過去のJ2陥落シーズンとの違い

2024年05月12日

今シーズン、既にリーグ戦の1/3以上を消化し
最下位に甘んじているコンサドーレ。
1つ勝つぐらいでは降格圏内脱出が不可能な状況に。

しかし過去3度のJ1陥落シーズンと比較してみると
今シーズンは全く違うようです。

【2002年】
1st.2nd.合計で5勝1分け24敗 (延長Vゴール:1勝7敗)
9連敗や8連敗もあり散々なシーズン。

【2008年】
4勝6分け24敗。勝ち点18で断トツの最下位。
一緒に降格した東京Vの勝ち点は倍以上の37でした。
8連敗のあと引き分け1つを挟んで2連敗や
2度の4連敗もありました。

【2012年】
4勝2分け28敗。勝ち点14で断トツの最下位。
一緒に降格した2クラブの勝ち点は3倍近い38と39。
6連敗、7連敗、9連敗があり、最後も5連敗で終了。
得失点差は実に -63。

というように3度とも散々な戦績で
早い段階からあきらめムードが漂いました

なお2部制になる前年にJ2行きが決まった1998年は
J1からの陥落とは言えず
更に前年がJFLだったコンサドーレにとって
不公平なポイントルールもあったので除外します。

しかし今シーズンはどうでしょう。
3点差以上をつけられた試合は3つありますが
いずれも原因がハッキリしています。
それを除く10戦のうち敗れた4試合は全て1点差。
首位争い中の広島やC大阪とは引き分けています。
3点リードから追いつかれたり
それ以外は点を取っても1ゴールのみだったりで
なかなか勝ち点3の上乗せは難しい状況ですが
戦力からみても過去のJ1陥落シーズンとは
かなり違うように思えます。

懸念材料と言えば一気に3クラブが降格する点。

楽観的な考え方かも知れませんが
終盤まで残留争いに加わるような気はするけど
なんとかJ1残留を決めてくれると信じています。