首相の座にすがりつくための犠牲

2024年01月27日

昨日、国際司法裁判所は
イスラエルにジェノサイド防止を命じました。

ジェノサイドとは ⇒ 民族を滅ぼすほどの集団殺戮

しかし国際司法裁判所の命令と言っても
その履行を強制する手段はなく
ロシアは2年前にウクライナ侵攻の即時停止を
命じられたものの未だに戦争は終わっていません。

イスラエルのパレスチナ侵攻にしても
国際刑務所のようなものでも設置して
ネタニヤフ首相を投獄しない限り
ガザ地区やヨルダン川西岸のパレスチナ人に
平穏が戻る日は来ないかも知れません。

ネタニヤフ首相が頑なに攻撃をヤメないのは
それが終結してしまうと
首相の座から引きずり降ろされるのみならず
様々な問題を起こしてきた責任を問われ
韓国歴代大統領の行く末みたいな
道を辿る可能性があるからです。
特に今回の戦争責任は大きいですね。

こうして戦争状態をしつこく継続する中
どこかで一発逆転の汚名挽回を果たし
首相の座に引き続き座り続けたいのでしょう。

ハマスの奇襲攻撃に関しては
その事前情報を掴んでいたらしいのですが
彼の根源であるイスラエルからのパレスチナ排除を
実行に移す大義名分を作れるチャンスと捉え
耳にした情報を敢えてスルーしたのかも知れません。
それでガザ地区ごとハマスを殲滅すれば
国民の支持を集められるとでも思ったのでしょう。


国際司法裁判所、そもそも国連自体の権限が
あまりにも小さ過ぎて
何の役にも立っていないという世の中を改善しないと
いつになっても戦争で罪のない子供や一般人が
犠牲になる構図が続いてしまいますね。


post by hiroki

16:42

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