2002年に函館から引越ししてきて約10年。戻ってきた時は元のわたしの部屋は猫が占拠していた。引越し荷物だけダンボールのまま部屋に運び入れ、わたしは今に布団を引き、そこをねぐらにすることになった。
10年たった今も状況は変わらず、猫が占拠している。猫にすればわたしが後から来た珍入者でわたしがその部屋で過ごした数十年は知らない。
わたしにさほどなつくこともなく、我がもの顔で家の内外を行き来している。
年末最終週、やっと荷物の整理を始め、猫たちもほっとするだろか？それとも適当な休憩場所であるダンボールの山が無くなることを怒るだろうか？
さよなら
今度会うときはあるのかな？
野良猫だった君たちが縁あって一緒に住むことになった。幸せかな？
あまりなつかなかったけど、少しは癒された部分もある。君たちにとって終の棲家になるであろう。