2006年04月27日
先日、大勢で電車に乗る機会があった。 フッキは、赤いスニーカーに赤いキャップ。 セバは、紺色のハーフコート。 通訳のウリは、ハンチングをかぶっていた。 3人とも、ポルトガル語で話し、セバがフッキをコツンと小突き笑う。 そんな様子をユースの子達が、母親のような目で微笑ましく眺めていた。 年代も国籍もバラバラな12人くらいの私たちは、電車の中で不思議に映ったかもしれない。 大家族の移動ってこんな感じなのだろうか。 その全体を眺めてなんとも面白く思った。 フッキの隣でつり革につかまっていた私は、ビューラーで上がったようなクルンとしたまつげと。 赤いスニーカーとキャップの下はクルンとカールされた髪。 外国のやんちゃな子供をそのまま大きくした感じだなー。 フッキは6人姉妹の真ん中。みんな女の子。ひとりだけ男の子。 セバは3人兄妹で二人の妹がいる。 家族の話をウリを通じて聞いた話は、とても楽しかった。 電車は、すぐに宮の沢についてしまった。 西友で、好きなアイスを選んでたくさん買った。 寒い夜空の下、ユースの子達と“さみーさみー”と言いながらアイスをかじり ながら、お土産のアイスの袋を振り回しながら寮への道を歩いた。 私たちより、遅く帰ってきた他の彼等の手にもアイスが袋に入っていた。
プロフィール
寮メシ作りに関わって、今年で6年目になりました。 毎年、シーズンが終わる頃、課題を発見しています。 昨年は、本になったしまふく寮通信と厚別競技場での売店「しま福」 この2つのお陰で、たくさんの方とお会い出来るチャンスが増えました。 たくさんの方と笑いあう事が出来ました。 寮メシを大事にして、周りの人に感謝して、しまふく寮を愛して。 新しい寮生も加わって、また時間が流れていく。 J1という新しいステージを目の当たりにする。 凹んでも笑っても。 しまふく寮は、しまふく寮で。
最新のエントリー
月別アーカイブ
検索