2006年09月12日
日本ではもう日付は変わってしまいましたが、 アメリカでは、現在9月11日の午前10時半を回ろうというところです。 考えただけで胸が苦しくなってしまうので、 この話題には触れないでおこうと思ったのですが・・・ 今日、TBSの特番を見て、改めて胸に込み上げるものを感じました。 2001年9月11日。 我が家はいつもどおりの平和な夜。 夕食の片付けも済んで、まったりとテレビタイム。 母と妹はリビングでドラマを見ていました。 ドラマが嫌いな私は、ひとり風呂に入っていました。 そして、いつものように風呂から上がって、 いつものようにリビングに戻ると、母が青ざめた顔をしていました。 「ちょっと・・・何か大変なことになってるんだけど」 何だろうと思ってテレビ画面を見ると、 そこには、煙を上げる高層ビルが映し出されていました。 「何か・・・飛行機が突っ込んで・・・」と母が言いました。 私は、何が起こっているのかまださっぱり分かりません。 ニュースによると、ワールドトレードセンタービルに 飛行機が突っ込んだという話でした。 その話を聞いても、まだ何が何だか分からない私。 ただただ、言い知れぬ恐怖感に襲われたまま、画面を見つめていました。 しばらくはテレビ局でも情報が交錯していたようですが、 やがて、「その瞬間」の映像が流れ始めました。
・・・それは、とても現実に起こっている出来事とは思えませんでした。 それを見て母は「映画でも見てるみたい・・・」とつぶやきました。 不謹慎かもしれませんが、本当にその通りだと感じました。 現実の出来事として受け入れるには、あまりにも衝撃的過ぎる映像でした。 その後、ペンタゴンも攻撃され、ピッツバーグにも飛行機が墜落。 程なくして、ワールドトレードセンタービルは2棟とも崩壊しました。 あまりにも目まぐるしく変わる状況に、私はただ怯えることしかできませんでした。
時間が経つにつれて詳細が少しずつ明らかになり、 この衝撃的な事件は、「同時多発テロ」という名前で報道され始めました。 ・・・テロ。 ということは、当然アメリカ政府が黙っているわけがない。 「・・・このまま、世界は戦争に突入していくのだろうか」 そんな真っ黒な不安で胸がいっぱいになりました。
その頃、私は高校3年生で、4ヵ月後には受験を控えていました。 私の通っていた高校は何気に進学校だったので、 個人個人の受験科目に合わせて授業が組まれていたのですが、 翌朝の教室は、当然ながら事件の話題でもちきりでした。 「ここにも飛行機が突っ込んでくる可能性だってあるわけでしょ?」 「そうなったらどうしよう・・・怖いよ・・・・・・」 そんな話があちこちから聞こえてきました。 やはり、皆私と同じく「第三次世界大戦」が頭をよぎったようです。 危機に瀕して初めて、この平穏な日々の大切さに気づくなんて。 あの時期は、毎日ニュースを見るたびにそう感じていました。
この同時多発テロでは、たくさんの罪なき人々が命を、 あるいは幸せな日々を一瞬にして奪われました。 この事件で命を落とされた全ての方に、ご冥福をお祈り申し上げます。 この事件の背景に関してはいろいろな意見があるようですが、 私には、本当の正義が何かなんて全然分かりません。 でも、他人の命や幸せを奪う権利なんて、誰にもないはずです。 ・・・ここまで規模は大きくないですが、日本の中だって同じことです。 毎日のように誰かが誰かの手によって命を落とし、 それが当たり前のようにニュースで流れています。 こういう憎悪の応酬のようなものは、 おそらく人類が滅亡するまでなくならないのでしょう。 しかし、その人類の滅亡も、その憎悪の応酬によってもたらされた 戦争の中で放たれた核爆弾なんかによって ある日突然訪れるかもしれないのです。 憎悪の応酬は憎悪の応酬でしか蹴りがつかないのだとしたら、 こんなに皮肉な話はありませんよね・・・・・・。
・・・と、ここまで書いて、手の震えがひどくなってきました。 書いている途中も恐ろしさでたびたび手が止まり、 頭の中が真っ白になってしまう瞬間がありました。 私がたどり着いた結論は、月並みなものではありますが、 やはり与えられた人生を大切に、この日々を享受すべきだなと。 悩んでも、立ち止まっても、それが自分の人生なら、 きちんと受け止めて、向き合っていかなきゃいけない。 とにかく、今はそんな気持ちです。 何だか重い話になってしまいましたが、 自分でもあの日の出来事を、そして今の気持ちを忘れないために、 こうしてここに記しておくことにしました。 お気を悪くされた方がいらっしゃいましたら、申し訳ありません。
・・・さて、気を取り直してコメントのお返事をかいていきます。
昨日は何故だかやたらとアクセス数が多くて驚いてます(^^;
そんな大したこと書いてない気がするんですけど・・・(笑)
☆コメントお返事
>びぢゅ?さん
その「?」はいったい・・・・・・(笑)
日立台のチケットはさすがにまだ大丈夫だと思いますが、
ユアスタのは早めにGetされたようですね。
去年私は何だかバタバタしていたので、世話なんてしてませんけど(爆)、
何はともあれ、今年も仙台でお会いできそうですね♪
今年もおひとりですか?近くなったらまたご連絡しまーす。
あ、でも列車で来るとなると・・・今年はびぢゅさんのほうが忙しいかも・・・?
>むっちゃん
違いますよーレイソリスタにはなりませんよ私は(~_~;)
ただただこっそりと草葉の陰から見守るだけです。
・・・あくまでも第三者的立場からw
にしても、むっちゃんは日立台にも行くんですね~羨ましい(>_<)
ぜひぜひ私の分までコンサを応援してきてください!
よろしくお願いしまーす(*^^)v
>MONCHIさん
こちらこそ、ご無沙汰しておりますm(_ _)m
おお、MONCHIさんもレイソル好きなんですか!
(そういえば、玉田くんのファンでしたっけ・・・?)
本当、好きなチームどうしの対戦は困るんですよね。
でも、願わくば来年はJ1の舞台でもう一度戦ってほしかった・・・(´・ω・`)
>ゆりさん
行きたいスタジアム4つ目制覇確定おめでとうございます!
くっそー、やっぱり私も行きたいぜ日立台(;´Д`)
・・・仕方ないので、今回の日立台はお任せします。
その代わり、私はガッツリ仙台を満喫してきますのでw
宿と航空券の確保はどうぞお早めに(^o^)丿
>まじっくさん
一応、ウイングスタジアムにしては観客入ったほうらしいですけど・・・
やっぱり1万人未満じゃもったいないですよね。
しかし、屋根が開閉するのって、いつ行けば見られるんだろう・・・(~_~;)
>えんしゅうりんさん
こちらこそ、ご無沙汰しておりますm(_ _)m
わざわざご連絡ありがとうございました。
これでもしかしたらユアスタでお会いできるかもしれませんね。
で、日立台も狙っていらっしゃる??
あまりあちこち飛び回りすぎて体壊さないでくださいね(^^;
【チラ裏:今後のエントリー(予定)】 ・水戸戦の観戦記 ・仙台出発準備の替え歌(?)(→こちらのエントリー参照/笑) ・その他仙台遠征関係(出発前) ・ユアスタで私を見つけてもらえるような手がかり明示 ・仙台から生存報告 ・仙台遠征記 ・日立台に参戦される方のためのガイドらしきもの ・(本館)神戸戦のResultと最新の順位表・・・これはこの後やる。
まじっく
Re:忘れ得ぬ日
2006-09-12 21:00
私もあの日は、「今後世界戦争になるのか」という恐怖感がありました。 その恐怖感は日本がイラク戦争に自衛隊を派遣した時にピークでしたね。
プロフィール
HN:はび・・・札幌市在住のサカヲタ。多分コンササポ兼レイソリスタ。 2001年7月7日、父親に連れられて初めて行った厚別での市原戦にて、生で観るサッカーの迫力に心奪われ、それ以来足繁くコンサドーレの試合に出向くようになる。 ブログは現在開店休業状態。見にきてくださった方ごめんなさい。
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