子連れ観戦の楽しみ方

2014年12月03日

初めてアドベントカレンダーに参加させていただきますコンサ隊No.5ぴんです。
錚々たる書き手さんが集まる中なので多少気後れしておりますが、お付き合いいただけると嬉しいです。

テーマは子連れ観戦&練習見学の楽しみ方にさせていただきました。


夫とはゴール裏で声を出すサポーター同士の結婚であったため、
10月産まれの娘とは翌年3月のホーム開幕戦からスタジアムに行っています。

さすがにそれまでのエリアというわけにはいかず、SAやBの座って見られる場所、
ドーム3階のキッズエリアなどその時々で使い分けながら親子でも観戦を楽しむようになりました。
残念な試合の日はお仲間に笑顔を振りまき、『癒し担当』と称されたことも(笑)

これは全ての試合が厚別ではそう頻繁には行けなかったと思います。
その点ドームは天候に左右されず、駐車場、エレベーター、授乳室、ベビーカー置き場もあるため
子連れにはとってもありがたい施設と痛感しました。
いい季節の厚別は大好きだし、子供も大きくなって厚別の暑さも寒さも今はへっちゃらですけれど。

娘が2歳になった時、我が家的に運命的な出会いがありました。
ブログで交流があったサポーターさんからファミリーゾーンにお誘いいただいたのです。

初めてだというのに娘は自分より大きいお兄ちゃんお姉ちゃんに可愛がってもらい、
私は自分と同じ小さな子供連れのお母さん達と交流しながら観戦もできるというありがたさ。
その付き合いも5年目となり、一人っ子ではありますが末っ子のように可愛がられ、
応援や選手への呼びかけ方など上の子に倣って覚えていきました。

沢山の人がいる中での振る舞い方や態度なども自然に身についてくれたため、
アウェー遠征や室蘭、函館開催でも道中やスタジアムでぐずったりごねたりで困る事もありませんでした。
(ちゃんと自宅ではぐずるしごねるし反抗的な態度も年相応にやっております)


幼稚園の年長になるとエスコートキッズへの応募も出来るようになり、
当選すると付き添いの親も一緒に普段は立ち入れない場所に行けたりもします。
試合直前の選手達は宮の沢での穏やかなファンサの時とは別人のようにピリリと引き締まっていて
その表情にこちらも気持ちが新たになったり、
ゴル裏からの声はこんな風にピッチに届いてるんだ、フラッグやゲーフラはこんな風に見えるんだと発見したり。

昨年からはマッチボールキッズ(審判に試合球を渡す役)やお仕事体験なども加わり、
貴重な体験ができます。
エスコートキッズはギリギリまで室内に待機ですが、マッチボールキッズやお仕事体験は
試合前のピッチ練習をベンチで見られるのでとても喜んでいますし、
帰宅後にスカパーで自分の姿がチラとでも映れば何度も見直すのも楽しみなようです。
これは子供がいたからこそ親も恩恵に預かれるひとつですね。
リハーサル中はドーレくんが来てくれて、子供達の緊張がフッと緩む瞬間はこちらも笑顔になります。


そしてサポーターであれば足を運ぶこと多数な宮の沢の白恋パークの練習場。
これがまた魅力的な場所過ぎて、バラ園を見たり仕掛け時計を見たり、
物づくりが大好きな娘はキャンディラボのガラスの前から30分以上離れないこともしばしば・・・
ということで彼女を満足させるだけ遊んでしまうと練習も最後のランニングとストレッチに入っていることも(汗)。
観光客に混じって有料の工場見学をしてクッキー作り体験をしたり、白い恋人鉄道に乗ってみたり、
期間限定アイスを食べたりと季節ごとで楽しんでいます。

もちろん出待ちをして選手にサインや写真をお願いすることもあり、娘と一緒に撮ったものは
きちんとファイルしています。
見直してみるとあぁ、この年はこの選手がいたな、とイヤーブックよりも鮮明に思い出すことができて、
懐かしさと寂しさを同時に覚えおセンチになったりもしますが。

コンサドーレを楽しむ、というのは我が隊のコンセプトではありましたが、
家族で観戦するようになり新たな楽しみ方を見つけることができたと思います。
いろいろ連れ出しているおかげで体力がついたのかめったに風邪もひかないので、
去年と今年はホーム皆勤で皆勤賞のグッズをいただいているのですが、
これが写っている選手全員の直筆サインが入っている後期ポスターというかなりレアなものでして、
夫のコンサ部屋に大切に貼られています。

今はまだ低学年なので大丈夫ですが、成長するにつれて部活などを始め土日が忙しくなることもあると思います。
そうしたら、今度は大人になってから一緒にゴル裏もいいな、とまた新たな楽しみを見つけたいです。