家族

2006年04月27日

先日、大勢で電車に乗る機会があった。
フッキは、赤いスニーカーに赤いキャップ。
セバは、紺色のハーフコート。
通訳のウリは、ハンチングをかぶっていた。

3人とも、ポルトガル語で話し、セバがフッキをコツンと小突き笑う。
そんな様子をユースの子達が、母親のような目で微笑ましく眺めていた。

年代も国籍もバラバラな12人くらいの私たちは、電車の中で不思議に映ったかもしれない。

大家族の移動ってこんな感じなのだろうか。

その全体を眺めてなんとも面白く思った。

フッキの隣でつり革につかまっていた私は、ビューラーで上がったようなクルンとしたまつげと。
赤いスニーカーとキャップの下はクルンとカールされた髪。

外国のやんちゃな子供をそのまま大きくした感じだなー。

フッキは6人姉妹の真ん中。みんな女の子。ひとりだけ男の子。

セバは3人兄妹で二人の妹がいる。

家族の話をウリを通じて聞いた話は、とても楽しかった。

電車は、すぐに宮の沢についてしまった。

西友で、好きなアイスを選んでたくさん買った。

寒い夜空の下、ユースの子達と“さみーさみー”と言いながらアイスをかじり

ながら、お土産のアイスの袋を振り回しながら寮への道を歩いた。

私たちより、遅く帰ってきた他の彼等の手にもアイスが袋に入っていた。