなるぞ。。。

では、決定!!
私とNo.8ひろみさんさんの荷物を1つにして送ることにした。

それならば、あれもこれも・・・と、
買い物スイッチがはいってしまった私たち。

店主さん、お商売上手!!


さて、買い物もすませ、街を歩く。

丸絞りの桃ジュースが名物らしい。
「飲んでみる?」
「夕食前だよ・・」
「1杯を3人でなら・・」
あくまで食べ物に貪欲なコンサ隊www

ジュースが出来るまでの間、向かいにある薬局へ行って、シップを買い求めた。
気休め程度でも今夜はこれ以上悪くならないように、今夜はこれを貼って寝ることにする。

美味しい桃ジュースを飲んで、いよいよ保存地区だ。

少しだけ黄昏て来た空の下に立ち並ぶ古い家並み。

なんとも言われぬ佇まいだ。

民芸小物の店や春慶塗りの店、味噌問屋、せんべい屋、などが、
その雰囲気を盛り上げる。

あっちへ寄って、こっちへ寄って・・・
そぞろ歩き。

思わずニコニコしてしまう私たち。
足の痛みも忘れている私。

保存地区を端まで見て歩くと、すっかり暮れて来た。
が、まだお夕飯には早いだろうということで、
ちょっと離れたもう1つの保存地区まで歩く。

こちらに着いたときには、もう薄暗闇になっていて、
軒下の電燈がまた風情をかもし出している。

もっと早い時間だったら古い家の中を見せてもらえたのに、残念だった。

さて、再びテクテクと歩いてホテルに戻る。

途中、夕食にしようということで、居酒屋に寄ることにした。

お座敷に通してもらったのだが、混んでいて、なかなか物が出てこない。

お運びをしているお兄さんが走って回っているのだが、
「すみません!すみません!!」を連発している。

「彼は今日何回『すみません』を言うことになるのだろう」などと話していたら、
彼いわく「他の店からヘルプに入ったんですけど、ヘルプになってませんよね、すみません」
爆笑・・・

高山は山の中の街なので、トマトとか枝豆とか豆腐とかは地物。
飛騨牛は特産物。
海産物は日本海からのものになるようで、
富山産とか石川産とかだ。
「静岡産の小女子としいたけの掻き揚げ」があったので、喰らっておいた。

さて、大満足して、ホテルへ戻る。

ここは9月9日にオープンしたばかりのホテルで、オープン価格で泊まることができたのだ。

デラックスツインを3ベットにして泊まる。

最上階にはなんと展望温泉がある。

温泉はコンサ隊の遠征には欠かせないアイテムなのだ。

温泉につかり、湯上りにはシップを貼る。
明日のスタジアムでは問題なく動けますように。

出発前に状態が良くないと聞いていたNo.13ドーレくんは、
どうしただろう?と3人で話ながら、眠りについた。。


















post by No.1 代表:くー

13:00

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残された者の誓い

2008年10月06日

昨夜、帰路の空港からのJRに乗っているとき、
1通のメールが届きました。

訃報でした。


コンサ隊No.13 ドーレくん


7月に病気がみつかり、闘病生活を続けていたのですが、
奮闘かなわず、昨日の夕方、帰らぬ人となりました。


続く・・・


コンサ隊の常勤隊員の中では、最年長で。

隊員たちの父親のような存在(実際にNo.2隊長の父上でもある)で、
頼りになるボス。

優しくて、温かくて、やんちゃな隊員たちを大きく包んでくれる方でした。



闘病中、参戦はできなくとも、常にコンサドーレのことを心配し続けてくれていたそうです。

なのに、闘病中、1度も勝利を知らせることができないままになってしまいました。

無念です。



今年は、3月の開幕戦の鹿島に「フクロウの杜旅行社ツアー」で一緒に遠征し、
あんこう鍋をつつき、梅の偕楽園を散策し、納豆定食を食べ、たくさんのことをおしゃべりしました。


5月の函館遠征にも一緒に行き、
恵山のつつじ山で道に迷って歩き回ったりもしました。
「谷地頭温泉にも入ったし、朝市の海鮮丼、やきとり弁当も食べたし、
 今まで函館に試合に来ても体験できなかったことを全部やれて、楽しかった」と、
大雨の中の敗戦ツアーだったにも関わらず言ってもらいました。

今回のジュビロ遠征も、一緒に行くはずでした。


しかし、かないませんでした。

なんとか、勝利のご報告をと思って旅行中を過ごして来ましたが、
それが出来なかったことが本当に心残りです。


残された隊員たちの想いはただ1つです。

No.13ドーレくんの分も、
コンサドーレを愛します。

コンサドーレを応援し続けます。


いつの日か、
<野望>の「J1制覇」をご報告出来るように。


どうぞ、安らかにお眠りください。

私たちはNo.13ドーレくんの笑顔をいつまでも忘れません。



post by No.1 代表:くー

10:06

コンサ隊 コメント(2)