関東サポーターSの不定期コラム

2019年10月27日

昨日の決勝戦より

よく戦った。勝ち負けという結果も、試合経過も事前予想通りほとんどフィフティフィフティで、これほどの戦いのあとだが、悔しさはほとんどなく、虚脱感だけが一日たってまとわりついている。
個別に見たら、あいつがどうとかなくはないが、こんな試合の後でセルジオ越後や張本勲のように喜んで戦犯探しする愚の骨頂なまねは、己の人間としての価値を下げるだけだ。我々は、ただただ選手スタッフに感謝するのみであり、誇らしく思う。ただし、一言だけ、道ですれ違ったら言いたいことがある。
「素晴らしい試合をありがとう。ところで、なぜ3点目をとったら、即早坂をいれて更に点を入れ攻撃で守ることをしなかったですか?ペトロヴィッチ監督」

リーグ戦で去年より順位が下なのは、去年が出来すぎとか、マークされる存在になったとかあるが、どうもリードを守りきろうということが出来ないことがある。しかし、そもそもペトロヴィッチのインタビュー等見ると、守備専門の練習を余りしていないのだから、選手がどうのということでなく、3点取られても5点とるっていうのが彼の頭ではデフォルト設定なんだろう。そこで同点に追い付かれて石川と考えるのは、彼の哲学に反することで、なおかつ守りきろうということを選手に求めることは酷ではないか。
戦前、フロンターレがシルバーコレクターと揶揄があったが、実はペトロヴィッチ自体結構なシルバーコレクターなのである。勝ちきれないことに、今日のようによく分からない変節をすることが関係ないとは言えない。ここが師匠筋のオシムと違うのでないか。
もっとも、実際に早坂をいれて点がとれるとか、勝つかなんて保証はないんだけどね。


post by ホテルニュー越谷

16:50

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