鈴木チェアマン「百年構想」を語る

2006年02月19日

昨日、社長がブログで告知されていた「インターシティ・ミーティング」と題したシンポジウムを聞きに行った。

札幌市内ロータリークラブ主催ということで、サッカーファン・コンササポの姿はちらほらという感じだった。
鈴木チェアマンは、「北海道をスポーツで元気に」と題したシンポジウムで「Jリーグの百年構想」を語った。

その後、児玉社長がコーディネーターとなって、「私とスポーツについて」と題して4人のパネリストからのお話し。
第一線での経験のある方の話しは重みがあり、貴重な話しであり、とても面白く興味深かった。
  小野真澄氏:女子棒高跳びのパイオニアで日本記録保持者。中学校教諭
  栗城史多氏:7大陸最高峰単独登頂に挑戦中の大学4年生
  田中哲也氏:長野・ソルトレイクシティーパラリンピックで障害者スキーに出場。スキーインストラクター
  牧泰昌氏:NPO法人札幌ポラリス理事長

最後に、鈴木チェアマンと4人のパネリストによるパネルディスカッション。
全部で、3時間余りのプログラムであった。

サッカーファン向けではないということもあり、百年構想自体は目新しい話しは出なかったが、
何故、百年構想を行っているのか、百年構想では何を行っているのか、事例を交えながら丁寧に紹介された。

中でも、「Jリーグは総合スポーツクラブを目指しているが、数多いスポーツの中でそれができるのはサッカーだけ」という点が興味深かった。
総合スポーツクラブに一番近いのは浦和。そして、仙台・新潟・大分。札幌もそれに近付きつつあるとのこと。
その他、海外スポーツと日本スポーツの違い(スポーツクラブ中心と学校体育中心)、
サッカー以外のスポーツ教室の話しや、幼い子供達に芝の上で遊びを教えることの楽しさや重要性が語られた。
 
 
今回の講演にタイトルは、「北海道をスポーツで元気に」であったが、
「スポーツを通じて北海道そのものを元気に」を目指しているようにも思えた。
 
 
【追記】
小栗氏がキリマンジャロ登頂に成功したとき、
道新にコンサグッズを手にした写真が掲載されたことでコンササポに有名ですが、
実際は、知合いのコンササポに「是非、持ってってくれ」と渡されたものだそうです。
STV「D!アンビシャス」で、南極ビンソンマシフに挑戦した模様が2/29に特集されました。
…自分は見れなかったけど(泣)


post by イリス

22:19

雑記 コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

aru

Re:鈴木チェアマン「百年構想」を語る

2006-02-19 22:42

初めまして。 「コンサな徒然草」のojiconfa さんのところでも拝見したのですが、こちらでもシンポジウムの様子がわかり嬉しい限りです。有難うございます。 芝の上で遊べる。これは本当にそう思います。 以前、一生懸命totoをやっていました。もちろん、当たればいいなという気持ちもありましたが、 芝のグラウンドが少しでも増えたらと、そんな思いがありました。 忘れちゃいけないですよね。Jリーグ百年構想。 そして、芝の上で思う存分身体を動かせる場所が少しずつでも増えて欲しいです。 失礼いたしました。

イリス

Re:鈴木チェアマン「百年構想」を語る

2006-02-22 23:52

aruさん、レス遅くなって申し訳ないです。 お役に立てたようで光栄です。 Fマリ監督の岡田氏も言ってましたが、子供たちの将来のためにサッカーの振興をするというのも、 日本を良くするための方法の一つですね。 自分もできることから協力していきたいです。

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