Jリーグ秋春制で思うこと

2023年06月28日

野々村チェアマンは
各種の影響を統合的に整理した上で
賛否を踏まえた議論を
8、9月頃に始める見込みと言う。
丁寧に議論を尽くしていく構えとも。

でも秋春制ありきで動いているのは間違いなさそう。

年間日程の概要を見るかぎり
秋春制になっても1年の流れで考えれば
コンサドーレとしては特段大きな変化はない。
12月3〜4週頃から2月1〜2週頃まで
約1ヶ月間ウインターブレイクに入るのであれば
それは現行のシーズンオフから
翌シーズン開幕までの期間にあたることになる。

なのでチェアマンにしてみれば内心
『なぜこんなに抵抗を感じる声が多いのかな。
それなら全国 (特に寒い地域) へ出向いて
現実的な説明をしつつ、生の声も聴いてみよう』
という感じになるのだろうなと思う。

真冬の北海道でサッカーをやらせる気か?
という心配はおそらく不要だと思う。

だが言いたい事はある。
ウインターブレイクが終わり
2月半ばにシーズンが再開するとして
結局コンサドーレは練習場が雪で使えないから
これまで同様に
道外で長い長いキャンプを行う必要があり
最短でも3月一杯までは
キャンプ地から試合会場へ向かう事になる。
これは正直かなり大きなハンデだ。
しまふく寮や自宅に当分の間は帰れないし
ホームの札幌ドームでさえ
キャンプ地から往復しなければならない。

当然ウインターブレイク明けから
宮の沢でトレーニングができるようになるまでの間は
大きなハンデが影響し成績が伸びない可能性大。

結局コンサドーレは秋春制になっても
何も変わらないような気がする。