2009年11月03日
2009/11/01(日)13:00 @山形市陸上競技場 2009Jユースサンスタートニックカップ 第17回Jリーグユース選手権大会予選リーグ Aグループ コンサユースU-18 3-0(1-0、2-0) 山形ユース (45分×2) 得点者:三上陽輔(前半30分)、工藤光輝(後半29分、後半41分) コンサの警告等:濱田克大(黄)、工藤光輝(黄) 山形へ行くはずいぶん久しぶりな気がします。 少なくとも雷雨で試合が中止となった(翌日カズが練習試合で靱帯を損傷した)あのときは行っていなくて、それ以後は一度も行っていないと思います。最後に行ったのがいつだったかすぐに思い出せないくらい昔なので、山形新幹線に乗るのもとっても久しぶりでした。 そういえば山形新幹線は車両の幅が狭いんでした。 手前は福島で切り離されたあと仙台方面へ向かうやまびこ号の車両。そして向こう側が山形方面へ向かうつばさ号です。福島で分かれてからは、新幹線用の広軌じゃなくて在来線用のふつうの線路を走るんでしたっけ。 車両幅が狭い分、ホームと車体の間に隙間ができてしまうので、ホームとの間にこんなステップが渡されています。 仙台で前泊していたくまちゃんと山形駅で合流して、会場に向かいました。 「山形市陸上競技場」と表札?のある古めかしい門構えです。
門を入ったところにコンサユースの貸切バスが駐まっていました。 前面に「コンサドーレ札幌U-18」と書いた紙が掲げられています。 「JRバスなのはコンサバスがJR北海道なのと関係ある?」とくまちゃんに言ってみたのですが、「関係ないんじゃない?」と直ちに却下されました。そうだよね。 バスが宮城ナンバーですので、仙台空港に降りてそこからバスで来たのかなと思いました。 グラウンドの脇にはこじんまりとしたスタンドがありました。 けっこう見やすそうです。 くまちゃん持参の応援ダンマクを貼って。 試合開始までまだ時間があるので、しばしまったり。 くまちゃんが北海道限定の新しいお菓子を持ってきてくれました。 カルビーの「いも子とこぶ太郎」ですって。ポテトチップスと昆布のチップが一緒に入っています。美味しかったです。 スタンドからグラウンドを見下ろしたようす。 ピッチがけっこう近いです。 バックスタンドの向こう側には山が見えて。 ユース好き仲間が到着して、旗やダンマクが増えました。 まもなく、選手たちがピッチでアップを始めました。 うん、近くてよく見える。双眼鏡なしでもひとりひとりがばっちりです。・・・でもひとりひとりがよく見えるのはそればかりが理由ではない感じ。なんだか、選手、少なくない?? 数えてみると、フィールドプレイヤーはなんと12人だけでした。 あらあ、じゃあ今日は交代ほとんどなしでやるわけ? 修学旅行が重なったんだろうか、みんなインフルエンザで倒れてしまったんだろうかと一瞬心配しましたが、そういえば今日から3日間、道内では高校の新人戦(U-17大会)が開かれているので、1、2年生の多くはそちらに出ているのでしょう。チームを2つに分けたことになりますね。 GKは2人だけで練習していました。 「この2人がここにいるということは、新人戦は今岡くんが全試合フル出場?もし怪我したら困るね」と私が慌てて言うと、冷静なくまちゃんが「U-15の子もいるから大丈夫でしょ。」 あーそうか。確かにそりゃそうだ。 現に新人戦の1回戦(vs名寄高校)では、札幌U-15の選手が3人フル出場したとのことでした。 山形の選手たちもアップしています。 バックスタンド側にはけっこう観客が増えてきました。 選手のご家族も多いのかな。 なんとなくこちら側(メイン側)に座ってしまいましたが、あっち側の方がテントもなくて見やすかったでしょうね。きっと。 宮の沢ではバックスタンドが開放されていないので、つい無意識にこっち側に座ってしまいました。 アップを終えていったん引き揚げてきて。 ユニに着替えてから、みんな集まって監督の話を聞いています。 山形の選手たちはベンチに座ってのミーティングを終え、全員で円陣を組んでいます。 ホームですから、運営のお手伝いをする選手たちも一緒に円陣に加わっているのかな。 コンサも全員で円陣を組みましたが、こじんまりとした輪です。 少数精鋭で、みんなでがんばれ~~。 山形の気温がどんな感じか見当がつかなかったので、念のため防寒グッズをたっぷり抱えて山形に向かいましが、案外暖かくて観戦日和です。天気予報によれば雨が降るかもとのことですが、なんとかもってくれればいいなあと思います。 さ、いよいよ始まります。 整列して入場を待つ選手たち。 今日は拓郎くんがイエローカード2枚累積で出場停止なので、ゲームキャプテンは健士くんが務めるようです。 選手入場 整列して、礼 コイントス 慣れていないせいか、相手キャプテンや審判との挨拶もそっけない感じに見える健士くん(笑)。いろいろ個性が見える感じでおもしろいです。 大会幕はバックスタンドの中央に張り出されています。 前半開始時の円陣 山形の円陣 山形のキックオフで前半が始まりました。 <前半開始時のメンバー> 11三上陽輔 9工藤光輝 5十川祐樹 7金子顕太 28荒野拓馬 29前貴之 18濱田克大 23奈良竜樹 4鈴木健士 2大地優貴 21松原修平 (控え) 30渡邉周平、3松田恭司郎、19木島翔太郎 (交代) 後半33分 濱田克大 → 松田恭司郎 後半41分 工藤光輝 → 木島翔太郎 前半0分、十川→カネ→拓馬とボールが渡り、拓馬くんがミドルシュート。枠の左でしたけど、さっそくシュートまでいけたことで幸先がよいように感じました。 前半2分にはおっちが右サイドを駆け上がり、えぐってクロスをあげる・・・と思ったところで、ボールを後ろに置き去りにしてしまいました。あら残念。けれど久しぶりにスタメンのおっちは、生き生きと走っている感じが気持ちよいです。 でも先週宮の沢で対戦したときと比べると、なんだかコンサはうまくいかないことも多くて。 先週わりと楽に勝った相手だから、無意識のうちに舐めた気分で試合に入っちゃったのかなあ・・と勘ぐったりもしました。 前半3分には山形にミドルシュートを打たれ、これを修平がいったん止めたように見えたのですが、こぼれてしまったのか、ボールがゴール方向へ向かって斜めに転がっていってしまい、ゴールポストの脇をかすめました。思わず、ひゃあ!と言ってしまうドッキリシーンでした。 前半3分、陽輔が左サイドをがんばって走り、ボールに追いついて、行け~~~!というところで、タッチライン際の状態がよくないのか足をとられて滑って転んでしまいました。チャンスになりそうだったのに残念です。 グラウンドの芝は特にピッチ中央やゴール前のエリアで削れている部分が多く、ボールがイレギュラーに弾んだりするだけでなく、足元が滑ったりもするようです。 タッチライン際も芝が剥げていて滑るようで、このときの陽輔だけじゃなく、ここぞ!というところで滑って転んでしまう場面も多発しました。チャンスが潰えてしまうほか、大事には至らなかったものの滑ったせいでピンチを招いた場面もありまして。なるべく早くピッチ状態に慣れてねと思いながら見つめていました。 前半8分、ミツがゴール右斜めからボレーで打ち込めたらかっこいいなというタイミングでクロスに合わせて走り込んだのですが、ミツのタイミングが合う前にクリアされてしまいました。 (前半のワンシーン) (奈良くんが前線へフィードしようとしているところ。芝の状態が見えるでしょうか。) 前半11分、陽輔からトガへ、そしてミツへと三角形のパスコースを作ってボールを展開する素敵な場面がようやく出てきました。そしてここまでのところ「なんか今日は『十川デー』なんじゃない?」って浮かれ調子で言いたくなるほど十川くんのプレーが輝いているような気がします。 前半15分になるころには、だんだんいい感じに流動的な組み立てがつながってきて、前へ推進する圧力が増してきたように思いました。よしよし、いいぞ、このままこんな感じで。 前半15分の右からのCKは貴之くんが蹴りました。 前半18分、山形のカウンターにひとりで対応せざるを得なくなったハマが、コンサペナルティエリアの左外で、ドリブル突進していた山形の選手の足を振り払うような感じで止めることになってしまいました。審判がピーーーッと強く笛を吹き、「あ、これはカードが出るな」と思いました。バックスタンドで見ている観客からは「赤だろ、赤」と声があがっているのが聞こえます。ドキドキしながら審判の動きを見ていたら、審判がポケットから取り出したカードは黄色でした。ああ黄色でよかったと思いました。 前半20分、健士くんが右サイドの金子くんのあたりへ大きなサイドチェンジの展開をしましたが、ボールが大きくなってしまい、そのままタッチラインを割るかと思われました。が、カネくんはそこで大きくジャンプして、空中でボールに足をあて、ラインから出ないようにコントロールしてキープしました。やるねー、カネくん。 前半24分、ハマが左サイドで相手を背負ったまま、身体をうまく使ってのライン際の攻防です。なんとかボールに触って自分のものにしようとする相手選手の動きを押さえつつ、足先での攻防の末、最終的にはタッチを割らせてマイボールにしたときには、見ていたスタンド(←私たち)から思わず拍手が湧きました。かっこよかったです。 前半25分、陽輔が右サイドをドリブルでがんばってあがり、カネにつないでカネが右からクロス。それを貴之くんがファーからヘディングで合わせたのですが、ポストの左でした。惜しい~。 こうやって攻撃シーンのことばかり書いていますが、今回は先週とは違って守備陣もけっこう忙しかったのです。山形もホームでは負けるわけにはいかないと必死だったのか、けっこう積極的にボールを入れてくるシーンもあって、それを健士くんと奈良くんの両CBが跳ね返していました。健士くんはボールの来る位置を見越して、足もとで受けて前へフィードする感じ。奈良くんはヘディングで跳ね返す感じです。奈良くんのヘディングは強いわあと改めて感心しました。相手に競り勝つだけじゃなく、ちゃんと味方につながるようにボールを落とす位置をコントロールするヘディングで、ほんと感心です。 (ベンチで座っている人数が少ないです。) 前半26分、ミツが右サイドをドリブルであがって右からのシュート。GKがキャッチしました。 前半28分、陽輔が相手GKのあたりまでしつこくボールを追いかけていって、その甲斐あって右CKをとりました。 そのCKを蹴るのは貴之くんです。 前半30分、トガとハマがいいコンビで突破し、トガがクロス。ミツが飛び込みますが合いませんでした。 そして先制点は前半30分、陽輔が右足ボレーできれいにゴールを決めました(1-0)。シュートは鮮やかだったのですが、どんなふうにつながってゴールになったんだっけ?とメモしておこうと、ゴールを喜んでいるうちに忘れてしまったのか、どうしても思い出せませんでした。それだけ先制点が嬉しくホッとしたというわけです。 陽輔ゴールをみんなで喜んでいるシーンを撮ろうとカメラを構えたところ、スイッチが入ったまま時間切れの状態だったのでもう一度スイッチオフにしてからやり直して・・とやっているうちにタイミングを逃してしまいました。 だから、喜びの輪・・がほどけた後のようすです。 こうやってバタバタしていたのでシュートシーンしか思い出せなかったのだと思います。 前半32分。陽輔が後ろからのボールをきっちりとコントロールして横に落とし、それをカネが受けて前方へスルーパスを出します。ミツが走り込んでシュートしますが。GKがキャッチしました。 前半36分には山形の右CK。トガのクリアがゴールラインを割り、再度山形のCKになりました。 1点とったら楽になって勢いをつけていく・・かと思いましたが、どうやらそういうわけにはいかないようです。 前半37分、右SBのおっちがボールを持っていたところ、左サイドの高い位置に張っていたトガがおっちを呼びました。そしておっちが対角線上にピッチを横切るように、トガの前のスペースへ向けてきれいなロングパスを出しました。これはきれいなパスでした。トガは左サイドをひとりでぐんぐんあがり、そのままゴールへ向かってシュート。GKが押さえましたが、おっちのパスもトガの突破も素敵なシーンでした。 (サッカーっぽい写真) (今さらですが、水のボトルも赤黒なんですね) 前半39分、トガがピッチ中央で、高めに浮いたボールをうまく収めて自分のものにし、ゴールへ向かって突進していきます。「うわー、今日は『トガの日』だねえ(はあと)」と、メモに思わずハートマークをつけちゃうくらい素敵なトガでした。今日はどうしたんだろ?とか言っちゃいけませんよね(笑)。 その後も「奈良くんのヘディング強いねえ。」とか「貴之くんがボランチで効いているね。特に攻撃的な役目がいいね。」などと話しているうちに前半43分、陽輔が左サイドからゴールに迫り、でも相手にシュートコースを切られて自分では打つことができず、やむを得ずゴール前のスペースへ「どうぞ打ってください」の絶妙な落としをして、ハマがシュートを打ちますが力んでしまったのかバーをはるかに越えてしまった、などのシーンがあったものの追加点はないまま、ロスタイム1分を経て前半が終了しました。1-0で折り返しです。
ハーフタイムに選手たちはグラウンドの横にあるクラブハウス(って言えるのかどうか)に向かって引きあげていきます。 山形の選手たちはピッチ脇のテントのところで生着替えをしたりしてるのですが、コンサがロッカールームを使わせてもらっているの? 宮の沢でやるときには、サテライトの試合でもユースの試合でも当然のようにうちの選手がロッカールームを使って、アウェイの選手たちはすいか小屋の脇で着替えたりしてるのですよね? 山形のおもてなし心は手厚いんだなあと嬉しいような申し訳ないような気持ちになりました。 ハーフタイムにアップしている選手は 3人だけのこじんまり加減です。 山形の選手たちは、ベンチのテントのところで監督の指示を聞いていました。ボードに並べられたマグネットの色は青と黄色です。山形のチームカラーを意識しているのでしょうね。 ・・というのはくまちゃんの発見でした。FC東京は青と赤のマグネットだったもんね。と。 そういえばそうだったねえとうなずきながら、うちは赤と黒だっけか?と思い出してみたのですが、たぶんコンサはマジックペンで文字を書くだけでマグネットは使っていないんじゃないかしら。今度注目してみよう。 審判と選手たちが戻ってきました。後半が始まります。 後半開始時の円陣 コンサのキックオフで後半スタート 選手交代はなく、前半と同じメンバーで後半が始まりました。 後半3分、貴之くんのシュートはポストの左。 後半4分、陽輔がトガとのコンビネーションでこぎれいなボール運びをして、シュートを狙います。このときの陽輔のプレーに対してもそうでしたが、財前コーチが時々ベンチの中から陽輔に声をかけて、今のはどういうプレーを選択すればよかったのかをアドバイスしていました(と思います)。身体の向きとか、こっちの足のアウトサイドでこう蹴る感じでとか(と思います)。財前さんのジェスチュアからのあくまで素人の推測ですけど。 そういえば春先の合宿を見に行ったときも、ハーフタイムに財前さんがFWの2人(ミツと陽輔)に財前塾をやってあげていたっけ・・と思い出しました。四方田さんと財前さんは雰囲気や印象も全く違う2人ですが、それぞれに合わせて役割分担をして、いいコンビなのかもしれないなあと思いました。 後半6分、貴之くんのプレーに、いいねえ・・と思わず相好が崩れます。先週よりも今日、今日の試合初めよりも今と、がんばってやっているうちにどんどんできることが増えていっているような印象です。こういうのが見れるからユースの試合はたまらない。 後半14分、拓馬くんがやりたいことは分かるんだけど、うまくいかない・・って感じでもどかしげにしています。パスの角度がずれちゃったり、思ったよりもパスが弱くて味方に届かなかったり。春から夏にかけてぐんぐんたくましく気の利いたプレーを見せてくれていた拓馬くんですが、ここにきてちょっと不調気味みたい(←私の要求水準があがっているのかも)。でもやりたいことは分かるから、焦らずくさらず繰り返して復調して欲しいなと思います。拓馬くんが復調したら、ピッチの至るところで相手のボールを摘み取り、広い視野で展開する拓馬くんと、気の利いた攻撃のアクセントを加えていく貴之くんのダブルボランチはさぞや素敵になるだろうなあと夢を膨らませてみたり。 後半15分、トガがピッチ中央でボールを受けて、ぴたりと収めて、そこからキラリ☆と光るようなスルーパスを出しました。ミツが走り込んでGKと交錯する感じになり、GKがボールを抑えてしまってシュートは打てませんでしたが、いい形でした。再び「トガ素敵(はあと)」のハートマークです。こういう姿を友達にも見せてあげられるとよかったんですけどね、アウェイなのがもったいないですね。 (サッカーっぽい写真) 後半16分、左からのCKはカネが蹴り入れます。 後半17分、拓馬くんと貴之くんのコンビで右サイドライン際で粘り、貴之くんはリフティングをするような感じで相手を抜いて、ペナルティエリア内まで侵入したところでミツへマイナスのパスを出しました。ミツはもらった!!という感じでシュートを打ったのですが、ボールは枠の右へ行ってしまいましたよ。あれれ~? 後半18分、確か接触プレーでだったと思いますが、ミツにイエローカードが出されました。 後半19分、タッチライン際の攻防で奈良くんが滑ってバランスを崩し、抜かれてシュートまでもちこまれました。あわや入ったかと思うヒヤヒヤコースでしたが、逸れてくれて助かりました。 後半22分、詳細は再現不能ですが貴之くんとか拓馬くんとかハマが絡んだいろいろ素敵シーン。このときもトガ(はあと)でありました。 後半22分の山形のシュートも危なかったです。修平が素早く手の先で弾いて、バーの上に逃しました。そこからのCKは修平が直接キャッチ。 後半24分、カウンターで迫ってくる相手に、健士くんがコースを切り、その後ろで奈良くんがカバーしてヘディングでタッチへクリアしました。なんだかずいぶん攻められてます? 後半24分、カネの素敵プレーで右CKをとりました。蹴るのは貴之くん。クリアされて再度右CKになり、続けて貴之くんが蹴りました。 後半27分、主審がカネくんに歩み寄り、何やら注意をしました。たぶん判定に文句を言ったのかなと思いました。でもカードは出なかったのでよかったです。 後半28分、なんだか防戦一方になってきたじゃない、まだ1点しかリードしていないのに・・と思ったところで、後半29分に追加点が入りました。 ミツがドリブルでゴール前まで攻め上がり、シュートを打つ前にボールを抑えようと飛び出してきたGKもうまくかわしました。あとはゴールに流し込むだけ・・でしたが、勢いよく走り込んできているだけにシュートを打つにはずいぶん深く入りすぎてしまった感じになりました。でもミツは、そこから上手かったですね。右側のゴールラインすぐ手前あたりの角度のない位置から、ゴールの右ポストの際を通ってうまくゴール内へ流し込むシュートを決めました。(2-0) ミツゴールを祝福する十川くん ゴールの隅にボールが入っているのが見えますでしょ。 ミツはこのときあんまり嬉しそうにしてませんでしたね。もっとゴールを決められて当然と思って自分に腹を立てていたのかな?と思うような険しい表情をしていました。 後半31分、貴之くんがピッチの真ん中を駆け上がり、右サイドのおっちの前のスペースへボールを出しました。おっちは走ったのですが追いつけず、惜しいシーンでした。 ここで気づいたらハマとトガの位置が変わっていました。 後半が始まった時点では、前半と同様ハマが最終ライン(左SB)でトガがその一列前だったはずですが、トガが後ろでハマが前になっていました。いつの間に変わっていたんだろう? というところで、恭司郎がハマと交代するようです。 (交代の準備をしている恭司郎) 拓馬くんが左にずれて、恭司郎はボランチの位置に入りました。なんか意外です。 11陽輔 9ミツ 28拓馬 7カネ 29貴之 3恭司郎 5トガ 23奈良 4健士 2おっち 21修平 後半35分、拓馬くんのシュートはバーのかなり上へ浮いてしまったけれど、ここはシュートで終わらなければという場面だったので、シュートを打っただけいいよと思いました。 後半36分、陽輔のドリブルからカネとかミツとかおっちでいい形になりました。 後半38分、タッチライン際を攻め上がってくる山形の選手に対して、健士くんとおっちが挟み込む感じで対応します。相手の足もとにあるボールをおっちがふわっと浮かせて健士に渡し、キープ成功です。おしゃれなプレーでした。 後半40分、ミツが相手DFの裏へ抜け出す感じでゴールへ迫ったのですが、シュートを打てず、フリーだった陽輔のところへ出しました。陽輔は大チャンス!でしたが、シュートを打とうというところで軸足が滑ってしまい、ボールが浮いてしまいました。悔しがる陽輔。 でもその直後に追加点です。 後半41分、カネくんがゴール前から相手DFを振り切ってシュート。ボールはバーにあたって上へはずむように跳ね返ってしまいましたが、それを、ゴール前に飛び出したミツが頭で押し込みました。(3-0) 0.7点分くらいカネくんのゴールかな。 カネくんがゴール前へ切り込んでいき 密集地帯からシュート ボールの行方を見ています。 ミツがはね返りを押し込みました。 ミツの2点目が決まったところで、後半41分、ミツに代わって木島くんが入ります。キジはそのままミツの位置に。陽輔とキジの2トップです。 後半43分、貴之くんの運動量が落ちないなあと感心するくらい、貴之くんが前線へもどんどん走り込みます。 まだ交代枠が残っているのでひとりアップを続けていた渡邉くんでしたが、四方さんが声をかけてベンチに戻ります。 ひとりだけ試合に出れないのって、GKの宿命とはいえ辛いですね。 ロスタイムは2分と表示されました。 後半47分、カネくんがゴール前へ抜け出してなんとかシュートを打とうとし、枠の右へ飛んで惜しい~~ってところで試合終了となりました。 <試合終了時のメンバー> 11三上陽輔 9工藤光輝 28荒野拓馬 7金子顕太 29前貴之 3松田恭司郎 5十川祐樹 23奈良竜樹 4鈴木健士 2大地優貴 21松原修平 こういう結果になりました。 お疲れさまでした。 バックスタンドに向かっても一礼 選手同士が握手して挨拶 山形の選手たちがコンサベンチに挨拶に来てくれます コンサの選手も山形ベンチに挨拶 そしてコーチ陣が選手を迎えます。お疲れさまでした。 試合の流れの中でも書いたように、この試合で私の目に目立っていたのは十川くんと貴之くんでした。 十川くんは相手ボールをカットするのも、いい位置に駆け上がるのも、ドリブルで突破していくのも、ピッチ中央でボールを受けてキラリと光るスルーパスを出したり。輝いて見えるほどのキラキラぶりでした。 そしてボランチの位置に入った貴之くんは、先週初めてスタメンで出場したときと比べて、ずっと落ち着いて積極的にゲームに入っていけていました。アイディア溢れる攻撃は素敵でしたよ。 こんなふうにどんどん上手くなっていく選手の姿を見れるのがユースの試合の醍醐味ですが、だからと言って次の試合にもまた素敵な姿が見れるとは限らないところがこの年代の悩ましくおもしろいところでもあります。 とりあえず結果は3-0でしたが、スコアほどには圧倒して勝ったわけじゃない感じでした。選手ひとりひとりのがんばりは見えましたが、チームとしてのまとまりは今ひとつだった印象でしたので。 試合が終わるころには気温もだいぶ下がってきていましたが、天気予報に反して雨に降られずに済んだのはありがたかったです。
せっかく山形に来たのだからと、ラ・フランスを(自分用)おみやげにしました。食べ頃は1週間後ですって。楽しみです。 新幹線ホームの売店にはこんな垂れ幕が。 まだ時間があるし、ちょうどいいや。 というわけで、玉こんにゃく辛子つきです。 山形の芋煮は、醤油味の汁に里芋、こんにゃく、牛肉。 美味しくいただきました。 山形駅で乗るときには、ステップはたたまれて下ろされていました。 ここではホームから離して止める必要ないですものね。
龍 士文
お疲れ様でした。
2009-11-03 05:23
いつも楽しみにしています。 あきっくさん山形までお疲れ様でした。
くまちゃん
Re:Jユース山形戦@山形市陸上競技場
2009-11-03 21:18
本当に、ノートにハートマークついてました! ←証人です。 今度の東京戦は、たくさんの人にハートマークがつきますように(念)
あきっく
Re:Jユース山形戦@山形市陸上競技場
2009-11-04 02:57
>龍 士文さん ありがとうございます。 深川GでのFC東京戦やNack5での大宮戦では、きっと龍士文さんともご一緒できますね。 よろしくお願いします。 >くまちゃん ほんと、ほんと。 たくさんのプレーに目をハート型にしたいもんです。 選手たち、ぜひともよろしくお願いします(笑)。
プロフィール
札幌出身・東京在住(釧路に単身赴任していましたが2014/4月に東京に戻りました)のあきっくと申します。 生観戦デビューは1999年8月15日の大分戦@厚別。 夏休みに札幌に帰省したときでした。 以来「仕事のしわ寄せは平日に」をモットーに、週末にコンサを追いかけるための生活をしています。 2001年夏にJ村でユース(特に石郷くん)を見てユースに傾倒。 いわゆるユースヲタなんだろうと自覚するこのごろ。 詳しい自己紹介と私宛のメールアドレスは「ごあいさつ」のカテゴリから、シーズンごとのトップチーム関連、ユースチーム関連別の主なエントリの目次は「まとめ・目次」のカテゴリから、エントリーナンバー順の全エントリーリストは「全エントリーリスト」のカテゴリからどうぞ。 2010/02/07からツイッターを始めてみました。 ユーザー名は akikconsa です。ユースの試合を見に行ったときは気が向けばつぶやいているかもしれません。 コンサU-18選手の背番号一覧表を作りました(2015/4月版)。ユース観戦のお供に、こちらからご自由にお持ちください。 →http://www.evernote.com/l/APefpdtBmUJCBo1gGdT_yWpEMjGm6cvq_oQ/
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